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26512 DB 110 419-9 / Ep.IV [Maerklin-Lok]

BR110のBuegelfaltenタイプである。これは、2004年にドイツがミュンヘン・オリンピックを行った1972年から30周年を記念してリリースされたポップカラー急行列車セット(26512)に同梱されているもので、2006年に発売されたBR E10.3とは違う機関車である。どちらもBügelfalten(ズボンの折り目)と呼ばれる全面中央に縦の折れ線が入った流線形の車体である。当初は、スカートが装備され、サイドのルーバーも連続したカバーが取り付けられた美しい姿であったが、その後、優等列車をBR103.1が担う様になってからは、スカートが外され、ルーバーも連続したカバーが外され、だんだんとそのオリジナルの美しさが損なわれていった。

ここで紹介するモデルは、その後..の姿である。よってスカートはなく、ルーバーも連続カバーの外されたものである。しかし、塗装はKobaltblau一色のボディにダークグレーの屋根という仕様である。
このセットは、発表時からファンの間では歓迎されていたモデルであった。当時、Bügelfaltenタイプの110形はリリースされておらず、またミュンヘン・オリンピックを開催するのに合わせてDBも客車のイメージアップのために採用した当時としては極めて明るくポップな色使いの客車群は27センチUIC-X客車として、最初にリリースされた塗装の再来であり、Schürzen食堂車(WRümgh152)のポップカラーは初お目見えということで、110形機関車がオリジナル仕様でないこともさほど問題ではなかったように思う。
モデルとしては、最近のギミックなどとは無縁なもので、DCMモーターにミニc90デコーダーが装着されるという実にシンプルな構成であった。(それでも、漸次加減速はf4で機能)前照灯はもちろんf0(function)点灯/消灯し進行方向で切り替えられるが、尾灯は赤色を差してあるだけである。また、台車を含めた下回りは111形から流用している。(実車もあったのかも知れない)
ボディは樹脂製で、111形とほぼ同じ程度の重さである。(いや、もう少し軽いかも知れない)それでも牽引力には問題を感じていないし、シンプルなモデルという印象である。
私はまだ試していないが、2006年のE10形モデルと共に、並べて比較してみたいものである。

参考サイト:110.1/113 / Railways in Germany
http://www.rig-bahn.jp/db-page/j-1101.htm


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