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4367 SBB Bpm Typ.EC / Ep.V [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 手ブレーキ側

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▲ 非手ブレーキ側

SBBのTyp.EC、Bpm2等開放室客車です。

[実車について]
この車両は、1990年から95年にかけて154両製造されました。そのうち、69両は障害者対応設備(車椅子対応WCと客室)付きです。

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手ブレーキ側の車端部です。

[モデルについて]
メルクリンのSBB EC客車セット(4367)に同梱されているものです。この4367セットにはBpmが2両入っており、もちろん車体番号違いです。このセットの同形式は初めてリリースされたモデルとなりますが、その後同シリーズ他形式同様単品(4369)としてリリース、更にその単品のリリースが終了した翌年2010年には、このEC客車セット同様(とは言えパノラマApmが1両、Bpmが3両に変更された6両セット(43670)がリリースされました。(トータルではBpm6両が全て番号違いとなっています)

全体画像を見て気が付くと思いますが、既に紹介したApmと外観がほとんど変らないです。つまり窓数が同じで、違うのは等級表記ぐらいです。これは室内の座席配置の違いによるもので、Apmは1+2でBpmは2+2であることによります。つまりシートピッチは同じで、シート幅のみ違うということ。つまり2等車でも充分にゆったりと座ることが出来るます。これにより外観で見る限り窓数が揃っているので実に均整の取れた編成美となり、食堂車のみ赤塗装(または紫のEC塗装)のため、供食車両としての記号が目立つことになります。このあたりも私がTyp.EC車輛が好きな理由の1つです。
メルクリンモデルでも同様で、車内インテリアと表記のみが違い、外観は同じです。よってボディやシャシーの金型も1種類で済むモデルメーカーにとっても有り難い車輛でありましょう。

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Typ.EC客車は、ホワイト、ライトグレー、ダークグレー、そして窓の黒に赤いSBBマークとホワイトのロゴが良く効いています。

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ドアは、SBBマークと同じ赤で塗装されています。実車では、グレーの車体にSBBマークとドアのみ赤いので利用者に訴求すべきポイントが明確に示された好例だと言えます。
ドアの左横には、小さく手ブレーキの位置を示すピクトグラムが印刷されています。

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台車はSIG-H1にヨーダンパが付いています。

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セットの2両のBpmのうち1両の車体番号は「Bpm 61 85 20-90 219-7」です。最高制限速度の200Km/h、航送許可、多電源仕様が読み取れます。また、REV表記は、1993年7月27日です。

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もう1両の表記は、「Bpm 61 85 20-90 274-2」。REV表記は、1993年12月17日です。

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WC側のドア横表記です。2等の等級表記の下に2つのピクトグラムが見えます。上は禁煙で、下は車椅子対応のマークです。この表記はセットのモデル2両とも共通ですが、実車では、「219」が車椅子対応ではないのが残念。もう1両の「274」は、実車も車椅子対応です。

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車体妻部正面です。貫通路がダークグレーに塗装されていますが、実車は異なるので気になるところです。ちなみに2010年にリリースされた43670セットでは3両のBpmが同梱されていますが、それらは全て貫通路に塗装されているので改善されています。

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妻部を斜め上から俯瞰した画像です。エアコン用空気孔が見えます。

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2両のBpmを並べたり連結させてみました。この塗装の車両の世界観が見えてくるようで至福のひとときになります。

このような非のうちどころのないようなモデルでも、私は少し残念な点があるとすれば室内照明です。モデルの窓ガラスは実車同様スモークが掛かっていますが、室内照明をつけてもあまり明るく見えません。実車がどうなのか?と言われれば答えられませんが、特にパノラマ車輛など窓が大きいモデルでも明るさを感じられないのは、ちょっと気に掛かるところです。しかし、これは当時の純正キットを取付けた場合の話で、最近のLED照明であれば、もっと明るくなるのかも知れません。

*当記事は、画像を全て新しく入れ替え、本文も大幅に加筆、修正しています。

[EDIT] 2019-08-14
タグ:Ep.V SBB Typ.EC
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seidoh

窓数と言えば、ショートスケールのメルクリンでも、SBB車は実車と同じですね。それでいてプロポーションにもあまり違和感を感じさせないところが、またイイところです。一方、DBの27cmIC車では、BpmzやBimdzfは実車通りなのにApmzでは少ないようですが、これは実車の長さが異なるということなんでしょうか?
by seidoh (2007-05-17 21:42) 

Akira

メルクリンはショートスケールですが、全長26,4m客車以上のモデルのみがこれに該当し、それより短い車輛は基本的にフルスケールです。
IC客車についてはちょっと複雑です。UIC-Xや62系列客車(WRmz132/135も含む)が27センチですが、Apmz123、Bpmz291やAvmz207(Eurofima)は1/100スケールとなり26,4cmで窓数も実車と同じにしています。またBimdzfは27,5cm、ARim(Bistro Cafe)やRheingold/Helvetia '68セットのWRuemh131、ARDuemh105/ARDuemz106など新しい客車でも他のモデルとの合わせるためか、敢えて27センチにしながらも窓数を実車と同じにしています。
実車の方も通常は26,4mですが、食堂車やバー車では27,5mなので、スケールとの誤差がまちまちなのも事実です。本当にややこしいです。
by Akira (2007-05-17 21:57) 

klaviermusik-koba

なるほど、窓の数は私の一番機にしているところで、実車をよく観察しなかったものですから、これはてっきりモデル化するにあたって無精を決め込んだかな、と思ったものです。!CEにしてもしかり。
by klaviermusik-koba (2007-05-18 08:22) 

seidoh

なるほど、よく分かりました・・・というか、簡単には分かりそうにないことがよく分かりました。改めて考えると、我がJRの新幹線が25mですから、欧州の客車がいかに長~いか、ということですね。日本では、長さは短くても狭軌でも、車体幅だけは広くて詰込みが効くところは、国情を反映しているのでしょうね。
by seidoh (2007-05-18 12:30) 

Akira

メルクリンモデルの長さというのは、R1曲線とのせめぎあいです。昨年からの客車シリーズである282mmは、その限界に挑戦した長さと言えましょう。その代わりに27センチや26,4センチ客車モデルに比べて車幅が狭いです。全長を長くするとどうしても内外輪差が出ます。そこで問題になるのが、架線柱に触れないようにすることです。車体の長さと幅のバランスもありますし難しいところです。

窓の数に関しては最初の27センチ客車がUIC-X客車だったこともあり、1等の10枚窓と2等の12枚窓を敢えて10枚、8枚にしたことは、おそらく当時の開発陣の判断だとは思いますが、後に26,4センチ+正しい窓数にしたというのは、その判断の軌道修正と言えるでしょう。そして今回、正しい窓数にして282mmという長さを選んだのは、これら一連のモデル全長と窓数の歴史の中で判断されたものと思います。
私自身は、結果として残念な部分もあるにはありますが、基本的な部分では正しい判断ではなかったかと思います。今年リリースのTEE客車を見れば、282mm客車の美しさに納得させられたからに他ありません。
by Akira (2007-05-18 13:32) 

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