37434 DBAG 143 052-9 / Ep.V (Weltrekordlok) [Maerklin-Lok]
今日紹介するモデルは最新であり、かつとても貴重である。と言うのは、昨日ドイツから小包が届いたホヤホヤの新品であること。そして、このモデルは今年の2月にミュンヘンで何と48トンもある実車のIC客車(Apmzだったか?)をこの機関車モデル200両で牽引して動かしたからだ。その200両のうちの1両がこのモデルと言う訳である。もちろんこの牽引記録は世界初である。過去にもメルクリンモデルが貨車を牽引したりということもあったが、26mクラスの客車を牽引したのはもちろん初めてである。この模様はドイツのテレビでも放映され、このモデルに添付されているDVDにも、(おそらく)この時の模様が収録されていることであろう。....「(おそらく)...ことであろう」と書いたのは、実はこのモデルは私の手元には既になく、これを書いている現在は友人I氏宅へ移動中である。
さて、このモデルは(台数制限があるので)一般の販売店では買えず、先頃世界市場向けに開設されたメルクリン・オンラインショップでのみ注文可能である。もちろん私がしたように日本からも購入可能である。ただ、既に発売開始から随分経つのに今でも在庫があるようである。(確かに同形モデルと比較すればかなり割高ではある)
通常モデルとの差と言えば、下画像に示してあるように、モデルのボディ中央下部分に印刷された「Weltrekordlok」という文字であろうか。その他には、プレート付きの飾り台、専用ケース、証明書、DVDなどが同梱されている。
今回、この機会を通してはじめてオンラインショップを使ってみたのだが、購入自体は至って簡単である。また、発送から到着迄8日、注文日からは10日程であった。梱包状態は非常に良い。但し...である。大きな問題が1つあった。それはドイツでの付加価値税(19%)が普通なら免税されるはずであるのに課税されたのである。課税に付いてオンラインショップにメールで問い合わせたのであるが、例外なく課税されるとのことである。これだけは、未だに理解出来ない部分である。
実車については、モデルの特性からあまり興味の涌かない部分かも知れないが、簡単に記せばDBとDRが統一される前に東ドイツ国鉄DRで設計/製造された電気機関車である。よって私自身はこのモデルの実車に興味がなかったこともあって、自身では購入には至らなかったが、これが120形あたりだったらかなり悩ましかったであろう。
モデルの走りについては、箱から出して撮影しただけなので何とも言えないが、何せ客車の実車を牽引したのだから御墨付きであろう。(確かにゴムタイヤと集電シューは擦れた痕が残っている様に見えた)
できれば、PwMにもう少し詳しいインプレッションが書ければと思う。但し、もう少し時間が必要である。
追記:以前、このブログでも記録達成を紹介していたので、補足しておく。
http://blog.so-net.ne.jp/maerklin-kiste/2007-02-27
参考サイト:
Maerklin Online Shop
http://www.maerklinshop.de/index.php?sid=2992ee7783f319f7108873a5514ccff8&&cl=content&tpl=c47464b45f400b793.15354971
BR143 / Railways in Germany
http://www.asahi-net.or.jp/~ny8h-ky/db-page/j-143.htm
実際の客車を引っ張ったものなら確かに買う価値はありそうですね。うちにはDR243しかないのですが、これも馬子にも衣装で、最近の143は美しいですね。あの当時から金型はかわっていないのでしょうか。
by klaviermusik-koba (2007-06-15 20:27)
私は、特にこの機関車に興味がなかったので、調べてもいませんが、確かに馬子にも衣装かも知れません。DRのBordeauxrotはどうもシックと言うより暗いというイメージがありますから、あの鮮やかなVerkehrsrotは輝かしいです。
金型は、変わったとは聞いていませんのでそのままだと思います。
by Akira (2007-06-15 20:53)