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39579 DB 103 137-6 / Ep.IV [Maerklin-Lok]

ここの処電気機関車の紹介が多いが、実際の処私が所有している機関車では電気機関車が1番多い。やはり、なんだかんだ言っても実車で馴染みの最も多いものが所有するモデルでも同じであるということだ。で、今回はTEEカラーの103.1形(39579)である。これは、久しぶりにボディも金属製になったE03形に続いてリリースされたモデルである。但し、インサイダーモデルのため、インサイダー会員のみ購入が可能であった。一般のモデルと差別化するため、モデルと共に購入者の氏名が印刷された証明書も付いてくる。

私も含めて103.1形はファンの多い機関車である。しかも、モデルは初期のショートキャブ、黒裾TEE色、ワンアームパンタグラフ、スカート付き仕様の人気バリエーションである。スカートは、取り外し可能である。
モーターはCサイン、そしてファンクション付きのデコーダーが備えられている。そして何よりの注目はパンタグラフの昇降がデジタル制御で可能であるということである。ボディ内部に納めれている2つの小型ピエゾモーターがテグスを巻取ることにより、パンタグラフが上下するのである。それも前後2つのパンタグラフを個別に制御可能である。またE03形同様機械室部分の照明や尾灯もファンクション機能で点灯するのである。

外観は、樹脂製ボディのモデルとフォルムはほとんど変わらない。これはこの金属製ボディに進化がない訳ではなく、逆に40年前のボディの出来が優秀であったことによる。もちろんディテールは樹脂製より遥かに繊細に表現されており、技術の進歩は眼を見張るばかりである。特徴的な前頭部左窓下の手摺も新たに再現され、より実感的になった。
残念な部分と言えば、塗装である。前頭下部の黒裾と紫赤色の塗り分けラインがあいまいで、黒裾は紫赤色部分にはみ出している。目立つところだけに、また下地が素晴らしいだけに残念このうえない。

また、インサイダーモデルということで、限定生産であり今は店頭に並んでいない。今年は112形とTEE客車が新製品としてリリースされるだけに、黒裾TEE色の103.1形を欲しいと思うユーザーも少なからず居るのではなかろうか。菱形パンタグラフ仕様の黒裾TEE色仕様の103.1形モデルは、是非通常製品としてリリースを期待したいものである。


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しげやん

セカンドロットは塗装が修正されていますね。
個人的にはロングキャブも出して欲しいなあと。
もちろん新モータ+サウンド付きでね。
by しげやん (2007-06-22 22:32) 

Akira

そうらしいですね。メルクリンの場合、セカンドロットの方が全体的に安定していますね。ただ、これだけはどういうタイミングで注文するかに掛かっていますので....難しいです。
ロングキャブ仕様は、魅力的ではありますが、ボディもシャシーも新規金型にしなければならないので難しいかもですね。ただ、ヨーロッパでも最も人気のある機関車ですから将来的には可能かもですね。その前に欲しい機関車はまだまだあるし...。
by Akira (2007-06-22 22:42) 

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