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47126 Mercedes-Benz W116 Limousine / Ep.IV [欧州自動車模型]

昨日、紹介した自動車積載貨車モデルの自動車(メルセデスSクラスセダン)モデルについて触れてみたい。
昨日も少し書いたのだが、このSクラスは非常に押しの強い顔を持ったメルセデスである。では何故メルセデスの顔はこうあるべきなのか?という疑問がある。特にドイツの場合、全ての形態には意味がなければならない訳で、このSクラスの顔についても例外ではなかろう。このモデルは、先代のSクラスの縦目から初めて横目になったモデルで、前面グリルからサイドマーカーランプ迄一体型となったコンビネーションランプである。リアランプも同様、今迄の小型のものから一気に大型のランプになった。それに伴い今迄のメルセデス特有の繊細な印象は薄くなり、代わりに押し出しの強い印象になったように思う。それはあたかも絶対的な権力を持って突き進むというイメージだろうか。但し、それはアウトバーンを高速で走っている姿であり、市街地を流している場面ではエレガントである。それは随所にちりばめられているモール類であったり、繊細な表現のアルミホイールのデザインが演出に一役買っていたりする訳である。
また、ボディの建て方は今でこそどこのメーカーも同様になったが、流石に安全を標榜するだけのことはあり、この時代のモデルで計算された建て方になっているのはメルセデスがメルセデスたる所以である。

さて、このSクラスは開発コードW116と呼ばれる。モデルは昨日も記したがSchuco社で中国製である。今回は前回のミドルクラスと違って少し歪みもあるようで必ずしも優れた出来とは言い難いが、ボディの艶も含めてその雰囲気は良く出ていると思う。ホイールの再現などは素晴らしいと思う。室内もそれらしく出来ている。

話は変るが、今日実に久しぶりに近所で縦目のミドルクラスクーペが走っている姿を見た。少し黄色味がかった赤のメルセデスクーペは、少し長めのリアゲートの美しいラインが実に流麗で、しばし見入ってしまったのである。


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