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47126 Mercedes-Benz C107 Coupe / Ep.IV [欧州自動車模型]

自動車積載貨車(47126)の2つめのクルマ、メルセデスのSL(C107)を紹介しよう。メルセデスのSLと言えば、やはりガルウイングドアの300SLを思い起こす方も少なくないだろう。しかし、この時代にはもちろん生産されていない。このモデルの先代は縦目の逆Rのついた屋根が特徴のSLである。そしてそれまで比較的小柄なボディが特徴的であったが、このモデルからは、Sクラスのクーペらしく堂々とした姿になった。ノーズは長く、今風に言えばノーブルなセレブ御用達に相応しいエレガントさを兼ね備えたクルマである。クーペを自分のクルマとして持つということは、実に難しいのではないかと思う訳である。つまり、大抵家族持ちは人数のことを考えればセダンか、ワゴン。今ならワンボックスかクロスオーバーなクルマが選択肢に入る。何故ならドアが4枚以上ついているからである。クーペのドアは2枚、つまり2台め以上のクルマであり、それがSLなのだからそう簡単には購入の選択肢には入るまい。ただ、ヨーロッパはとんでもない金持ちがまだまだいるし、階級社会も存在するのである。だからこのようなクルマのマーケットは存在できるし、必要なのであろう。但し、今私が記したのは一般的な話であり、どこにでも例外はあるので1台めからこのSLを購入する人も勿論居るであろうし、もしかしたらそうゆう一般的な家族構成を持たない方々がこのクルマのマーケットになっているのかも知れない。

さて、モデルは相変わらずのSchuco社ブランドの中国製である。画像を見ると少し腰高感は否めないが、良くイメージは掴んでいるといえよう。サイドシルエットやフロント廻りは、特に印象が良いが、リア廻りは若干違和感を憶える。長めのフロントノーズやバンパー下のランプ類は特に良い雰囲気である。

メルセデスの歴史は自動車の歴史である。時代時代で常に最高のクルマを作り続け、また最良のスポーツクーペも作り続ける会社であるのは過去の歴史を見ても容易に理解できるのである。


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