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クリスマス会 [日独交流]

第2アドベントの今日は私の所属する「ぐんま日独協会」のクリスマス会が群馬県庁昭和庁舎のG-Face Cafeで行われたので参加した。今年は例年になくドイツ人の参加も多く、本当の意味での日独交流のできた会であった。参加者は基本的にぐんま日独協会の会員や協賛される団体の代表者など。あと紹介があれば、一般でも事前の申し込み次第で参加可能である。もちろんドイツに興味があればだれでも会員になれる。会員の多くはドイツと関わりのある方が揃っており、ドイツを知りたい方はぐんま日独協会の参加するイベントなどにくれば色々と話が聞けるだろう。(というより、私も含めてそんな話をしたくてうずうずしている連中が集まっているのがこの協会なのかも知れない)

今回のクリスマス会の食事は、アルコールがあったわけでも豪華なものでもなかったが、G-Faceによるドイツ料理で心温まる計らいであったように思う。
また今回は、「ドイツ音楽を楽しむ夕べ」というテーマで、新しくぐんま日独の会員になった若手女性のピアニスト(というより音楽家であろうか)の立川さんと、彼女の相方であるヴァイオリニストの田中さんのお2人でくまれたユニット?「Marienkaefer」(ドイツ語でてんとう虫)の演奏で目一杯ドイツの音楽を楽しめた会であった。モーツァルトやバッハはもちろん、シューマン、ベートーベン、パッヘルベルなど短い曲を次々と披露され、最後のヨハン・シュトラウス2世のアンネンポルカの軽快な演奏で盛り上がりは最高潮...という感じでアンコールも再びアンネンポルカ。彼女達もアンコールの声がかかるとは思ってもいなかったのではなかろうか。いずれにしても私がドイツで経験したような演奏家と観客の双方が楽しめた夕べではなかったかと思う。

演奏家である彼女達はお2人ともドイツ留学をされた方で、ピアノ教室の他音楽療法をされている。彼女達の演奏は、誰でも知っているようなポピュラーなクラシック音楽であったが、心が落ち着いたり、癒されたり、感動したり、盛り上がったりと音楽を通してのセラピーは、今日の彼女達の演奏で確かに理解出来たような気がするのである。彼女達には群馬県、栃木県で活動しているとのことだが、今後とも活躍の場を拡げていって欲しいものである。
今回参加されたドイツ人のゲストは5名おり、そのうちの4名は高崎経済大学の留学生、そして1名はドイツ大使館からお見えになった書記官である。肩書きはいかめしいが、実に気さくな方で日本語も流暢。(もちろん挨拶も日本語)楽しく歓談が出来たように思う。彼らも今回のクリスマス会を楽しんでくれたのではないだろうか。以下にようやく完成にこぎつけたぐんま日独協会のホームページのアドレスを記した。ご興味のあるかたは覗いていただきたい。

参考サイト:
http://www.jdg-gunma.jp/


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klaviermusik-koba

コンサート楽しそうでしたね。この間からブログを拝見していて気になった「アドヴェント」ということば、キリスト教にかなり通じていないと使われない言葉ですが、ことによるとakiraさんはクリスチャンなのでしょうか。(札幌)
by klaviermusik-koba (2007-12-11 12:39) 

Akira

いえ、残念?ながら私はクリスチャンではありません。(近所に菩提寺があります) 妻はプロテスタントの洗礼を受けていますが...。
ドイツに住んでからアドヴェントということばを知りました。ドイツは、無宗教者が増えていることが社会問題になっているようですが、日本に比べればまだまだ信仰の根強い国だと思います。特に最後に住んだWeidenはバイエルン州なので、結構宗教色の強い土地柄だったのかも知れませんが..。ドイツで長く市民生活を営んでいれば、やはりキリスト教文化圏であることがいやが上にも理解できます。12月はその中でも最もキリストとの関わりが深くなる季節です。Nicolausやアドヴェントもその一つですね。当時仲良くしていただいたご近所の方には24日(Heilige Abend)に招待されたこともあり、ドイツの家庭のクリスマスを堪能できたのは良い思い出です。
by Akira (2007-12-11 14:52) 

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