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MB LKW (Apollinaris) / Ep.IV [欧州自動車模型]

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昨日の「Apollinaris」冷蔵貨車の紹介で、その時の想いを綴ったのだが、当時の私は妙な危機感を持って「Apollinaris」関連モデルを探したように思う。ただ、今のような情報がすぐに手に入る時代ではなく、せいぜい毎日飲んでいるリターナル瓶のラベルを剥がす事ぐらいしか思いつかなかったのも確か。リターナル瓶と言えば、ドイツでは当たり前なのだが、日本のビール瓶同様、同じ規格の0,7l瓶が様々なブランドで利用されている。しかもそれはミネラルウオーターに限らず、ジュースなども同じ規格のものである。大きなスーパーには、瓶の返却窓口があり、そこでデポジットの現金を返却してもらったり、レシートにしてレジで買い物から相殺できるようなしくみになっている。だから20本入りケースで買うのが普通である。日本では、ドイツと同じ仕組みにした場合、このあたりが現実的ではなくなるネックになるかもしれない。

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余談が長くなってしまったが、そんな中で見つけたのが、このMB(Mercedes Benz)の輸送用トラック(herpa製)である。随分古いモデルなので、もちろんカタログからはとうの昔に外され、既に生産もされていないだろうと思うし、トラックについての知識が乏しいので、このトラックの形式まではわからない。

特徴的なのは、牽引タイプであること。牽引トラックはドイツ等ヨーロッパでは良く見られる。最近関越自動車道を走っていると、稀にだが日本でも見かける事がある。これは、やはり一般道の道路事情によるものであろう。
このブログからもリンクしているmasatoさんのブログでも紹介されていたが、最近厚木で神奈川中央交通が連接タイプのMBバスを走らせている。このバス路線も連接バスが通れるように認可を受けていると聞いているから、日本全国どこでもと言う訳にはいかないのである。これも道路事情。

もう1つ、私が気に入っているのは、このトラックのキャブや台枠などが「Apollinaris」のCIに基づいて塗装されているのを模型化している点である。これも日本ではあまり見かけない1つである。トラックメーカーも顧客の要望で会社のCIに合わせて車体色のカラーコーディネートをしているのは、中々良いと思う。それだけで企業のイメージ定着に役立つのである。
最近、日本メーカーのトラックも随分ヨーロッパのトラックデザインの影響を受けているように思えるが、最終形としてユーザー企業のニーズに合わせた車体のカラーコーディネートは、販売面でも良い効果が期待出来るのではないであろうか。

なんだか、モデルの紹介ではなくなってしまったが、今回初めてApollinaris貨車とトラックを一緒に画像にしてみたら、やはり工場ヤードモジュールだけでも作りたくなってしまった。

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