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CS2の操作(1)/ 運転準備 [Maerklin-Zubehoer]

昨日につづいてCS2である。今後「CS2の操作」というタイトルで暫く綴ってみたい。

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上の画像は、CS2を逆さにして裏側の接続端子を見たところである。左から「POWER」(電源端子)、「レール接続端子」、「レール接続端子(Prog)」、「AUX端子」、「60173端子(ブースター)」、「USB端子」、「Sx端子(Selectrix)」(これは現在使えないらしい)、「ターミナルハブ端子」x2(入力、出力)、「Ethernet端子」、「音声出力端子」である。CS1にあった4カ所の「MS接続端子」は、前面に2カ所設けられている。画像右上(本体底面)に見える端子は、左がS88用、右がブースター6015/6017用コネクタである。
なお、CS1で必要であったバックアップ用の電池は、CS2では不要である。(代わりにフラッシュメモリが使われているらしい)

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今回注意すべき点は、CS1と違い、接続レールや接続ボックスを介してレールに電源を供給できなくなったことである。全てB(赤)O(茶)のケーブルでレールと直接接続する。そのため、レールにあらかじめ付属のケーブルをつける。(レール側端子のB[中央]、O[左右レール]の位置を間違えないこと)

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通常の運転では「POWER」端子の隣にある線路マークの端子にプラグを接続する。(特にCS1のB-O端子と極性が逆の配置なので、接続極性を間違えないように注意すること!)

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メルクリンの伝統?で本体に電源スイッチはない。本体に(AC)トランスからの電源ケーブルを接続することで電源投入となる。この電源ケーブルは、CS1の2極端子とは異なり、4ピン端子となっている。理由は不明。(電源プラグは、全ての接続が完了して最後に入れるのが良い)

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電源プラグを入れると、中央の「STOP」ボタン部分の赤いLEDが点滅。CS2はすぐに立ち上がり、上の画像の画面となる。(立ち上がりの早さはCS1よりも早いと感じた)

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直に上の画像となり、使用言語を尋ねる画面(Sprachauswahl)になるので、独(de)、英(en)、仏(fr)、蘭(nl)のうちの1つの言語を選んで(私はドイツ語[de])選択。そして、この画面が今後出ないよう、右下の「Fenster nicht mehr anzeigen」のボックスにチェックマークを入れ(ボックスをタッチペンで触れる)、緑のチェックマークを付属のタッチペンで触れると以下の画像になる。

b10031.jpg

これが初期画面である。左右2つのスピードメーターと、その下には登録されて呼び出された機関車の画像が出るしくみである。(現在は無登録状態のため何も示されない)

スピードメーターの上には「keyboard」、「layout」、「memory」、「setup」のボタンが表示されているが、この4つと現在の画面「control」の合計5つがメインメニューとなる。
CS1の「機関車にレンチ」のマークがついたボタンがあったが、これに相当するのが、各スピードメーターの下の「レンチマーク」である。登録機関車の呼び出しボタンは、赤い回転ノブ(これはCS1と同じロータリーエンコーダーであった)の上隣にある機関車マークのついたグレーのボタンである。

ちなみに、このスピードメーターであるが、DBで使われている最新型の機関車のスピード表示と良く似たデザインになっている。実車もカラー液晶で表示されているので、実車さながらの気分で運転できる寸法である。

次回は運転について書きたい。

[EDIT] 2009-1-3 20:30

タグ:Central Station
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コメント 13

deanna

CS2はなぜフィーダーレールを使わないのでしょうかね?
CS2とCS1の接続はどうするんでしょうか?
CS2の謎を解明して下さい。
by deanna (2008-10-18 14:09) 

S.やくも

キましたね,CS2。
カラーの画面からしてワクワクしますなぁ。
続きを心待ちにしてます。
by S.やくも (2008-10-18 17:51) 

Akira

>deannaさん。はじめまして。

CS1では接続レール(ボックス)ありでもなしでもできましたが、CS2は不要になりました。基本的にない方が簡単とも言えますが、お座敷運転では意外に便利な接続レールでしたね。
CS2からCS1や6021には途中専用のターミナルなどを介して接続可能なようですが、現在はまだリリースされていません。
接続説明図がメルクリンサイトから配信されていますのでご参照ください。

http://mediencms.maerklin.de/media.php/de/produkte/cs2map.gif

>S.やくもさん
今日も午前中CS2と格闘したのですが、中々思うように操作できません。ソフトウエアバージョンが最も古そうなのも問題のようですが...。


by Akira (2008-10-18 18:05) 

HiLo

Akiraさん、CS2導入、おめでとうございます。

≫この電源ケーブルは、CS1の2極端子とは異なり、4ピン端子となっている。理由は不明。

これは扱う電流が増えてきたため、安全のためとのことです。今までのようなプラグですと、ショートが心配なので、大変良い変更と思います。

 井上@名古屋メルぽっぽクラブ



by HiLo (2008-10-19 14:59) 

Akira

HiLoさん、どうも。

そうですか。理由が理解できました。
この電源プラグは他の多ピンプラグとも違い、かなりしっかりしたものです。中にスプリングが入っているようで引っ張る時に外側が動きます。そして内側がソケットから外れるようになっており、中々外れません。やはりR15指定だけのことはある?
by Akira (2008-10-19 15:07) 

deanna

給電ケーブルのBOに注意って事ですが、極性とかがあるんですか?
by deanna (2008-10-21 00:17) 

Akira

そうです。茶色端子(O)がグランドです。極性を誤るとデジタルでは問題が生じると思います。(その理由は説明できないので、明るい方に譲ります)
アナログでは問題がなかったとは思いますが...。
by Akira (2008-10-21 00:59) 

deanna

はー、そうですか。
やはり、CS1とフィーダーレールのようになっていれば問題はないのでしょうね。
そこを、あえてやめた理由が何かあるんでしょうね。
by deanna (2008-10-21 09:08) 

Akira

その辺りは、良くわかりませんが、CS1は直流でも交流でも電源は選べましたが、CS2の電源入力は交流だけなのかも知れません。接続レール(ボックス)は、電源入力端子も付いているので、CS1では関係ありませんが、MS向けに直流から交流に直す作業をしていたと思います。(MSは、直流動作?でレールへの給電は交流)
ご存知の方は是非フォローを!
by Akira (2008-10-21 09:23) 

deanna

あ、確かにMSだけの場合にはトランスから直接フィーダーレールに接続ですね。
CS1はトランスからCS1で、CS1からフィーダーレールですね。
ただ、交流を直流には割合に簡単ですけど、直流を交流へは難しいのではないでしょうか?
フィーダーレールで直流から交流になっているとは思えないのですが。
by deanna (2008-10-21 22:19) 

Akira

直流→交流は難しいかも知れませんが、実際直流電源でMSと交流によるレール給電は行われています。(どこで変換されているのかはわかりません)
念のため、名古屋メルぽっぽクラブのMSと接続レール(ボックス)についての解説ページ(2.2)を記しておきます。

http://nagoya-maerklin.fan.coocan.jp/controlcenter_06.htm


by Akira (2008-10-21 22:42) 

deanna

なるほど、MSもCSも電気回路は直流で動作しているんですね。
MSはフィーダーレールで交流から直流に変換して、フィーダーレールからMSに直流を供給しているのですね。
CSはCSに交流直流変換回路があるからトランスから交流を受けてCS内で直流を作って動作して、線路へはトランスからの交流をCS経由で供給していると言うことですかね。
by deanna (2008-10-22 19:59) 

Akira

おそらく..ですが、そういうことであると思います。私は電気関係は強くないので、そういったご質問は是非名古屋メルぽっぽクラブの掲示板でお尋ねになると、より正確な回答が得られることと思います。
by Akira (2008-10-22 21:02) 

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