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36240 DB 24 016 / Ep.III [Maerklin-Lok]

今まで連日CS2操作についての記事ばかりだったので、退屈されている読者の方も少なくない...ように思う。(書いている自分もだんだんこのブログ記事がつまらなく....)

で、今日は息抜き?に、昨日CS2に登録した新しい機関車BR24(36240)を紹介したい。

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この機関車、今年のメッセで初めて見た時、すぐさま欲しいと思った1台である。理由は、この出来で廉価版モデルだといういうこと。mfxデコーダーやSDSモーターなどは装備していないが、廉価版モデルが特別走りが悪いというわけでもなく、もちろん金属製ボディである。更に発煙装置まで準備工事されているのだから信じられない思いであった。実は、このBR24は以前3003としてメルクリンからリリースされていたモデルである。当時の私はBR89しか機関車は持っておらず、ゲットする目標の機関車は103.1形だったので、BR24は現実的な購入の選択肢にからは漏れていたのだが、私のような小さいお座敷線路には89形と共にきっと似合うであろう24形機関車は、その動輪とシリンダを結ぶロッド部分が省略されておらず、その動きに憧れたものである。つまり本当は欲しいけど、もっと欲しいモデルがあったので、敢えて避けていたモデルと言える。それが今年は金属製ボイラでディテールフル、そしてfxデジタルで発煙準備までされてリーズナブルな価格を持って登場したのである。これはゲットしない訳にはいかない。

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到着したモデルを眺めてみると、華美な装備がないメルクリンらしいあっさりとした仕上がりであるという印象を持った。しかし、よく見ると色々と凝ったディテールも垣間みれる。前照灯はテンダーも点灯式であるし、缶モーターのお陰でボイラーに納まり、ボイラー下は実車同様反対側が透けて見える。最近のメルクリンモデルらしく動輪も含めて全ての車輪のリム部分まで赤塗装が施されている。

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正面部分も適度なディテールで好感が持てる。キャブが樹脂製であるが、基本的にダイカスト製であるゆえ、適度な重量を感じる。

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印刷も最近のメルクリンのレベルを保った素晴らしいものである。ここまでは良いことばかりを書いて来たが、不満がないというのはウソになるのも確かである。

それは、テンダーやボイラーを外す時のことである。昔のモデルの話をしても仕方ないが、以前はディテールを多少犠牲にしても扱いやすいモデルであることを重視していたようで、分解もネジ1本とか、テンダーもネジを使わないことは、ユーザーにとっては非常にメンテナンスのしやすい構造であったのだ。
ところが、このモデルは取説を読む限り4本の細かいネジを取る必要があり、テンダー部分に至っては、片側がネジで反対側はスナップで留めてあるのである。取り外し時など、なんだがスナップ部分を壊してしまいそうである。キャブに至っては、どうしてもスナップが外れない。つまりボイラーも外れず発煙装置の取り付けも間々ならないのである。(もっとも現在は発煙装置は持ち合わせてはいなかったが..)

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ようやくテンダーを開けると、デコーダーが鎮座している。また、基盤の一部には、テンダーの前照灯用LEDも装備されている。可能かどうかはわからないが、ESUあたりのサウンド付きmfxデコーダーがあれば、換装してみたいものである。
その前に、発煙装置は是非取付けたいので、どなたか(キャブも含めて)ボディの取り外し方をご存知の方は、教えて頂ければありがたいです。

いずれにしてもこの24形機関車は、亜幹線で小型客車や小編成の貨物列車を牽引する姿がよく似合う。日本のC56にも通じる愛らしい姿は、どのようなレイアウトでも合う魅力的な機関車である。
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コメント 6

ゆけむり

こんばんは。

やはりBR24・・・いいですねぇ。(笑)

「蒸機はBR01だけでしばらく我慢!」
と心に決めていましたが、
当然ながらその決意は揺らいでしまいます・・・。

学生なのでお金がありませんが、
やっぱり欲しくなってしまいます。
とても魅力的なお値段ですし。
(廉価版モデルは学生を意識したシリーズなんじゃないか?
・・・と考えているのは私だけでしょうか。w)

>日本のC56にも通じる愛らしい姿
同感です!
BR64=小型、BR24=中型、BR01=大型
・・・と、大まかに3つのサイズで蒸機を楽しむのが目標の一つです。

とりあえず猫と一緒に、マイペースに楽しんでいこうと思います。
by ゆけむり (2008-10-23 02:43) 

Akira

ゆけむりさん、こんにちは。

24形は快調です。ただ、発煙装置を付けられないのが心配です。キャブを外そうとすると壊れそうな...何かコツがあると思うのですが。

>廉価版モデルは学生を意識したシリーズなんじゃないか?
・・・と考えているのは私だけでしょうか。w)
学生さんだけではなく、懐が寒くなったオジさんたちにもとっても優しい機関車です♪

昨日、24形を試運転させようと思ったら機関車の脇にいたウチのミースケが前足のツメでテンダーのKKKカプラーに連結してしまい、いくら強力なメルクリンでも牽引は出来ず空転してしまいました。しかたないので止めるとツメカプラーは自動開放し、また走るとニュウっと出てくる彼のツメカプラーはある意味最強の自動連結器...orz
by Akira (2008-10-23 08:08) 

KDB

今日は。KDBです。
24形を入手されましたそうですが、私も名古屋の掲示板に書いたように、分解に大変な思いをしました。まずキャブですが、お判りと思いますが前2箇所と左右各1箇所の爪のうち、前のものが外れません。これは爪を後ろの方に押してください。それで床板とキャブが外れます。問題はその次のボイラーで、シリンダーの前にある左右各1本のネジを抜くのはいいのですが、ボイラー後部の爪が床板の穴にはまっていて、この爪はダイカスト!後部はそのまま上に抜けません。ランニングボードを手で抑えながら、ボイラーのなるべく前方をつかんで前部を上に持ち上げると(そのときデフレクターがランニングボードからはずれないといけません。デフレクターの下の折り曲げ部分に注意)、なんとかボイラー後部も外れます。私はいい加減いやになったので、当分分解する必要がないようにグリスを多量に充填し、発煙装置を取り付けておきました。発煙は出っ放しですが、結構長時間煙が出ます。デコーダーは廉価版なのでしょうが、60760の皮を剥いたもの(取り付け失敗品)と回路パターンは違いますね。しかしフライホイール付直流モーターのせいか、走行は好調です。
余談ですが、60760を付属のモーターパーツで旧型機関車に取り付けると、14ステップの速度変化が断続気味になりますが、フライホイール付直流モーターに使用するとそれが消えて好調です。私の89-70形Cタンクのデコーダーがカプートしたので、元の高価なデコーダーを外し、60760をキャブに押し込みましたところ、フライホイール付直流モーターが効いて、なかなかスムースに走ってくれます。
とこれ、「ミースケ」というのはあの「ミルヒ」君のことですか?
by KDB (2008-10-25 16:55) 

Akira

こんにちは、KDBさん。

分解の解説をありがとうございます。やはり大変ですねぇ。小学生の頃メルクリンの販売店で、機関車は分解しない方が良いと諭されましたが、今のモデルは、大人でも難しいです。最近は老眼?も出て来てさらに難しくなりつつあります。
そこで、今回は発煙装置を購入した時点でもう1度トライすることにしました。その時はグリスも一杯...。

ミースケは、お察しのとおりミルヒです。
彼に遠慮して中々メルクリンを走らせられない....。
by Akira (2008-10-25 17:27) 

KDB

お早うございます。KDBです。
昔の品番3003時代の24形と並べると、出来の差は歴然としていますね。だけど、大きさは大して変わりません。つまり、メルクリンは昔からスケールを守っていたわけですね。おかげで、古い機関車にデコーダを載せて混ぜても、さほどの違和感がないんです。24形は色々なメーカーでよく製品化されていますが、古いフライシュマン製品はとてつもないオーバースケールだった覚えがあります。ひとつ気がつきましたが、ワグナー式デフレクター(真鍮製と思われます)の表にあるリベット等のディテールは、どうやらエッチングのようですね。ずいぶん作風が変わったみたいです。
あと、CS2のお話に出てきましたが、この24形はCS2ならf1で発煙を制御できますか?私のは通電と同時に煙が出っぱなしですが。
by KDB (2008-10-26 10:36) 

Akira

こんにちは、KDBさん。
3003はフルスケールに近いのですか。ちょっと驚きですね,
発煙については、まだ発煙装置がないので確認できませんが、おそらくKDBさんと同じで通電と同時に出っぱなしでしょう。デコーダーを変えたくなりますね。
by Akira (2008-10-26 21:04) 

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