CS2の操作(12)/ keybordの設定 [Maerklin-Zubehoer]
***注意:ここに記す設定などは、個人で行ったものです。これら操作を行う場合は各自の自己責任においておこなってください。***
しばらくCS2の記事を書けなかったのだが、ようやく紹介を続けることができる。さて、今回は今迄5つあるCS2のメインメニューのうち「control」と「setup」の2つを紹介したが、残りの3つのうちの1つ「keybord」について触れてみたい。
画像は、デフォルト画面で既に最初の3つはプログラムされている。これはサンプルなので消去も可能だが、何も設定されていないよりも使い勝手を憶えるのには良いかもしれない。ここに表示されているように、各種ポイントの形状と方向、そしてネーミングがなされている。ここまでは、CS1と同様であるが、大きな違いはカラーになっていること。CS2では、電磁アクセサリ(ポイントや信号機など)の識別は画面がカラーで、かつ緻密に表現できる効果がはっきりとわかる。もちろんわかりやすくなっているのは言うまでもない。4つめからの表示は、数字と「赤」/「緑」、そしてそのどちらかのスイッチが有効かの赤い丸が記されていることで、アナログ時代から続くスイッチボックスの表現を踏襲しているのは、メルクリンならではの配慮であろう。つまり、アナログ時代の表示がお好みなら、ポイントや信号機でもこの単純な表現でも構わないし、もちろんよりわかりやすいのは、各種信号機やポイントの形状をマークにしたほうであることは言うまでもない。
この「keybord」のスイッチは1画面あたり16あり、それが20画面存在している。つまり単純計算で最大320(実際には、3ウエイポイントなど2つのマシンが必要なものやターンテーブルのように多くのスイッチが必要なアクセサリもあるので通常はそれ以下)のポイントや信号機などの電磁アクセサリを個別に操作できるということである。また、「画面15」にはターンテーブル専用画面があり、この画面を使ってメルクリン純正のデジタルターンテーブルを制御可能である。
さて、それではポイントの設定をしてみたい。「keybord」の左下にあるレンチマークに触れると青い設定画面(Konfiguration)に変わる。
次に、任意のポイント部分を触れると各電磁アクセサリのアドレスが表示された設定画面(Konfiguration Magnetartikel)となる。画像はデコーダーのアドレスが「04」である。画面のようにデコーダーのDIPスイッチが8桁か10桁を選択可能である。もちろん10桁の方がアドレス数は多い。桁数に合わせてDIPスイッチの絵も変わり、on/offの位置も目視で確認できるようになっている。
「Typ」は電磁アクセサリのタイプを設定するところである。箱の右にある三角を触ると様々なアクセサリの絵と説明を呼び出すことができる。アクセサリはポイントと信号機だけではなく、アンカプラーや、ターンテーブル、トラバーサ、クレーンなど全ての電磁アクセサリの他、(k84経由で)照明用ランプのスイッチの役割も果たす。
今回はアドレス「4」にダブルスリップポイントをCS2で設定する。よって「Typ」はそのポイント形状の「DKW」(Doppelkreuzweiche)を設定。「Name」は任意の英数字を箱の右横にあるソフトキーボードマークを触れることによって書き込むことが可能だが、今回は試験なので「04」にした。「Schaltzeit (msec)」(スイッチ時間(ミリ秒))を設定可能であるが、これはポイントマシンでは不可能(なはず)であるので、デフォルトの設定のままにしてある。腕木式信号機などではこの時間設定の威力が発揮されると思う。最後にチェックマークを触れる。
すると「Warnmeldung」(警告)が表示されるが、これはデフォルトで設定してある部分の「layout」との整合性を問われているようなので、関係ないこととし、チェックマークを触れる。
再び「keybord」の全体設定画面に戻るので、設定を確認しチェックマークを触れる。
これで設定完了である。設定したDKWマークを触れるとポイントが変わるかどうか確認してみる。正常に動作すれば完了である。
[EDIT] 2008-11-11 23:07
しばらくCS2の記事を書けなかったのだが、ようやく紹介を続けることができる。さて、今回は今迄5つあるCS2のメインメニューのうち「control」と「setup」の2つを紹介したが、残りの3つのうちの1つ「keybord」について触れてみたい。
画像は、デフォルト画面で既に最初の3つはプログラムされている。これはサンプルなので消去も可能だが、何も設定されていないよりも使い勝手を憶えるのには良いかもしれない。ここに表示されているように、各種ポイントの形状と方向、そしてネーミングがなされている。ここまでは、CS1と同様であるが、大きな違いはカラーになっていること。CS2では、電磁アクセサリ(ポイントや信号機など)の識別は画面がカラーで、かつ緻密に表現できる効果がはっきりとわかる。もちろんわかりやすくなっているのは言うまでもない。4つめからの表示は、数字と「赤」/「緑」、そしてそのどちらかのスイッチが有効かの赤い丸が記されていることで、アナログ時代から続くスイッチボックスの表現を踏襲しているのは、メルクリンならではの配慮であろう。つまり、アナログ時代の表示がお好みなら、ポイントや信号機でもこの単純な表現でも構わないし、もちろんよりわかりやすいのは、各種信号機やポイントの形状をマークにしたほうであることは言うまでもない。
この「keybord」のスイッチは1画面あたり16あり、それが20画面存在している。つまり単純計算で最大320(実際には、3ウエイポイントなど2つのマシンが必要なものやターンテーブルのように多くのスイッチが必要なアクセサリもあるので通常はそれ以下)のポイントや信号機などの電磁アクセサリを個別に操作できるということである。また、「画面15」にはターンテーブル専用画面があり、この画面を使ってメルクリン純正のデジタルターンテーブルを制御可能である。
さて、それではポイントの設定をしてみたい。「keybord」の左下にあるレンチマークに触れると青い設定画面(Konfiguration)に変わる。
次に、任意のポイント部分を触れると各電磁アクセサリのアドレスが表示された設定画面(Konfiguration Magnetartikel)となる。画像はデコーダーのアドレスが「04」である。画面のようにデコーダーのDIPスイッチが8桁か10桁を選択可能である。もちろん10桁の方がアドレス数は多い。桁数に合わせてDIPスイッチの絵も変わり、on/offの位置も目視で確認できるようになっている。
「Typ」は電磁アクセサリのタイプを設定するところである。箱の右にある三角を触ると様々なアクセサリの絵と説明を呼び出すことができる。アクセサリはポイントと信号機だけではなく、アンカプラーや、ターンテーブル、トラバーサ、クレーンなど全ての電磁アクセサリの他、(k84経由で)照明用ランプのスイッチの役割も果たす。
今回はアドレス「4」にダブルスリップポイントをCS2で設定する。よって「Typ」はそのポイント形状の「DKW」(Doppelkreuzweiche)を設定。「Name」は任意の英数字を箱の右横にあるソフトキーボードマークを触れることによって書き込むことが可能だが、今回は試験なので「04」にした。「Schaltzeit (msec)」(スイッチ時間(ミリ秒))を設定可能であるが、これはポイントマシンでは不可能(なはず)であるので、デフォルトの設定のままにしてある。腕木式信号機などではこの時間設定の威力が発揮されると思う。最後にチェックマークを触れる。
すると「Warnmeldung」(警告)が表示されるが、これはデフォルトで設定してある部分の「layout」との整合性を問われているようなので、関係ないこととし、チェックマークを触れる。
再び「keybord」の全体設定画面に戻るので、設定を確認しチェックマークを触れる。
これで設定完了である。設定したDKWマークを触れるとポイントが変わるかどうか確認してみる。正常に動作すれば完了である。
[EDIT] 2008-11-11 23:07
2008-11-10 21:32
nice!(0)
コメント(3)
トラックバック(0)
≫最初に「keybord」で電磁アクセサリを設定すると、「layout」で設定できないという情報をいただきました。
そのようなことはないと思いますが…。
「keybord」で設定した電磁アクセサリを、「layout」で呼び出すことができます。上記で「keybord」で設定した電磁アクセサリを、「layout」で設定するという意味が良くわかりません。2重設定は確かにできません。ひとつ(または1組)のアドレスにはひとつのアクセサリしか登録できません。
あと、DKWや、HP0/HP1/HP2の3現示信号などにはバグがあり、画面表示と実際の動作が合いません。おいおいVerUPで修正されていくと思いますが。
井上@名古屋メルぽっぽクラブ
by HiLo (2008-11-11 22:18)
実のところ、私はまだ「layout」をいじっていないので、そのあたりがわかりません。情報では...
1)ブログの方法でアドレス4のポイントを登録
2)レイアウト図でポイントを配置
3)そのポイントのアドレスを4にしたいが,既に登録済ということで4にできない.
ということらしいです。今度確認してみます。
by Akira (2008-11-11 22:34)
自己レスです。その後、情報を提供していただけた方から「layout」での後登録も可能であるとの返事をいただきました。よってブログ記事最後の「*ご注意:〜」は削除いたしました。
自らの確認が必要ですね。勉強になりました。
by Akira (2008-11-11 23:27)