EXCLUSIV 3/2009

既に名古屋メルぽっぽクラブの掲示板でも紹介されているが、限定商品である3/2009 MHIモデルのパンフレット画像がドイツの販売店サイトなどで配信されている。（以下PDFファイルでのパンフ画像）

http://www.eisenbahnfreunde.at/inhalt/Exclusiv09_1
http://www.eisenbahnfreunde.at/inhalt/Exclusiv09_2
http://www.eisenbahnfreunde.at/inhalt/Exclusiv09_3
http://www.eisenbahnfreunde.at/inhalt/Exclusiv09_4
http://www.eisenbahnfreunde.at/inhalt/Exclusiv09_5
http://www.eisenbahnfreunde.at/inhalt/Exclusiv09_6
http://www.eisenbahnfreunde.at/inhalt/Exclusiv09_7
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今回の目玉は、表紙にも出ているが何と言っても023形牽引のSilverringe客車のプッシュプル列車セットであろう。282mmのSilverringeの制御客車（Ep.III）が告知された昨年以来、蒸気機関車のプッシュプル列車を是非再現させてみたいと考えていた折りである。手元にその制御客車モデルが届く前に23形モデルとのセットが告知されたのは、少なからぬ驚きである。しかし、Ep.IVと聞いて私の心の平静を何とか取り戻せたのも確かではある。
製品説明を読むと、機関車の尾灯も点灯するらしい。実車では機関車が最後尾に連結される場合、前照灯の下２灯が赤色に点灯するので、同様であればと思う。
一方で、最近のプッシュプル列車セット同様、連結器が４ピンコネクタ付きの永久連結器タイプとなっていて、機関車の先頭部分と客車が連結されている。実車の画像を見ると様々な連結パターンがあり、機関車のテンダー側と客車が連結されている画像も見かける。よって機関車の４ピン連結器が先頭部分だけなのか、テンダー側に変更可能なのか？　尾灯も先頭とテンダーの両方が点灯可能なのか？．．．などなど様々な疑問は湧いてくるのである。

私の知るかぎり、Ep.IIIからIVに掛けてまだまだ蒸気機関車が活躍していた頃、今回のセットにある23形だけではなく、38形や64形などプッシュプルで運用された機関車は存在しているので、今度は２３形以外（しかもEp.III）での運用に対応したモデル（例えばBR38のバスタブテンダー付きなど）のリリースも期待したいし、例えばmfxファンクションデコーダー内蔵の客車など永久タイプの４ピンカプラーではない自由な組み替えのできる独立した機関車と客車の関係を持つしくみにも挑戦して欲しいと思うのである。

他にBR234（Ludmila）がある。これは東西ドイツ鉄道が合併して間もない頃の塗装で、当時の近郊色であるTurkis Gruen（ミントグリーン）に試験塗装された機関車のモデルである。当時の塗装規定では、近郊形車両の色彩はTurkis Gruenであったが、機関車は全てOrientrotであった。ただ、例外的にS-Bahnの機関車などがS-Bahn塗装となったため、このLudmilaも合わせたのかも知れない。
エンジ色時代のあの無骨なイメージの強いLudmilaもパステル調のTurkis Gruenになると、ちょっと柔らかなイメージになる。ただ、あのけたたましいサウンドは変わらなかったであろうが．．．。
KRAUS-MAFFEI AGのML2200 'C'C（青色）仕様もある。赤/白色を持っている方にはちょっと見逃せないモデルかも知れない。

また、今回からであろうか、TRIXの限定モデルもNとH0がこのパンフレットにおさまっている。色々な意味でこの流れは理解出来る。逆にメルクリンのパンフにTRIXモデルを載せることで告知の幅は広がる可能性はある。気に入ったTRIX H0モデルを３線化することで、メルクリンでも問題なく走らせられるのであるからだ。

[追記]
メルクリンドイツ公式サイトにPDF版が配信されました。
http://medienpdb.maerklin.de/produkte/pdfs/MHI_exclusiv_herbst_2009-low.pdf

[EDIT] 2009-09-15 8:43

タグ：MHI TRIX H0 Minitrix