Insider-Sendung 4/2009 [Maerklin-Allgemein]
このブログでInsider-NEWSの配信を紹介したのは、8月6日である。それから1ヶ月以上経ち、ようやく昨日手元にその実物(紙媒体)が届いたのである。
今回のインサイダーニュースと共に送られて来るMM誌を心待ちにしていたのは私だけではあるまい。それは、8月21日の記事にも記した日本のメルクリンファンについての記事が掲載されているからである。
その内容については、既に記しているのでここでは触れないが、実はもう1枚(残念ながら独語版だけではあるが)日本から送った画像が小さく掲載されているのである。
これは、1977/78年日本版カタログ(26/27ページ)の画像である。この記事は、150周年記念誌に相応しく「歴史」カテゴリの「メルクリンについてあなた方が知りたいこと..」と題する部分で、メルクリンの顧客向けカタログについての記述である。そこには、メルクリンが最初に顧客向けカタログを配布したのは1924年とのこと。その5年後にはカラー印刷となったそうである。そこにこの画像が掲載されていて、メルクリンカタログは、ドイツ後だけではなく、英語、仏語、蘭語版もあるという下りの中、日本語版もあるということが記されている。
残念なのは、この画像が小さ過ぎて独語版だか日本語版だかほとんど区別がつかないこと。そして、現在は日本語版の総合カタログがないことである。
まだまだメルクリンは日本でのやるべきことが山積していることを改めて感じた次第...である。
[追記]
今朝、クラブ会員としてメルクリンのインサイダー部門に宛てた今回の送付物到着の遅延についての返答がメールで届いた。それによれば、通常は封筒に航空便(SAL)シール添付を行うはずであるが、流通段階のミスでそれが行われなかったとのこと。通常は全て航空便にて送付するので次回よりSALシールを添付するとのことである。
私は次回からそれが守られれば良しとしたい。
[EDIT] 2009-09-17 08:50
こんばんは。
このカタログ写真が日本のモノだったとは全く気付きませんでした。
本国の方はどんな風に感じられているのかなぁ・・・
by autounion (2009-09-16 18:37)
Autounionさん、こんばんは。
そーなんですョ。ここで記さなければ、日本では全く気づかれなかったことでしょう。
当時のカタログは、ドイツで印刷されていたようで、ドイツ語版も同じレイアウトだったと思います。だから本文を読まないかぎりはドイツでも気づかれないと思います(^^;
by Akira (2009-09-16 19:27)
Akiraさん こんばんは
>実はもう1枚(残念ながら独語版だけではあるが)
>日本から送った画像が小さく掲載されているのである。
英語版には無い事も問題では?
ドイツの方に訴えるのであれば・・・ですが
全世界に対してアピールしたいですよね。
by まほろ (2009-09-16 23:43)
こんばんは、まほろさん。
確かにドイツ語版のみというのは問題かもですね。やはり色々な意味でドイツ(語圏)中心というのは否めない事実でしょう。
MM誌の英語版が出来たのもそう昔の話ではないですし、これからより充実してゆくのを期待するしかないでしょう。
by Akira (2009-09-17 00:19)
Akiraさん
こんばんは
この絵柄、どこかで見たなー...って
読んでましたら、77/78カタログ...
探しました、ありました、表紙が、蒸気が4台で
黄色のメルクリンのロゴのやつでしょう。
改めて見て、エッ、あの篠原正瑛氏が訳編。
私が、息子に(?)とアナログのスターターセットを
買った時に、一緒に購入しました。
当時価400円。懐かしいです。
自分では、意識してませんけど
私のメルクリンの原点は、この辺りにあったのでは...
by めるG (2009-09-17 21:10)
こんにちは、メルGさん。
当時のカタログはモデルが写真ではなく絵だったので味がありました。でも当時の私にはカタログの色使いやレイアウトなど日本にはないモダンな印象があって、未だ見ぬ憧れのドイツをこのカタログを通して垣間みていました。
篠原正暎氏は、メルクリンに対して特別な思いがあったようで日本語版のカタログ翻訳などを数多く手がけていました。生前にお会いしたかったです。
by Akira (2009-09-17 21:33)