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Bahn TV - Zeitgeschichte - Wie war sie eigentlich die Dampflok [欧州鉄道]

DBAGが提供するドイツのテレビ番組にBahn-TVというのがある。これは、主にDBAGに絡んだニュースを主に取り扱っている広報番組でPodCastでも配信されている。(iTunesで自動受信+無料で見れる)

これとは別にBahn-TV Zeitgeschichteというタイトルの番組もあり、たまたまYouTubeで検索していたら、この番組の1つを見つけ見ることができた。
これは、どうやらDB Museumが提供しているようで、過去のDBが作成した作品を放送しているようである。そのうちの1つ、タイトルの「Wie war eigentlich die Dampflok」(蒸気機関車はどうなっている)は、蒸気機関車からディーゼル、電気機関車の移行時期にあたるEp.III時代の作品で、とても興味深い。

[1/3]
http://www.youtube.com/watch?v=GtLsSwEPn18&feature=related
[2/3]
http://www.youtube.com/watch?v=ZZQGnnW5UnA&feature=related
[3/3]
http://www.youtube.com/watch?v=_l81aKdpzvo&feature=related

これは、1本のフィルムを3分割している。最初クモの巣架線の転車台を廻るE10形の運転台からの映像から始まり、ピカピカのKobaltblau色の新車状態のE10.3の走行シーンや、V200の快走するシーンが登場。その陰で朽ち果てている蒸気機関車の映像で、ここからが本編となる。

なんと現役のBR01 147号機(メルクリンの39010の実車!)の機関区から石炭の給炭作業、給水作業、済炭排出、打音検査などなど、出発前仕業の様子。そして客車列車に連結し発車から走行シーンをくまなくカメラは捉えている。
特にメルクリンモデルと同じ車番だけに近親感が沸き、思わずモデルを確認したほど...。

そんなこんなで3つのファイルに別れた映像はすぐに終わってしまったが、全編カラー作品で画質も良い。最後は工場で解体する蒸気機関車の傍らを最新のE10.12+62系列客車のF-Zug Rheingold/Rheinpfeilが走り去るサマは、何とも羨ましい時代であると.....。

01ファンはもとより、メルクリンの同形モデルをお持ちの方には「絶対」という2文字をつけても良いくらいのおススメ映像である。久しぶりに感動したDB映像..である。
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KDB

おはよう御座います。KDBです。
これですよ!これ!以前、私が名古屋の掲示板に、メルクリン製01に関連して紹介した映画は。16mmの短編映画で、1本を故篠原氏が所有されており、「喫茶室01」の映画会で何回も見ました(チャンネルは忘れましたが、71年ころTVでも放映)。番号の付け方から1967年以前の撮影で、まさにIII期のDBです。何故か駅名と機関区名が伏せられていますが、機関区は明らかにホォフ(Hof)ですね。登場する機関車は01-147、まさしくメルクリン製品の番号です。列車はホォフHBFからオーベルコッツァウの分岐点を通過し、レーゲンスブルク方面への勾配を上がっていくようですね。ただその先はどうも良く場所がわかりません(Akiraさんの住まわれていたヴァイデンを通っているかも)。残念ながらカラーが相当褪色していますね。なんとかDVDで保存できないものか?
by KDB (2009-10-20 08:26) 

Akira

おはようございます。KDBさん。

なんとなく...ですが、この映像は篠原氏が宝町の喫茶室「01」で上映されたのかな〜...などとぼんやりと考えていました。
01 147号機の機関区はHofでしたか?走行路線がRegensburg - Weiden - Hof線ならもう1度見て確認したいと思います。

映像の質ですが、1960年代でこれだけ色が出ていれば立派なモノと思います。おそらくAgfaのフィルムでしょう。今でこそ銀塩フィルムは過去のものという気がしますが、当時アメリカのKodakと並んでAgfaのカラーフィルムは良質だったと思います。

さて、YouTube映像ですが、ダウンロードはできると思います。.flvファイルになっているので、それをmpegあたりに変換すれば良いでしょうし、ファイルを変えれば携帯電話でも見れるようになると思います。
その方法は、Windowsだと良くわからないので、解説は詳しい方に譲りたいと思います。

by Akira (2009-10-20 08:43) 

300B

こんばんは

すばらしい映像をありがとうございます。さっそく保存させて頂きました(^^♪

WINDOWSでしたらyoutube映像の保存はSmileDownloaderで、プレーヤーはGOM PLAYERあたりが定番かと思います。

SmileDownloader
http://janesoft.net/downloader/

GOM PLAYER
http://www.gomplayer.jp/
by 300B (2009-10-20 20:34) 

N

こんばんは、どうもありがとうございました。
子供の頃、とれいんの広告で喫茶室01を眺めて思っていました。ドイツの急行用機関車の動輪が喫茶店の中に飾ってあって、そこでドイツから送られてきたドイツ連邦鉄道の映画を見るなんて事が出来るなんて、まるで別世界。地方に住んでいる子供にはもう夢のような話でした。県立図書館の貸し出し出来ない資料室に、「いとしの蒸気機関車」があっただけ。それが家でDBの映画を見られるなんて、いい時代になったもんです。Akiraさんにも感謝、感謝。でもやっぱり、あの時代の喫茶室01へは行ってみたいですね。ところで、あの動輪と銘板、交通博物館がなくなった後、どうなったんでしょうね。

by N (2009-10-20 21:00) 

Akira

> 300Bさん

いいですよね〜。あの活き活きとした蒸気機関車の躍動感。でもフィルムの筋書きでは、蒸気機関車の運用の大変さとモダンな電気機関車の清潔で人手のかからないところを対比させたかったのでしょうが...。我々が見ると、やはり01 147萌えになってしまうのですね。(w

> Nさん
ご無沙汰していました。
KDBさんから篠原氏の「ドイツ映画を観る会」のお話をいただきましたが、私も1度は参加したかったというのが本当のところ。

当時は東京住まいでしたから簡単に行けましたが、やはり中学生だった私には大人の世界でした...。でもあの喫茶室「01」には数度出掛け、あの大きな01の動輪とメルクリンの01を眺めたことは、今でもハッキリと憶えています。

その01の動輪ですが、神田の交通博物館から移転後、しばらくは展示されていなかったようですが、その後大宮の鉄道博物館に置かれたという話を聞いています。未確認ですが...。
by Akira (2009-10-20 21:21) 

Y103

ご無沙汰しています、Y103です。
01の動輪は、大宮の鉄道博物館にあります。正確には博物館の前?入場料を払わないで見ることが出来ます。銘板も倉庫のような展示室に「篠原さん寄贈」でひとまとめに置いてありました。
喫茶室「01」は、大人になったら行こうと思っているうちに、親の転勤で地方にすむようになり・・・・実際に行ったことがある人がうらやましいです。
by Y103 (2009-10-21 01:30) 

Akira

Y103さん、おはようございます。

01動輪の展示確認のご報告ありがとうございます。まだ鉄道博物館に出掛けたことがないので、今度01動輪見学も兼ねて出掛けてみようかと思います。
by Akira (2009-10-21 08:11) 

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