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帰国の途へ(1)/ Wuerzburg Hbf [Reise]

今年は初めてBambergで宿をとったので、帰りのフランクフルト空港駅迄は途中Wuerzburg Hbfでの乗換えが必要である。最近はメッセに来る度に楽しみの一つとなっているのがICE3の旅であり、それはもちろん先頭車ラウンジ席で前面眺望を楽しむことである。今回も帰国前日にニュルンベルク中央駅でメッセに行く前に帰りの列車の時刻を調べてもらい、それに合ったICE3のラウンジ席を予約してもらった。(2等車は前だよね?と念を押すと「良かったね!」との返事)

それによれば、帰りのLH710便は午後発なのであるが、Bambergを早朝7時前に出発するRBでWurzburg Hbfに8時15分着、そこで乗り継ぎのICE迄約30分の待ち合わせである。フランクフルト空港駅には10時半前に到着予定だが、その後の手続きを考えれば妥当な時刻だと思う。
DBのサービスで嬉しいのは、尋ねた列車の全ての行程を口頭だけではなく印刷して手渡してくれるところである。これにより誤認するリスクも減るし、特に言葉の怪しい私などは、誤って間違ったことを思い込むリスクがあるので大変有り難い。

まだ陽も出ぬ暗い中、ホテルを出て駅に向かい行きに乗ったリニューアルされた旧Silverlingeに乗り込む。列車は予定通り出発し美しい朝焼けを見ながらの旅となった。街中は除雪が進んでいるが車窓から見える景色は美しい銀世界である。1時間余のローカル列車の旅が終わるとWuerzburg Hbfである。この街には以前数度訪れたことがある。名産のフランケンワインとレジデンツのある美しい場所である。駅のホームからも見事なワイン用のぶどう畑が見える。

Wuerzburg Hbfに着くと目指すICE列車のホームの表示には「多少の遅れ」の表示が...。しかしこの程度の遅れはもはやDBでは普通である。ちょうど30分そこそこの待ち合わせ時間があるので、外には出ず、ホームで列車撮影するのはお約束である。ホームには既に数列車が出発を待っている。
以下画像は、Wuerzburg Hbfホームでの待ち時間に撮影した列車の数々...。

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▲ 逆光になったがBR185(MRCE)牽引のローカル列車

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▲ 111形牽引の列車

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▲ 111形牽引列車の並び

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▲ ICE2

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▲ ICE1

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▲ 旧Silberlinge編成

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▲ Modus客車(これはPFAのPUmAがベース)

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▲ まだまだ元気なV60(BR363)

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▲ Wuerzburgに配置されているNBS用トンネル救援列車が動き出した。

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そして予定から数分遅れで乗車予定のICE3が到着。今回往路でICE3に乗れなかったのでいやが上にも期待は高まるのである。

To be continued...
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まおパパ

>Modus客車(これはPFAのPUmAがベース)

これでしたか。写真が見られて良かったです。

>まだまだ元気なV60(BR363)

まおの唯一のメルクリンモデルですかね。これが貨物を牽引して行ったのをホームで目の当たりにし、飛び跳ねて喜んでいたまおの鉄子時代が懐かしいです(笑)。

私は、この景気が回復しないと、ドイツには行けそうにないです(泣)。
by まおパパ (2010-02-18 17:18) 

Akira

こんにちは、まおパパさん。

コメントありがとうございます。

今回の出張で「鉄」を楽しめたのは、到着した翌日のBamberg駅と前の晩にI氏とニュルンベルク中央駅でCNLを見に行ったほんの少しの時間と、この乗換え時間の約30分だけだったと思います。ホームに居たおばさまには「列車より周りのぶどう畑の方が奇麗なのに..」と言われましたが、私は「1年に1度しかドイツの列車の写真を撮る事が出来ないから、こっちの方が興味あるんだ..」と、子供のような言い訳をしていました。

PFAのPUmAは、私も先頭形状のデザインを試みましたが、結局モデルまで作って来た他社さまに持ってゆかれてしまいました...。(以下が私の作品)

http://www.geocities.jp/edie92637/puma.html

V60は私も大好きな機関車です。メルクリンでも馴染みがありますし我が家にももちろん居るのでいつかはサウンド化も目論んでいたり...。まおちゃんはもう鉄子さんではないのですね。残念..。
by Akira (2010-02-18 17:34) 

seidoh

Akiraさん、こんばんは。

やはり、商業用ではない生の現地写真というのは、渡航欲を刺激されてしまいますねぇ(危ない危ない・・・)。
それにしても、地方駅?でも多彩な列車や充実した配線の様子を見ると、改めて西欧羅巴こそ真の鉄道王国という印象を受けます。我が国も交通機関としての鉄道のポジションは高いですが、電車王国ではあっても、鉄道王国と言うには面白味に欠けるような気がします。
by seidoh (2010-02-18 23:59) 

Akira

seidohさん、こんばんは。

私の写真は商業用にはなり得ないのは確かです..。でもそれが渡航意欲に結びつくのは嬉しい限りです。
ドイツは大陸なので、国際間の鉄道車両の乗り入れが歴史的にあるが故にどうしても電車王国にはなれない事情もあるのだとは思います。それゆえ、電車ではない列車好きの私にはドイツの鉄道は魅惑が一杯なんですね。(ICEは除く...)
by Akira (2010-02-19 00:11) 

きっかいくん

綺麗な周りのブドウ畑も魅せて欲しかった!という私の期待も何処吹く風と、嬉々として列車の写真を撮りに走り回るAkiraクンの姿が目に浮かびます♪
by きっかいくん (2010-02-19 06:09) 

Akira

きっかいくん、おはようございます。
久しぶりのコメントをありがとうございます。

駅のホームに立つと「鉄」魂がうずいて来てしまうのは、昔きっかいくんの家にお邪魔した浪人生時代から変わりませんねぇ。我ながらちっとも大人になっていないものだと...。
by Akira (2010-02-19 08:48) 

HUH

駅で発着する列車を眺めるのは本当に楽しいですね。私も、ドイツへ行くと、乗り継ぎ時間を多めに取って(まあ、少々列車が遅れても大丈夫なように、という面もありますが)、ホームを駆けずり回ります。違うところへ行くとしても、駅構内の本屋の鉄道書コーナー・・・・。

Wuerzburgのような拠点駅では、発着する車両も多彩ですね。それにしても、MRCEの機関車がこんなローカルまで進出しているとは意外でした。新型電車の納入が遅れている影響かもしれませんが。
by HUH (2010-02-19 14:58) 

Akira

MRCEの185形がローカル列車の牽引機として活躍しているのは私にとってもちょっとした驚きでした。撮影は出来ませんでしたが貨物列車は私有機関車(またはDispolok)の多い事。欧州の鉄道輸送事情の変化には驚きの連続です。私が住んでいたころは、どの機関車もDBマークが入っていたのに...。
ところで新型電車って...?
by Akira (2010-02-19 16:47) 

HUH

DBが大量発注している440形 (Alstom Coradia Continental)と442形 (Bombardier Talen 2)は納入自体が遅れている上、認可も予定通りにいかず、計画に比べ導入が進んでいません。おかげで、110形やSilberlingeがまだ残っているわけですが。
貨物と地域交通については、DB以外の民間事業者の進出が著しいですね。DB Regioは重要路線も含め、運行権をかなり失っていますし、運行権を維持している区間も車両等の刷新を求められ、苦しいところでしょう。長距離旅客輸送についても、今後どうなるか分からないですね。

by HUH (2010-02-19 18:52) 

Akira

こんばんは、HUHさん。

440形と442形ですか。時代と共に車両が変わるのは致し方ないのですが、IRやICE-T(D)、ICE3、CNLが登場した時のようなワクワク感がないのはどうしてなんでしょう?

貨物機が色々なカラーリングで登場するのは歓迎です。もちろん奇麗な塗装が良いのですが...。
by Akira (2010-02-19 20:40) 

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