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MS2の操作(1)/ 運転準備 [Maerklin-Zubehoer]

昨日初めて手元に届いたMS2を箱から出して撮影したが、先程ようやく電源を入れて動作確認を行った。まさにステップ・バイ・ステップで自身の操作とここでの記述をシンクロさせつつレポートを試みたいと思う。

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まず、接続である。今回MS2が単体(親機)のコントローラとしての接続方法を記したい。単体の場合、MS2と電源、そしてDigital-Anschlussbox(60113)の3つが必要である。電源は交流トランスでも直流アダプタでも対応している。但し、交流はメルクリン純正トランス(出力16V〜19V程度)が必要である。また、現在100V仕様のメルクリン純正電源がないため、直流についても電気知識に詳しい場合は別であろうが、メルクリン認定販売店推奨の仕様(出力18V/36Wなど)のアダプタを使うことがおススメである。(直流の場合はプラグの極性にも注意)

まず、Digital-AnschlussboxとMS2を接続する。MS2のDigital-Anschlussboxでは、MS1/CS1のAnschlussgleisやAnschlussboxのような親機と子機とで差し込み口(ピン数)が異なるわけではないので、MS2からのケーブルは2つある差し込み口のどちらと接続しても良い。Digital-Anschlussboxから出ている2本のケーブル(赤/茶)は、レールの(中央/レール)に接続する。これは今迄と同様である。
ここで注意すべきは、MS2ではAnschlussbox(60115)やAnschlussgleis(24088)を決して使ってはならないことである。
そしてMS2とAnschlussbox(60113)を接続する。最後に電源コンセントを接続する。これは、メルクリンの伝統で電源スイッチがないため、コンセントに接続するのは最後にするべきと思う。

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電源を入れると、MS2のブルーのバックライトが点灯し、液晶画面には「märklin」ロゴが数秒間表示される。その後、デフォルトは無登録状態なので「Keine Lok!」と表示される。また最初はSTOP状態になっているため、本体のSTOPボタンは赤色に点灯しレールが無給電状態であることが容易に理解出来る。STOPボタンを今一度押すとSTOPが解除され、レールに電気が供給される。

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まず、基本設定を行う...と言っても言語設定だけのことであるが、上画像のSHIFT+アクセサリマークのボタン(2つの◯印)を同時に押す。

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すると上画像(MS設定画面)になる。デフォルトではドイツ語表記である。上が「Information」(情報)でその下が「Sprache」(言語)である。画面の左側のボタンを押す。
因に、アクセサリ設定の項目は以下の通りである。

- Information(情報)
- Sprache(言語)
- Magnetartikelprotokoll(電磁機器)
- Werkseinstellungen(出荷時設定)

b12758.jpg

この画像では、「Deutsch」(独語)、「English」(英語)と表示されているが、そのままスクロールすれば仏語や蘭語の選択も可能である。希望する言語表示の左側のボタンを押せば、その時点から選択された言語表記となる。

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ちなみに、最初の「Information」を選択すると、このMS2の情報をみる事が出来る。(画像は2番目と3番目)

SNR: XXXX...... (シリアルナンバー)
SW: V 1.1.......(ソフトウエアバージョン)
HW: V 2.0.......(ハードウエアバージョン)
LDB: V 008(08/10)..(機関車データベース)
Can-Bus Master....(親機/子機)

と記されている。

b12744z.jpg

再び元の画面に戻したい時は、上画像に示す液晶画面左下側のリターンボタン(○印)を押すと、前の画面に戻る。

今回は、ここまでにしたい。

*注意:上記の接続や設定などは、個人で行ったものです。これら操作を行う場合は各自の自己責任においておこなってください。
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