48110 DB Museumswagen-Set H0 2010 / Ep.III [Maerklin-Guterwagen]
ようやく7/8月のドイツ旅行でゲットした最後のモデルの紹介です。
どう言った理由なのかはわからないのだが、今年はこのミュージアムモデルはゲッピンゲンのErlebnisweltのみでしか買うことができなくなっていました。(もちろん販売店によっては色々な方法で入手して販売しているところもあるでしょうけど..)
さて、ようやく撮影できたこのモデルの紹介をしたいと思います。この冷蔵貨車モデルは、品の良い水色一色の車体に「WMF」の文字と塩胡椒ケースの絵が描かれています。
いつものミュージアムモデル同様、車体左下に旧メルクリンロゴとその下にジェッタリーン書体で「Museum」と「2010」の文字が記されています。DBのロゴ、ボディ端のマーキングなどEp.IIIの特徴を押さえています。このモデルは、1959年仕様の私有貨車Rastatt形である。DBマーク下に記されている車体番号「512 482(P)」からも理解出来ます。おそらく実車の存在があると考えられます。
車体左側に描かれたWMFの塩胡椒入れの絵です。中々モダンなデザインで、これは、バウハウスで学んだW. Wagenfeldが1954年にデザインしたハウスウエアです。
また、余談ですが戦前のバウハウスの思想を受け継いだデザイン教育の大学であるHfG Ulm(ウルム造形大学)がWMFのあるGeislingenの近くにありました。
このモデルは牽引トラックとのセットであり、こちらも貨車と同時代のWMF社のマークが施されたもの。このミニカーは、Krupp Mustangである。シャシーを裏から見るとメルクリンロゴが見え、ミニカー専業メーカーからのOEMではなく、自社モデルであるのが嬉しいところです。シャシーは樹脂製ですが、キャブや車体は質感の高い金属製であり、重量感もあってレタリングの美しさも手伝ってメルクリンらしさを感じるものです。
昨年迄のミュージアムモデルは、若干であるがドイツ以外の外国である日本の販売店でも購入出来ましたが、今年は何故か出荷されずレアなものとなってしまいました。来年以降は是非再び昨年までと同様に購入可能になって欲しいものです。それほど欲しくなるモデルであるからに他なりません。もしゲッピンゲンのErlebnisweltを訪れる機会があるならば、購入することをお薦めします。
参考サイト:Museumswagen-Set H0 2010. / メルクリンドイツサイト
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=48110&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html
[EDIT] 2019-07-27
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