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市民クリスマス 2010 [ファミリー]

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日本では12月になると何故だかやたらと忙しくなる。今日は第4アドベントで目の前にある4本の蝋燭全てに火が灯り、本来ならクリスマス前の最高潮に達するというのに、忙しくて中々そのようなゆったりした気分になれない。ドイツに居た頃が懐かしい。

さて、そんな中でも昨日は、子供達が通う学校で市民クリスマスが行われたので行って来た。これは、保護者や近隣の一般の方向けに行われる行事である。市民クリスマスは、学校の大礼拝堂で行われ、クリスマス礼拝では、点燭から始まり、牧師からのお説教や娘の在籍しているハンドベル部による演奏、高校聖歌隊による賛美歌の合唱など、美しい音色で一杯になり、いつもながら心も癒される思いである。

今回は、私達が聞く娘の最後のハンドベル演奏となるため、しっかりと耳に残したいと思ったのが最大の目的でもあった。つまりハンドベル部は中学生の部活動であるため、高校に進学するとベル部がないのである。ベルは他の楽器と異なりチームワークでのみ演奏が可能である。思い返してみれば、小学6年生の時、この学校に初めて来たオープンスクールで娘が選んだ体験活動がベルであった。一緒に見学に来た私は、中学生の見事なベル演奏に感心した反面、娘がベル部を選んでもこのように上手に演奏出来るのだろうか...と思ったのは事実。しかし、そんな親の心配をよそに、演奏を聞く度に上手になり、最初は無事に自分のパートをこなせるかヒヤヒヤしながら聞いていたのが、今では安心して彼女達の演奏に耳を傾けることが出来るのである。子供の成長は、こんなところでも見る事ができるのである。

その演奏も私達にとって今回が最後であるが、今回も無事に大役を果たせたのである。市民クリスマスは、第2部にキリスト降誕劇(Weihnachtskrippe)や吹奏楽部によるハレルヤで最後を飾る基本的に毎回同じプログラムなのだが、私にとっては1年に1度の礼拝でもあり、娘の最後の演奏も聴けて全てのプログラムが終了する頃には、夜の寒さの中、木々の電飾の輝きがひときわ美しく見えたのは、娘の満足そうな顔と、それを見て安心した気持ち故だったのかも知れない。

*画像はボカしてあります。

[ADVENTSKALENDER am 19.12. von Märklin Online-Shop]
Elektrolokomotive. BR E70.2 / DB
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