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3000 BR89 のデジタルサウンド化 [Maerklin-Lok]

今から40年ぐらい前のこと。私が小学生の頃、手元の唯一のメルクリン機関車はBR89形タンク機関車であった。1台しかない動力車と数両の2軸貨車、そして親にねだって買ってもらった数両の客車で遊ぶのが何よりの楽しみでもあった私も、だんだんとこの機関車をよりリアルに見せることは出来ないものか?と考えることもしばしばであった。特に穴の開く程眺めていた総合カタログには、発煙装置付きの01形や44形など大型蒸気機関車の絵が描かれていて、とても手の届かないモデルとはわかっていつつも、これら大型機関車のごとく、どうにか手元の89形機関車の発煙が出来ないものかと思案していたのを憶えている。

当時、密かに父のタバコを1本拝借して煙突に詰めてみたりと危険なことを試みたりもしたのだが、結局子供の浅知恵では上手くいくはずもなく、モデルの煙突が溶けずに残ったのは今となっては幸運としか思えないのである。

さて、それから40年も時が経てば世の中は変わるもの。メルクリンの89形機関車を見ると大して変わるものでもないと思えてくるのだが、メルクリンH0とてアナログからデジタルとなり、今ではサウンドも普通になりつつある。
そんな中、YouTubeに3000番の89形モデルのデジタルサウンド改造され、試走の様子が以下アドレスにアップされているのを見つけた。

[MARKLIN 3000 HO CENTRAL STATION 60214 MOTOROLA DCC]
http://www.youtube.com/watch?v=MrmVZDap_no&playnext=1&list=PL14D2BDEAFDC11ADA

今や大型蒸気機関車は、ほぼ全てサウンド化が施されているものの小型タンク機関車のサウンド化はスピーカーの場所確保の問題もあって中々実現されにくいが、小さな蒸気機関車からのサウンドは、大型のそれよりも感動をもたらす。
さすがに発煙は中々難しいのであろうが、小学生からいつも楽しんでいたモデルがサウンドを奏でるようになるというのは、きっと私自身も小学生の自身に戻ってワクワクするであろう。

このYouTube映像では、Motorola DCC?などとちょっと理解不能な説明がされているが、きっとESUかメルクリン純正のサウンド付きmfx(M4)デコーダーであるように思う。

先に発表された夏の新製品にあるデジタルサウンド化キットがこれを可能にすることが出来るので、まだ少なからずある自身のアナログモデルのデジタルサウンド化をこの機会に..と、この映像を見て考えてしまった次第である。
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