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Märklin TV Folge 25 (Deutsch) [Maerklin-Allgemein]

昨日、メルクリンTVの25回目が配信された。今回のテーマは以下の通り。

- ライン(左岸)線の春
- Norbelt Schmidt氏(メルクリン工場亜鉛ダイキャスト鋳造部門)へのインタビュー
- Baden IVh(メルクリンH0)
- INTERMODELLBAU DORTMUND 2011

ライン左岸線は、ドイツ屈指の風光明媚で有名な路線であるのは当ブログをご覧の皆さんには言う迄もないことであるが、その路線を走る列車はフランクフルト空港 - ケルンのNBS(高速新線)が開通してからは、様変わりしている。日本でも同様であるが、長距離旅客列車は、ほとんどICE3の運用となりNBSへと移ってしまった。代わりにこの路線はローカル列車や貨物列車が多く行き交う路線となったが、その路線の美しさは失われるものではない。

今回の映像は、ここを行き交う列車の最新事情の紹介である。例えばスイス生まれの電車Flietは昨年10月より運用が開始されたとある。これはDBの車両ではなく、民間会社の所有と運用である。興味深いのは、1日に1本(であろうか?)ICE1の運用もあって、その映像も盛り込まれている。ICE1の天井の高い食堂車で美しいライン河の車窓を見ながらの食事もまだ可能と言うことである。

さらに興味深いのは、ここを行き交う多彩な貨物列車である。以前はDBの機関車だけであったドイツも今では、近隣諸国や民間会社の機関車が数多く運用されている。ÖBB塗装のTaurusを始め、SBB Cargo塗装の機関車などなど、これを見ていると、何処から何処へ行く列車なのかなどの解説と共にその機関車の種類の整合性がわかるのであるが、よくわかるものだと....。(これは編集のEckert氏によるものかも?詳しい彼ならわかりそうである)
この映像を見ているとドイツ縛りなんて言っていられない状況になってしまいそうである。(私はEp.IIIからIVだから関係ないもんね〜。なんて言い訳をするしかないのである。)

Baden IVhの緑色塗装モデルは、映像でその動きとサウンドを見る事ができる。Badische Rennerと呼ばれる美しさと俊足さが理解できようというものであるが、Ep.Iなので中々牽引出来る車両がないのが辛い部分である。やはりCIWL客車編成や、当時の国際列車を担う長距離編成が似合いそうであるが、いずれにしてもあの工芸品的な美しさは余すところ無く再現されたモデルであることは確かである。

INTERMODELLBAU DORTMUND 2011の模様は次回も続くようである。ここでの見どころは、メーカーの展示のみならず、クラブなどから出展される多くのレイアウトである。日本で言えば、静岡のトレインフェスタやJAMコンベンションに近いように思う。(もちろん規模は大きく異なるが...)

いつものようにダイジェスト版は以下のメルクリンドイツサイトでクラブ会員以外でも閲覧可能である。

http://www.maerklin.de/de/service/erlebnis/clubs.html
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東西急行

Akira様、東西急行です。
異常事態膠着後初の御邪魔と相成りました。
>Baden IVhの緑色塗装モデル
拝見致しました。私も1/160(Lemke-Hobbytrain製)で同車の青
色塗装モデルを所持しておりましたが、動輪部分がイチゴ飴の
如き濁った赤色(中途半端に透けており光りが透る有様)であ
る点に辟易し、試走数回のみで手放したことが御座います。
同車に合う車輛としましては、Liliput、Brawa、Fleischmann
等より発売の、EpⅠドイツ圏(先次大戦前の諸侯国)車輌が先
ず浮かびます。
蛇足乍らMaerklin、TRIX双方より出ておりましたLux-zugは、
本車の就役年時(1919年)より推して些か考えにくい面が御座い
ます。
by 東西急行 (2011-05-08 00:06) 

Akira

東西急行さん、こんばんは。

お久しぶりですね。Ep.Iの世界は疎いもので、以前メルクリンからリリースされた同形の青色モデルと今回の緑色モデルの違いは仕様の違いなのか、時代の違いなのか...表記の大きさも異なるのでちょっとわかりません。
今回のメルクリンの客車セットはバイエルン王国鉄道のボギー客車(食堂車はMITROPAの3軸ボギー木造客車)ですが、これは時代的に正しいのでしょう。折角の機関車なので、所属するBaden王国鉄道の客車がリリースして欲しいですね。
by Akira (2011-05-08 00:23) 

HUH

おはようございます。いつも速報を有難うございます。
ライン河左岸線は以前はもっとICEが走っていましたが、今はWien-Dortmund間のICE-Tが2往復と、Muenchen-Dortmunt間のICE 1が1往復のみです。しかも北行は早い列車でも19時以降ですので、午前中に走る南行の3本しかライン河の風景は楽しめません。でも、朝食 (+朝からビール?)を楽しみながらライン河を眺めるのは、それはそれで良いかもしれませんね。
by HUH (2011-05-08 07:44) 

Akira

HUHさん、こんにちは。

詳しいICE運用情報をありがとうございます。
ICE1の1往復の他にICE-Tの2往復もあるのですね。こちらももしかしたらBord Restaurant(食堂車)なので美味しい食事を頂きながら車窓を楽しめそうですね。
私は、ドイツに居たときの早朝の食堂車内でライン河の景色を堪能しながら朝食を頂いた時の感動を未だに忘れられません。(ライン河が本当に黄金に光り輝きます)
by Akira (2011-05-08 13:34) 

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