SSブログ

Flexity Swift in Karlsruhe登場間近 [欧州鉄道]

以前も当ブログでドイツカールスルーエの2電源トラムの最新型(Flexity)導入について記したが、現在は、いよいよその最終段階にきているようである。カールスルーエはAlbtalbahnを擁するAVG(Albtal-Verkehrs-Gesellschaft)と市内交通を主体としたVBK(Verkehrsbetrieben Karlsruhe)の2つの事業体を纏めているKVV(Karlsruhe Verkehrs Verbund)のウエブサイトにこの記事が出ていた。

上記2事業体は、合計で30両の2電源車両をBombardier社に発注し、45両迄をオプションで発注予定であるとのこと。この新しい2電源車両は、本来なら今年8月登場予定であったのであるが、Bautzen工場の洪水被害の影響で2012年の第1四半期に運用開始とのことである。(以下CG画像)

http://www.kvv.de/fileadmin/user_upload/kvv/bilder/aktuelles/Bombardier_Oktober_2011.jpg

この最終工程は、Bombardier社のBautzenとWien工場で行われ、電装系はMannheimのBombardier Mitrac–Antriebs- und Steuerungstechnik社、台車は、Bombardier社SiegenからBombardier Flexx Urban 2500-Drehgestelleを調達するとのこと。

車両は全長37m、全幅2,65m、乗車定員244名とのことである。このFlexity Swiftの登場で2電源車両は3種となる。また、パノラマ車両や供食車両付きなど長距離用バリエーションも含めると更にバリエーションは増える。このFlexity Swiftのバリエーションについては、まだ明らかにされていないが、人口30万人程度の中都市Karlsruheとその近隣町村を含めたKVVのネットワークの魅力が更に深まると想像出来るものである。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0