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43873 DSG WR4üe-62 / Ep.III [Maerklin-Reisezugwagen]

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F-Zug "Rheingold" セット2(43873)の瘤付き食堂車を紹介したい。この瘤付き食堂車の実車は合計5両製造されたが、1次車として製造されたのは、ドームカーの3両とは異なり、何故か2両のみである。(このため、Schürzenwagen食堂車(WR4üe-39/DSG1215)が、室内のシートモケットの共通化の上、最高速度160Km/h向けに改造され予備車となった)
よって、以前メルクリン/TRIXからリリースされた同形食堂車のプロトタイプが101/102であったので、今回は、同番号がダブることを覚悟していた。モデルの違いは、このセットは室内照明が標準装備であることごらいであろうか?
実車車両の詳細については、メルクリン/TRIXモデル(43870/T23413)記事を参照されたい。

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食堂側車端部の側面画像。窓越しにテーブルランプが見える。食堂車と言えば過去から現在に至る迄テーブルランプが必ず備えられているが、これは、食事時にテーブルに蝋燭を灯す習慣の延長線上にあると思う。更に、窓ごしに見えるテーブルランプは、食堂車であるというアイコンの役目を果たす。その暖かな光から列車食堂の優雅な雰囲気を醸し出すのに多いに役立っているように思うのである。

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車体中央のDSGマークと左右に「SPEISEWAGEN」の文字。モダンな車両には、やや古めかしい書体だが、DSGの車両保有終焉迄この表記は続いた。

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台車はMD33に両軸発電機を備えたもの。食堂車の既に電気レンジ化された厨房の電力消費量は座席客車より多いため、車軸発電機を増やしの出力を上げている。後の食堂車であるWRmz 135などでは、パンタグラフによる集電も可能にしている。

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車体番号は、102 DBとなっているため、TRIXモデル(T23413)と同じ。メルクリンモデルだけで考えれば新たな番号となり、その選択は誤っていないと思う。他の車両と異なりスイス(CH)、オランダ(NS)、ドイツ(D)の3カ国の入線が可能となっている。Rheingoldは、オランダからスイス迄の運用が主なので、これで充分ではある。多電源であるが、4電源ではなさそう。

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サボは、食堂車のため号車番号がない。行き先表記は、「Amsterdam CS - Utrecht - Arnheim - Köln - Bonn - Mainz - Mannheim - Basel SBB」となっている。ここに表記されていないが、Duisburg HbfでDortmundからのドームカーなどと連結や開放の作業が行われる。

参考サイト:
Schnellzugwagen-Set 2 "Rheingold 1962". / メルクリンドイツサイト
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=43873&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html
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