Zugbildung TEE22 Rheinpfeil 1965 Sommerfahrplan [Zugbildung]
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昨日に続いて1965年夏ダイヤのTEE編成表の作成を試みた。これはTEE10 "Rheingold"とDuisburg Hbfで客車組替えを行う姉妹列車とも言えるTEE22 "Rheinpfeil"である。TEE10と同様、このダイヤ改正よりF-ZugからTEEに種別変更された。TEEは元々ヨーロッパ国際間を結ぶ列車に与えられる種別であるのであるが、Rheinpfeilに限っては、国内運用であるにも関わらず、TEEとなった唯一の列車でもある。理由は、Rheingoldと客車の組替えを行う共通に運用される列車であるからに他ならない。
なお、この時点では、まだTEEカラーではなく、機関車(E10.12)も62系列客車の双方ともコバルトブルー/ベージュのF-Zug塗装のままである。
面白いのは、Dortmund HbfからDuisburg Hbf迄の区間は、Basel方面へのドームカーも組成されるため、1編成に2両のドームカーが組成されていることである。また終点München Hbfへの途中、Frankfurt (Main) HbfとNürnberg Hbf区間は編成が逆向きになる。
牽引機関車は、Dortmund HbfからMünchen迄E10.12が担う。(ただ、そうなると専用機関車がBw Münchenはもちろん、Bw FrankfurtとBw Nürnbergにも常駐したことになろうが...。)
この列車は、Rheingoldの利用者であるオランダ方面とルール地帯であるDortmund方面からの乗客をFrankfurt (M)、München方面へと結ぶことからも、当時の主要なルートの1つであったことが理解できる。とは言え、1等客車のみなので利用者層は限られてはいたと思うが....。
*なお、この編成は標準的な組成であり、増結されたり減車されたりした場合もあることは充分に考えられます。なので、絶対的な編成であるという訳ではないことをご承知おきください。
参考サイト:
St. Goar - Kleiner Bahnhof an großer Strecke
http://www.rheinmodellbahn.de/
参考文献:
"RHEINGOLD" Eisenbahn Journal Special 1/2011 / Verlaggruppe Bahn GmbH
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