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鉄道デザインEX 08 [デザイン]

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おそらく昨日から店頭に並んでいると思う。...と、言うのは、今日近所の本屋に出掛けたら在庫していなかったからである。いつもなら半年に1度刊行されるイカロス出版の「鉄道デザインEX」誌の08号が、誌面リニューアルを受けたため、2ヶ月程遅れて刊行された。

今号は、JR各社が相次いで登場の告知をするなど話題となっている表紙を飾るJR九州のクルーズトレイン「ななつ星」の開発について対談形式で出ている。また、それにちなんで私が大学生の撮り鉄をしていた1980年代ジョイフルトレインなど、一般ではない列車移動を楽しむためのJRや私鉄各社車両について様々な角度からの取材と執筆が行われている。特に近畿車両のデザインスケッチには、初めて見るものもあり貴重である。

個人的に、世界の鉄道供食に興味があるので新幹線の供食事情についての記事は興味深い。これらを「個性派車両のもてなしデザイン」として4章に分けて特集として纏めてあるのが今号である。

もちろん特集以外にも興味深い記事は沢山ある。その一つは先頃登場した北陸新幹線用E7/W7系の試乗とデザイン解剖記事。更には初登場の自動車雑誌でも活躍されているイラストレーターの遠藤イヅル氏による「寝台車両(ハネ)寝床研究」という表題のスハネ30からサンライズ用285系迄の分かりやすく素敵なイラスト解説は、この誌面に相応しい出来映えと思う。彼の考察と知識に裏付けられた解説は、クルマ同様機知に富んでいる。

他にも日光駅やモノレール、鉄道サイン矢印考など、この誌面ならではの記事が満載と言って良いと思う。誌面リニューアルを受けて私の連載は無くなってしまったが、DBでインターンを行った時の様子を記した拙記事が巻末付近を汚しておりますので、ご興味ある方は是非(大きな)書店でお手に取っていただければと思います。


鉄道デザインEx08 (Rail Design Explorer)

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