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43204-4 DSG 22073 WL4ü(e)-39 / Ep.III [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 廊下側

D475夜行列車セット(43204)最後の1両である寝台車(DSG 22073)について触れたい。もう1両の22084モデルとはほとんどが表記の違いであるので、その点が中心になろうか。

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画像は、車端部である。台車は暗くて見えづらいが、Schürzenwagen客車の台車より軸間距離の長いGörlitz III Schwerである。

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RICラスターは、航送を含め19カ国の鉄道入線許可が表記されている。

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号車札は、「WAGEN 109」が印刷されている。

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車体中央裾部分には車体番号の「DSG 22073 (P)」が小さく印刷されている。
このモデルの実車については、戦前のMITROPA 22070 - 22089で20両製造されたグループで、戦後西ドイツに残った7両のうちの1両。(車体番号はMITROPA時代から同番号で継承されている。)後のUIC番号化で「51 80 06-56 073-5」となった。1968年に廃車。

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REV表記では、直近検査日が1962年2月12日となっている。

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サボには、「Frankfurt (Main) - Hannover - Hamburg=Altona - Westerland (Sylt)」が表記されている。Hamburgの表記は、Hbf(中央駅)でなく、Altonaなのが興味深い。Altona駅は行き止まり駅なので、ここで前後逆順で出発となるのであろう。

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折角なので、このセットの2両を並べて撮影した。奥が22073、手前が22084。違いは、表記の他、貫通幌が22084のゴム幌改造に対して、22073はオリジナルの蛇腹式である。

参考サイト:
DSG Schlafwagen
http://www.schlafwagen.net/fr_wlaue39.htm
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KDB

ご無沙汰してます。
シュルツェン・ヴァーゲンのシリーズは戦前・戦後のドイツ鉄道に欠かせませんが、一つご注意を。高架線を360mm半径のカーブで作り、線路の両側にカーブに合わせた指定の高架線桁(K式レールの場合には、品番7267)を取りつけると、長い車体の食堂車、荷物車等はシュルツェン部分が高架桁の手すりに引っ掛かり、通過できません。他のシュルツェン・ヴァーゲン、1等車、2等車等は車体か短いので大丈夫です。また、車体長264mm、282mmの長い戦後型客車等は、車体が手すりの上に出てしまうのでこれも大丈夫です(床下器具がちょっと引っかかり気味になることがありますが)。私のレイアウトはまさに360mm半径のカーブ高架線があり、建設してからこれ気が付きました。仕方ないので、シュルツェン・ヴァーゲンの食堂車、荷物車を廃車にする羽目になってしまいました。360mmのカーブで高架線を建設される方はご注意ください。


by KDB (2014-07-28 18:43) 

Akira

KDBさん、こんばんは。

お久しぶりです。貴重な情報をありがとうございます。
私はこの高架橋線路桁を持っていないので確認出来ませんでしたが、確かにSchuerzenwagen食堂車や荷物車、寝台車は全長が長いので内輪差でR1の線路桁には接触してしまうのでしょうね。


by Akira (2014-07-28 19:17) 

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