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Märklin TV Extra 14: BR 50 in der Produktion [Maerklin-Lok]

メルクリン・ドイツサイトに現在鋭意生産中のH0新金型モデルのキャビンテンダー付きBR 50についての映像がメルクリンTVで配信されています。

http://www.maerklin.de/de/produkte/sondereditionen/dauerlaeufer.html

このモデルは、1967年の仕様を模型化したものです。当時、貨物列車には機関車の次位に緩急車が連結されることが多く、この機関車はテンダー部分にキャビンを設けることで緩急車を省くことができました。50形は多く生産された機関車ですが、そのうちの751両がテンダーにキャビンを取り付けたようです。キャビン内には、座席他2脚の折りたたみ椅子、幅の広い机やデスクランプ、棚、天井灯、蒸気暖房、更には食事を(蒸気で?)温める設備や水も出たようです。
1977年の西ドイツ蒸気機関車の終焉まで、この50形機関車は貨物列車だけではなく、旅客列車の運用もこなす汎用機として幹線亜幹線を問わず活躍していたそうです。

モデルは、ここにも示されているようにmfx+デコーダー付きのフルサウンド機です。この映像で興味深いのは、デフォルトで設定されたCV値をCS2を使って好みの数値に変更するプロセスが紹介されています。これはもちろん他のmfxモデルでも応用が利くので、(自己責任で!)カスタマイズするのは楽しい作業と思います。
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コメント 2

DB103

Akiraさま

追加情報ありがとうございました。
なるほど、見るからに狭いキャビンですが、そのような装備があったのですね!
それで、メルクリンのHPを見ましたが、残念ながら、車掌室の点灯装備は無いようでした。

http://maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=37835&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fmaerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html

腕の立つ方なら改造可能かもしれませんね。

ところでお聞きしたいのですが、キャビネンテンダーはDBでは50型だけのようですが、どうして他の形式では実施されなかったのでしょうか?
最晩年まで使用された貨物用テンダ機としては、BR 043/044やBR 041/042もあるのですけど。

また隣国OeBBではBR 52型のキャビネンテンダーがあるのも面白いですね。
by DB103 (2015-04-19 22:32) 

Akira

こんばんは、DB103さん。

車掌室に室内灯が点灯できれば更に魅力的ですね。さて、なぜ50形だけにキャビンテンダー改造がなされたことですが、未確認ではあるものの、比較的近距離運用に就いていた50形が改造対象になったようでした。テンダーにキャビンを設置すると当然のことながら炭庫容積や水タンクの容量が小さくなりますので、そのあたりが他の形式に改造が及ばなかったということなのかも知れませんね。(炭庫容積は8tから6,6tになったようです)
by Akira (2015-04-20 00:24) 

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