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29855 DB B4ümg-54 / Ep.IIIb [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 通路側

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▲ 区分室側

29855スタートセットに同梱されている客車3両のうちの最後のモデルがこの2等区分室客車です。このモデルも含めて29855セットは、2001年から2004年迄リリースされたようです。

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区分室側車端部分(非ブレーキ側)です。車体番号は「18 492 Hmb」です。モデルの印刷は精細で良好です。この実車は、1957年8月14日にBremenのHansa社で落成、1991年7月31日に廃車されているとあります。
と、言うことでこのモデルも残念ながら一世代前のGruppe 53を想定したようです。実車とモデルの印象が相当異なるので、そのあたりは目を瞑るしかないようです。

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車体中央のDBマークと台枠部分には車体番号が印刷されています。

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サボは、1等区分室客車と同じKiel - Lindauを結ぶ経路が記されています。サボの真下の台枠上には「AW Neumünster」(ノイミュンスター修理工場)の文字が印刷されています。

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RICラスターは、1等区分室客車同様、航送表記が入線許可国枠内に記されています。つまりそれ以外の国では航送は不許可なのでしょう。16カ国の鉄道の入線許可と多電源仕様であることがこの表記で理解できます。

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台枠の表記類です。所属駅はHamburg-Altonaです。このモデルの客車の実車が居た当時はここの機関区は01形を始め、多くの大型蒸気機関車が居ました。Kiel - Hamburg-Altona間も、V200.0形か01形が牽引していたかも知れません。
REV表記は、1956年9月25日が直近の検査日で、次回検査日は1958年9月25日と記されていますが、手元の資料では、この客車の番号の製造日が1957年であるので矛盾していることになります。また、Gruppe 53(グループ53)の表記もあります。

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このモデルは、Chromoxidgrünに塗装されていますが、RAL色票と比較してみました。ドンピシャではないものの許容範囲という評価をしたいと思います。

このスタートセット29855は、E40形 電気機関車+貨車とBR18.5 蒸気機関車と客車3両編成の客車セットですが、実はこのセットに合わせた増結用客車セット(42758)が用意されていました。このセットの客車についても今後紹介してゆければと思っています。

参考文献:
B4üm-54 / 「WAGEN」/ GeraNova Verlag

参考サイト:
230 Volt Premium-Start mit Güterzug und Personenzug sowie großer C-Gleis-Anlage, Digital-Zentraleinheit und Transformator. / メルクリン・ドイツサイト
http://www.maerklin.de/de/service/suche/details.html?page=&perpage=10&level1=2341&level2=2346&art_nr=29855&search=1&era=0&gaugechoice=0&groupchoice=0&subgroupchoice=0&catalogue=0&features=0&searchtext=&backlink=%2Fwww.maerklin.de%2Fde%2Fservice%2Fsuche%2Fproduktsuche.html
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