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Herbstneuheiten 2017 [Maerklin-Allgemein]

9月に入り、メルクリンから秋の新製品が発表されました。

以下公式ページから各国語のパンフレットがPDFファイルでダウンロードできます。(日本語版はありません)
https://www.maerklin.de/de/produkte/neuheiten/

今年の秋の新製品は新金型モデルがなく、目玉モデルは表紙を飾る45形のテンダーを持つBR18.5形とそれと組む客車セットでしょう。MHIモデルらしく機関車には発煙装置、客車には室内灯がセットされています。

私が今回個人的に興味を持ったのは、EURO-EXPRESS塗装を纏ったモデル。その理由は、以前ドイツでこの会社のための車両の改造に関わったためです。今回のモデルには(種車がモデルにないため)該当車両はありませんが、これらはMueller-Reisenという旅行会社(当時)が所有する主に団体旅行として使われている車両群です。多くはUIC-Xの簡易寝台車(Bcm 243)ですが、団体旅行用ということもあり、車内がディスコ(←古い表現?)になるTanzwagenなども用意されています。

メルクリンモデルでは、種車となる簡易寝台車モデルないため、一般座席車(Bm 234とAm 203)がベースです。また、Partywagen(WGm 804/854)が車内のサウンドを楽しめるモデルとして、この客車セットとは別売りで編成の華として用意されています。146形モデルも同色で用意されていますが、この機関車が実在するかどうかはわかりません。
今は団体旅行のほか、AZ(夜行カートレイン)としても、他の会社の客車と混成で活用されていることもあるようで、この客車を使って雑多な塗装編成を楽しむこともできます。

もう1つ注目しているのは、1970年代の仕様とした28.2cmのUIC-X客車群モデルです。当時の仕様はやや地味な色合い(グレー屋根、1等Kobaltblau / 2等・荷物のChromoxidgruen車体、黒裾)で、蒸気機関車時代の最後を楽しむ向きには最適でしょう。単品販売なのも嬉しいことです。欲を言えば、荷物車(Dm)、半室食堂車(BRm)、食堂車(WRm)なども用意して欲しいところです。
タグ:Neuheiten 2017
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