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84695 K.W.St.E.(P)| Museumswagen 1995 / Ep.I [Maerklin-Guterwagen]

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1995年のミュージアムモデルです。この年は、すでに北バイエルンのWeidenにおりましたが、年に1度のゲッピンゲン詣でを楽しみにしていました。ゲッピンゲンだけではなく、ここからクルマで1時間ほどのシュタイフ社のミュージアムと工場のあるギインゲンも一緒に巡っていました。

さて、とても良く目立つ美しい黄色をベースに塗装されたタンク貨車セットがこの年のミュージアムモデルです。モデルの実車は、ゲッピンゲンのCarl Gentner社の所有で、この会社は、1884年に化学工場 Carl Gentner o.H.G.として設立されました。



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このタンク貨車の側面に大きく描かれている「NIGRIN」は、ここで開発された靴磨き用素材です。戦後は、同じ名称で自動車用ワックスなどとして今も販売されているものです。

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緩急室側側面です。車体などは古典貨車の範疇で20世紀初頭のタンク貨車をモデルにしたものですが、黄色い広告塗装部分のグラフィックスが時代を超えたモダンさを兼ね備えた美しさです。

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車体側面左側には、形式表記(Württemberg 502186(P))、そしてミュージアムモデルの印があるのはお約束です。

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反対側の表記板には会社名が印刷されています。表記の精度は良好です。

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台枠の表記です。こちらも精細に表現されています。直近の検査日は1905年9月と表記されています。

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タンク下部に排出用蛇口が別パーツで付いています。車輪はスポークです。

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緩急室側と非手ブレーキ側の妻部正面です。

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上部を俯瞰した画像です。

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緩急室側を反対側から見たところです。緩急室は両側ともドアが付いています。

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セットに同梱されている自動車モデルです。これはメルクリン製(=金属製)の有蓋トラックです。メルセデス・ベンツ社のモデルでこれもCarl Gentner社のCIカラーである黄色に塗装されています。
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