48096 K.W.St.E. (P) | Museumswagen 1996 / Ep.I [Maerklin-Guterwagen]
1996年のミュージアムモデルです。この時もWeiden在住時だったので、休暇を使ってゲッピンゲンツアーをした時に買い求めたモデルです。
このモデルは、緩急室付き有蓋貨車で、ゲッピンゲンのPAPIER-FABRIK SALACH社の私有貨車です。J.C. Schwarz 氏によって1846年に製紙工場としてこの会社は創立されました。2006年には製紙産業の変化でこの会社は破綻、2013年にKarl-Gruppe社により買収され工場は全て解体、現在は新工場を計画中とのこと。
緩急室側妻部の側面です。形式表記とミュージアムモデルの印は定位置にレイアウトされています。
車体のグラフィックスのディテールです。
明るいグレーに紺色の書体で記された会社名やマークは美しいです。特に明るいグレーの色合いは紺色文字の乗りが良く、この時代にこれだけのグラフィックスが出来ること自体に驚きさえ感じます。
中央の扉は開閉可能です。荷物の積み下ろしシーンなどの再現で活躍できそうです。
台枠の表記です。直近の検査日は1914年1月12日です。100年以上前です。
妻部の緩急室側と反対側正面です。
同梱されているメルセデスベンツトラックです。荷台に紙を模した板状の軟質樹脂が束で積載されています。残念ながらこのモデル、上階からの水漏れ被害に逢い、鉄の骨組み部分が錆びてしまいました。ダイキャストのボディは被害には逢っていません。トラックも貨車モデルと同系色美しい色合いです。
参考サイト:Papierfabrik Salach / Industrie-Geschichten des Filstals
2019-07-12 21:58
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