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4367 Wagen-Set EuroCity SBB [Maerklin-Reisezugwagen]

漸く、SBBのEC客車セット(4367)の各車両記事を更新し、このモダンで美しいEC客車群について知る限りのことを多くの画像とともに記すことができました。

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さて、1994年のニュルンベルグメッセでは、新製品カタログに掲載されず、ハンドマスターモデルすらなく、上画像の実車写真を印刷したリリース告知が行われた背景についてはわかりませんが、スイス・メルクリンからの要請や、このSBB新型車両の導入を受けて急遽製品化が決定したためかも知れません。

上画像はそのパンフレットの表と裏面です。明らかに駅で撮影したと思われる車両群がモチーフであまりデザインやレイアウトを考えたものではないように見受けられます。時間がなかったのが要因でしょうか。
裏面の説明文には、ドイツ方面へのEC "Matterhorn"、オーストリア方面へのEC "Robert Stolz"、EC "Transalpin"、イタリア方面へのEC "Ticino"に使われていると記載されています。これらEC列車は、ゴッタルド旧線やオーストリアのチロル地方を通るなどパノラマ客車を組成するのに相応しい風光明媚な路線を走る列車として想定されたのだと考えられます。
その後のパノラマ客車は観光利用者などには歓迎されたものの、シーズン以外の定期列車としては、一般型車両が利用者には好まれたようで、その位置付けには的確な路線とシーズン、つまりはターゲットとなる列車の吟味が必要だったことがわかりました。

このパンフレットには、その他、食堂車(WRm)の"LE Buffet SUISSE"が当時のSSGではなく、Schweizer Mini-Buffet AGが運営していたと記されています。この会社による運営も程なくMITROPA SUISSE AGに代わりました。これらの食堂車はすべてEW.IV食堂車の量産先行車によるものですが、その理由は、おそらく最高制限速度が200Km/hであることによるものと思われます。(EW.IV量産車は、2両を除いてすべて160Km/hの最高速度制限です)

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6両の客車が入った箱です。このモデルを手に入れた時は嬉しかったですが、暫くRe460を持っていなかったため、DBのO.Rotの103.1形に牽引させていました。
タグ:SBB Typ.EC Ep.IV
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