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Wünschmodell 2020 (3. Niederland, Tschechen, Denmark, Frankreich, CIWL, Zubehör) [Maerklin-Allgemein]

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▲ BR E10.3 / DB + WR 4006 / CIWL (Rivarossi)

3回に渡って披露した2020年の「リリースして欲しいメルクリンモデル」ですが、今回が最後です。

4. Niederland (NS)
4.1. Elektro-Lokomotiv Reihe 1100 (Original)
Highlight: Klassische Märklin-Lok kommt wieder mit aktuelle Technik
- Reihe 1100 / Ep.III - VI Neukonstruktion
4.2. Reisezugwagen „Plan-D“
- A / Ep.IV
- B / Ep.IV
- AB / Ep.IV

オランダの機関車と言えば1100形電機がメルクリンより長年リリースされていましたが、リファインにとどまっていたので、改めて新開発によるオリジナル仕様からのリリースを期待しています。このモデルはF-ZugやTEE Rheingoldの牽引機としても活躍しました。
また、折角なので、独特の妻部形状でもあるNSの名車Plan-D客車も合わせてEp.IIIやIV仕様で登場して欲しいです。

5. Tschechien (RegioJet)
5.1. RegioJet-Zug
Highlight: Aussenschöner Privatzug
- Vectron MS / Ep.VI
- Bmpz / Ep.VI
- Amz / Ep.VI

東欧圏のマーケットが拡がりつつある中、チェコは実車の世界でも最も旅客サービスが進んでいて民間事業者による運行も好調です。その中で最も人気の高いRegioJetは、ÖBBの状態の良い中古EC客車を譲り受け、居住性も良くサービスも定評があります。さらに黄色の美しく派手な塗装で模型ファンにも人気が出ることは間違いなさそうです。
ここでは、先行的にメルクリンから各種塗装仕様が既にリリースされているVectron MS機関車と客車2種をリリース(セットモノ?)することで、定着させるのが良さそうです。売れ行き次第で更なる客車リリースも視野に入ります。

6. Denmark(DSB)
6.1. Dieseltriebzug IC3
Highlight: Supermoderne Design mit Gumminase Neukonstruktion

DSBが思い切ったコーポレートデザインを施しイメージを一新させたのが約30年前。それに合わせて登場したIC3気動車は、メジャーな模型メーカーからリリースされることなく時がすぎてゆきましたが、同型車両の他国への輸出もあり、かつユニークなデザインで世界的にも有名です。ここは是非オリジナルデザインのIC3を実車同様アルミ鋳造技術を駆使して生産。私たちを驚かせて欲しいです。

6.2. Dieseltriebzug Lyntog
Highlight: Schwesterprodukt der Basis von VT11.5 / DB
- Typ. MA460 / Ep.IV in Silverfarbe

IC3が登場するまでLyntogとして優等列車の役割を担っていたVT11.5/DBと同じルーツを持つシルバー塗装の気動車がこれです。DSBマークも大胆にレイアウトしたこのMA460が模型でリリースされたら話題になるでしょう。でも、ハードルも高いと思います。

6.3. Elektrolokomotiv EA
Highlight: Moderne E-Lok
- Typ. EA / DSB Ep.IV

これも、DSBのコーポレートデザイン改革後に誕生した機関車ですが、プロポーションが素晴らしく西欧諸国の機関車の中でもレベルの高い秀逸なスタイルを誇る機関車です。

7. Frankreich (NORD, SNCF) / CIWL
7.1. Pullmanwagenzugset „Flèche d'Or“
Highlight: Legendäre Luxuswagenzug „Paris-London“
- Dampflokomotiv Serie 231E / Ep.II(NORD, SNCF) Neukonstruktion
- Pullmanwagen mit Küche Typ. WSPC „Flèche d'Or“ (4001 - 4015) / Ep.II (CIWL)
- Gepäckwagen Typ. F (1260 - 1262) / Ep.II (CIWL)

欧州の鉄道移動の代表の1つはロンドンーパリ間であるのは今も昔も変わりありません。ユーロスターの走るこの路線が戦前戦後暫くまでは、英仏海峡のフェリーを挟んで英国領内とフランス領内を其々の鉄道が最高の車両を用意してブルジョアジー階級以上の人々の移動を担っていました。
その代表格はフランス領内(パリ北駅-カレー)を走るNORDとCIWL客車による„Flèche d'Or“ でしょう。このCIWLのプルマン客車は、当時世界最高峰のサービスと設備を誇っていたと言っても過言ではありません。
その伝説の„Flèche d'Or“をメルクリンH0で再現できればと常々思っていました。

折角の歴史的豪華列車ということもあるので、最近メルクリンでもフランス型蒸気のリリース実績がある中で231形蒸気機関車(NORDとSNCF両方の仕様)に、茶色とベージュに彩られた車体側面左右に金の矢を施したCIWLプルマン客車を、メルクリンのダイカスト鋳造技術の粋を集めた車体によって製造したモデルであれば、エポックメーキングなモデルとしてメルクリン歴史の1ページを飾ることでしょう。少々価格は上がるでしょうが、このモデルにふさわしい素材と技術を惜しみなく注ぎ込むことこそメルクリンらしいモデルとなるに違いありません。

8. CIWL
8.1. Schlafwagen
Highlight: CIWL-Schlafwagen verkehren westeuropaische Länder
- Typ. YT (3903-3932) / Ep.III Neukonstruktion

8.2. Speisewagen
Highlight: CIWL-Speisewagen verkehren westeuropaische Länder
- Typ. WR (4255-4264) / Ep.III Neukonstruktion
* Viele Internationale D-Züge Verkehr mit CIWL-Wagen

CIWL(ワゴン・リ社)は、ドイツのMITROPA/DSGと異なり、ドイツだけではない独立した鉄道車両・サービスを提供する事業者として西欧諸国で運営していました。それだけこのCIWLは食堂車・寝台車サービスで馴染み深いブランドでもあります。
Typ.YT寝台車は、戦後もEp.IV時代までドイツはもちろん西欧各国で国際列車の運用に当たっていたので、DBのTyp. U以上に馴染みのある寝台車でしょうし、CIWL食堂車にしても同様です。既に航空機が長距離移動の主役になった時代でもその歴史は、紺碧の車体中央の向かい獅子マークが物語ります。
メルクリンH0モデルでも、久しぶりに汎用寝台車、食堂車の1員として活躍した鋼鉄製寝台車と食堂車モデルをリリースすることで、国際長距離列車の再現が可能となり、その世界に厚みと深みを増すことが期待できます。

„Flèche d'Or“ 用CIWLプルマン客車とは異なり、汎用寝台車と食堂車なのでダイカストボディにはせず、通常の樹脂製ボディ(フルスケール?)で再現するのが販売戦略上も良いかと思います。

9. Zubehör
9.1. Sound-Kit
Highlight: Rialisation für Bahnhofe und Betriebswerk im Anlage
- Funktions-mfx-Decoder mit Lautsprecher für Bahnhof
- Ep. III - Ep.VI
- Hauptbahnhof (mit Echo), Kleine Bahnhof
- Funktions-mfx-Decoder mit Lautsprecher für Lokschuppen / Betriebswerke
- Funktions-mfx-Decoder mit Lautsprecher für Drehscheibe

アクセサリパーツでは、サウンドキットなるファンクションデコーダーとスピーカーのセットを期待しています。デジタル技術の革新でもはやmfxデコーダーの可能性は私たちの想像を超えた機能が再現されていますが、その使い方を応用して駅舎などに設置することでアナウンスや雑踏などのサウンドやドーム駅舎では独特のエコーのかかった雰囲気のあるアナウンスなどグッとくる演出が可能になるでしょう。機関車デコーダーでの駅アナウンスも良いですが、駅は駅舎に設置したデコーダーの方が理にかなっていると思います。それは機関区や転車台などでも良いでしょうし、時代に合わせた音源を多数用意することで、臨場感あふれるレイアウトの演出が可能になります。
また、CSでプログラミングすることで、機関車デコーダーとの連携(列車アナウンスなど)が可能になり、奥深い楽しみが広がることでしょう。



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とまぁ、このようなアイデアを盛り込んだ新製品が登場してほしいと妄想を膨らませているわけですが、この中から1つでも2020年の新製品としてアナウンスされれば...と思っています。

さて、これをお読みになっているみなさまは、新製品に何を期待されているでしょう?
そうしたアイデアをコメント欄に記していただければ、そこから新しい議論も生まれてくるので良いかも知れません。

[追記]
ドイツのコミュニティサイトからの情報では、メルクリンから公式に春の新製品が1月16日に発表され、1月18日からドイツの?販売店での新製品スライドショーが行われるようです。

[EDIT] 2020-01-08
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