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29785 DBAG Apmz 805.3 / Ep.V [Maerklin-Reisezugwagen]

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前回の記事と同じICEスタートセット(29875)から3両編成のICE2列車モデルのうち中間車(Apmz 805)を紹介します。
このモデルは、1999年から2001年までの3年間、また制御機器とトランスを変更したセット(29786)として2002年から2004年までの3年間の合計6年間リリースされました。

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車体妻部の側面画像です。このモデルは1等車ですが、車体に等級表記が印刷されていないためぱっと見では1等車か2等車かはわかりません。
カプラーは、スナップ式であることがわかります。導電タイプではありません。

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車体番号の表記です。ICEは、車体番号のみが表記されるため、車両分類を表す記述がなく番号から調べるしかありませんが、資料からApmz 805.3であることがわかります。車体番号は、「805 322-5」と表記されています。この車両は、UIC番号では、「93 80 5805 322-5」となります。1997年2月12日にベルリンのADtranzにて落成。この車両が組み込まれた編成には、「Eberswalde」という地名が付けられています。

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台車はICE1と異なりSIEMENS SGP Verkehrstechnik社のSGP SF 400を履いています。この台車はそれまでのMD53と異なり、空気バネが付いています。

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車体表記です。最高制限速度は280Km/hです。ラスターには「D」のみ表記されているため国内専用車両です。

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所属は先頭動力車と同じGB FernverkehrのNL Münchenです。
座席定員の表記は52plとあります。手元の資料ではApmz 805.0が52ですが、このApmz 805.3は53とあります。

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REV(検査日)表記は、1997年2月12日です。

インテリアは1等車の赤紫色で表現されています。ICE1は開放室と区分室が1両にレイアウトされている構造ですが、ICE2は全車開放室となっています。(家族室のみ区分室)1等車は1+2の座席レイアウトです。
実車のインテリアデザインは、ICE1同様StuttgartのBPR-Designによるものです。

参考文献:Apmz 805 / "WAGEN" Das Archiv der deutschen Reisezug- und Güterwagen / GeraNova Verlag München
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