3657 DB 103 121-0 / Ep.IV記事をリニューアルしました [アナウンスメント]
1985年に初めてメルクリンからデジタルH0鉄道模型が誕生しました。この時、同時に少なからずの機関車モデルがデジタル仕様になって登場しましたが、この103.1形モデル(3657)もその1台です。
当時のデジタルは、システムを揃えるだけでも結構な投資が必要だった上に、機関車にはデコーダーを載せなければなりませんでした。今のように簡単に、安価で機能の多いデコーダーではなく、単に80種類のアドレスから1つを選ぶことのできるデコーダーでした。それ以外はアナログとほぼ変わりない性能を持ったモデルの1つとして、当時のカタログではアナログモデルと共通の写真で地味に登場しました。
そのスタートは、今のようなデジタル全盛の欧州鉄道模型業界とは違い、中々デジタルが普及せずにメルクリンはここまで来るのに想定外の時間と投資が必要だったと考えられます。しかし、紆余曲折を経ながらも、初志を曲げずにここまで来れたのもまた、メルクリンらしいとも思います。
その3657モデルの紹介記事をリニューアルしましたので、興味があれば以下のリンクを追ってください。
3657 DB 103 121-0 / Ep.IV
13年前の記事を読み返しても、古さを感じないのがメルクリンですね。我が家の同モデル、今も健在です。
by 460 (2020-08-21 15:34)
460さん、ご無沙汰していました。お元気そうで何よりです。
最近感じることの1つに、家電製品やAV機器などフォーマットが数年で変わるので、10年程度で買い換えなくてはなりません。メルクリンは趣味のものなので決して必需品にはなりませんが、だからこそ、初期のデジタルでも最新のコントローラで制御可能ですし、アナログモデルでも、デコーダーを換装させればレトロフィットもできます。つまり未来永劫手をかければ廃棄する必要がないのですよね。一方家電類は廃棄するにもお金が掛かったりします。そういう意味では、フォルムなどについても基本がしっかりしていることは、古さも感じさせないのがちょっと驚きだったりします。
by Akira (2020-08-23 00:54)