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Orientrotの111形 [欧州鉄道]

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ここ数回、185系定期運用終焉でその思い出ばかり記しましたが、今回はドイツで廃車解体が進む111形機関車について記したいと思います。

この機関車については、まとめページを作っていますので、メルクリンモデルについてはリンク先をご参照ください。

私がドイツに渡った1988年には新しいDBのCIを元に漸く新しい塗装色の車両が運用に就き始めていて、まだまだタルキスカラーが数多く在籍する中で、新鮮に映ったのがこの111形です。
上画像は、インスブルック西駅で撮影した111形041号機です。メルクリンから単品発売されたOrientrot色と同番号です。

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画像は111形の運転台です。
111形は、それまでの機関車の運転台から人間工学の要素を取り入れた設計となり、造形上も以前の機関車より整理され見た目が随分変わりました。現在の機関車の運転台も、これがその出発点となっているはずです。

この時は、ガラス電車ツアーに申し込んだものの故障で乗車できず、代走としてやってきた機関車でした。目的地駅のオーストリアのÖtztal駅で、ツアー参加の希望者には運転台見学もさせてもらいました。メルクリンモデルと同番号ということもあって、ガラス電車に乗れなかった悔しさも、ツアーガイドさんの献身的なホストぶりとサービスに幾分晴れた思いになりました。

111形は廃車が進んではいますが、既にトップナンバーはオリジナルのタルキスカラーでDB Museumで動態保存されています。廃車されているのはほぼ全てVerkehrsrotのようですが、このOrientrotも1機程度は残して欲しいなぁ...と思います。
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