謹賀新年 2022 [Maerklin-Allgemein]
新年明けましておめでとうございます。
2022年が始まりました。2年に渡って世界を襲った新型コロナウィルスによるパンデミックは、昨年末には漸く感染者数が減少して経済活動も徐々に回復しつつある中で欧米では再び増加。また新しい変異株も現れ、日本でも市中感染が各地で確認されるなど、第6波の兆しが現れ始まるなど予断を許さぬ状況が続きます。
2月にニュルンベルクで行われる国際玩具見本市では、初回の開催から必ず出展していましたが、昨年はメッセそのものが中止、今年はメルクリングループの出展辞退ということになり、メッセを楽しみにしていた世界中のバイヤーやプレス関係者は落胆するしかありません。
ただ、今後のコロナ禍の実態を考えると、今回の決断は残念ではありますが、間違ってはいないということにつながるのかも知れません。
今回の画像は2015年の群馬県庁で行われた「ドイツフェスティバル in ぐんま」に出展した時のものを活用しましたが、今年開催予定だったこのドイツフェスティバルも今年は事態の状況を考慮して中止を決断することになるようです。(直近の数回は、私自身の大学授業が重なることもあって出展を見合わせています)
何れにしてもコロナ禍が原因で移動に制限が掛かることが多いため、まずはこの感染症が収束に向かうことを望むことが今年の1番の願いにならざるを得ません。
Spielkisteを愛読されている皆様には、不定期更新のこのブログにアクセスしていただき感謝に堪えません。今年も細く長くを基本に更新は続けてゆきたいと考えていますので、昨年同様よろしくお願い申し上げます。
Akira様
御無沙汰致しております。東西急行です。
遅れ馳せ乍ら新年お慶び申上げます。
感染症は相変わらず圧し掛かっておりますが、其れにも関わらず変転する情勢からは目を離さぬよう努めて参る所存です。
当方はと申せば、昨年末我が1/160ワゴンリ隊に新たな編成を配備しました。
編成はHobbytrain22106及び07”Simplon-Orient-Express EpⅡ(192X)”です。木製乍ら青塗装に変わった直後の仕様です。本編成の荷物車及び護送郵便車はL.S.ModelsのVoiture Pullman WPA&WPAC"Côte d'Azur”との混結も可能故兼ねて配備が待たれる車輛でした。L.Sから鋼製寝台車Voiture Lits Type"S"発売が有ればLe Train Bleu192Xも可能となります。
牽引機は当面WurtenbergのC、SBBのAe3/6及び同4/7を充てることとします。無謀な願望乍らP.L.M又はNordの231各型やSBBのA3/5が何処からか出ないかと思うことが増えました。
本年も宜しくお願い申上げつつ失礼致します。
by 東西急行 (2022-01-09 23:10)
東西急行さま
新年おめでとうございます。最近はなかなか更新作業もできませんが、細々と続けてゆきますので、懲りずにお付き合いいただければ嬉しいです。
さて、東西急行さまのCIWLも着々と増えているようで何よりです。最近のCIWLの実車はポーランドとベラルーシの国境付近に留置(放置?)されていた旧NIOEの貴重な車両群+流線型カウルの01.10形がフランスとドイツに里帰りしたようです。両者ともレストアを受けて再び走り始めることを期待したいです。
by Akira (2022-01-09 23:35)
Akira様、東西急行です。
当方も細々と乍ら運行を続けて参ります。
文字通り「東西国境」で放置プレイ状態のワゴンリについては以前から気に掛けておりました。
奈良県奥地の無惨なバラバラ状態とは違い、乾燥した気候で曲がりなりにも鉄道車輛として留置されていたことが救いでした。
西方への送還が事実とすれば期待せずには居られません。風化した内装を如何にするか等の課題は山積していますが「国際寝台車欧州大急行会社」の看板と共に再臨を期待するばかりです。
by 東西急行 (2022-01-10 09:43)
東西急行さん、ご返事遅れてしまいました。
CIWL客車は、欧州ではやはり特別扱いされているように感じています。それは1900年代初頭からのブルジョア階級御用達であった贅を尽くし、流行の最先端を取り込んだ車両の文化的価値や、戦後まで欧州だけにとどまらず、中東やアジアまでその勢力を伸ばしサービスを行っていたという事実もありましょう。
昨日もルクセンブルグに留置(放置?)されているフレッシュ・ドール プルマン客車(CIWL 4044)の画像を見ましたが、外観は酷い状態ではありますが、車体の歪みなどは見られず、資金さえあればレストアして動態に戻せる準備だけはしているように見えました。このようにして時間は掛かるものの、静かに再生の時を待つことが許されているのはCIWLだけの特別な計らいであると同時に欧州では、それがコンセンサスになっているように思えます。
by Akira (2022-01-12 18:05)
Akira様、東西急行です。
重ねての御返信誠に恐縮です。
CIWL客車群はたとえ一時期にせよ、近代の始まりに欧州発の価値観が世界を席巻した記念碑と思えます。
仰がれ方を見るに、大西洋航路で速度記録に死力を尽くした今は無き大型貨客船群に近いものを感じます。
鋼製客車が一般化するに従い木製客車時代の「料金を払えば乗れる宮廷列車」から「各国の一等客車を超える営業客車」となったとは云え、最初の世代が有していた贅(投じ得る限りの美)を投げ捨て簡素≒貧相な一般客車に転落した省鉄の優等客車とは比較すること自体憚られる存在です。
by 東西急行 (2022-01-14 23:21)
東西急行さん、ありがとうございます。
1900年代初頭からWWIIまでの約半世紀、世界の動乱の中文化は華開き、ブルジョアジーはまだまだ何とか、そうした文化を支えるだけの力がありました。今は再び富が集中する世の中になりつつありますが、文化を支える力はあっても文化を作る社会が希薄になってきている気がしています。CIWL車両群がまだまだ輝ける時代なのは悪くはないですけど...。
by Akira (2022-01-15 23:47)
遅れましたが、本年もどうかよろしくお願いします。
ところで、ご存知または本ブログで既に取り上げられているのかもしませんが、ドイツの長距離列車データベースのHPがリンク先のブログにありました。
https://ameblo.jp/kiha17/entry-12722330914.html#cbox
1977年以降の情報があるようですが、私の唯一の乗車経験であるMünchen-Zürich HBF間のDも収録されておりました。
もしまでご覧になったことがないようでしたら、一見をおすすめします。
今後ともよろしくお願い致します。
by DB103 (2022-01-23 12:41)
DB103さん、こんばんは。
こちらこそよろしくお願いいたします。
素晴らしいデータベースのご紹介をありがとうございます。
1977年からでしたら私が在独時の列車も全て収録されているでしょうから色々調べてみたいです。
by Akira (2022-01-23 23:56)
非常に長い事ご無沙汰しています。お元気で何よりです。
最新のメルクリン情報がわかって有難いです。
国際見本市の情報はYoutubeから見ようと思っています。
メルクリングループが辞退ですか寂しいですが妥当な判断ですね。
収束にはあと数年必要かもしれないですが。
当方、2017年にインターモデルバウに行ったのですが、
良い時に行ってよかったと思っています。
一度は前から行きたいと思っていたので行って正解でした。
今は自宅にいることが多くなり、老化防止のために
Youtuberになり動画を投稿しています。
今後もメルクリンの記事楽しみにしています。
by メルクリンフアン(モケイファン) (2022-02-02 17:40)
こんにちは、メルクリンファン(モケイファン)さん
こちらこそご無沙汰しておりました。お元気そうで何よりです。
ニュルンベルクのメッセは残念でしたが、このご時世なので、いつもは世界中からやってくるバイヤーさんが来られない以上は致し方ありませんね。来年以降は、模型業界が一堂に集う唯一の機会ですから通常開催が再びできるようになってほしいものです。インターモデルバウは、私は行ったことがないですが一般向けなので別の意味で楽しそうです。
最近あまり投稿できていませんが、細くても長く続けるつもりなので今後ともご贔屓に..。
by Akira (2022-02-08 09:21)