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42529 DB Schnellzugwagen-Set der Einheitsbauart 1928 bis 1930 / Ep.IIIa [Maerklin-Reisezugwagen]

昨日発表された2023年のインサイダーモデル01.10形に合わせた客車セットが同時に発表されました。
これが久しぶりに完全新設計のGruppe 29形客車で、私個人はこちらも機関車同様サプライズでした。
早速、メルクリン公式上の特設ページではなく、このモデルのページを検索してみたのが以下のリンクにあります。

Schnellzugwagen-Set der Einheitsbauart 1928 bis 1930

驚いたのは、Gruppe 29形モデルは、樹脂製モデルとして既にメルクリンH0の製品プログラムにあるためです。27cmや26,4cmモデルが28,2cmモデルとして登場して以来の新しい製品ラインナップと思われます。
以前のGruppe 29形のモデルは、ラインナップとしてはやや貧弱で、非常にあっさりしたディテールは扱いやすい一方で、やや物足りなさを感じたモデル群でした。そこに登場したのが今回のモデルです。
車種は、1/2/3等合造車(ABC4ü-29)、1/2等合造車(AB4ü-28)、3等車(C4ü-28)、食堂車(WR4ü)、荷物車(Pw4ü-29)です。食堂車と荷物車を除いて全て区分室車であり、以前のモデルとは形式的にも異なるため、今回のモデルのように同形式グループで揃った編成でも、以前のモデルと組み合わせても良いかも知れません。(当時のD-Zugは、編成写真などを見る限り、揃った編成は珍しかったように思います)
まだ、詳細を調べていないので、同じGruppe 29でも以前のラインナップのモデルの比較詳細など、ここでお示しすることができればと思います。

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[参考]
Gruppe 29-Wagen / DB Ep.III まとめ|Spielkiste

[EDIT] 2022-12-04
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DB103

お久しぶりです。
以前の製品は1980年代初頭?だけあって、一体成型を駆使したもので、2020年代にはやや物足りなかったのと、Ep.4仕様で、Gruppe 29の中にドアが二枚並んだEilzugwagen Gruppe36?が混じっていたのが残念でした。ご指摘のようにDB時代には混ざっていたようですが、Ep.4では、n-Wagenの大量導入により、戦前型は殆ど見ないですね。
今回の製品は、ROCOやLiliputともろにバッティングしますが、最新だけに良くなっているのでしょう。ただし、1951年仕様らしいので、機関車があまり発売されていないように思います。
by DB103 (2022-12-26 22:32) 

Akira

DB103さん、こんにちは。
このGruppe 29の定義はちょっと難しくて1928年頃から1934年頃まで製造された客車群があって、出入口扉が2枚並んだタイプは近郊型の位置付けで開放室です。しかし中には片側が2枚並びでもう片側が1枚の変則的な2/3等合造車もあったりします。1枚扉の2等車側は区分室で3等車が開放なので、長距離なのか中距離客車なのか迷います。バイエルンのKarwendel客車は長距離ではない(Muenchen Hbf - Innsbruck Hbf)ので全て開放室だったりと興味深い仕様もあります。メルクリンの今までの製品が、これらをごちゃ混ぜにリリースしていたきらいがあり、混乱に拍車を掛けていたのですが、今回の新製品は、1/2/3等、2/3等、3等、荷物、食堂車と同じ形式で揃えているので一定の評価ができると思います。この調子で郵便車、寝台車なども続けてリリースを期待しつつ、近郊型の2枚ドア車両も新設計でリリースして欲しいものですね。
by Akira (2022-12-31 00:15) 

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