Schluß von Märklin Museum [Maerklin-Allgemein]
ドイツ・ゲッピンゲンのメルクリンミュージアムが、明日6月30日で終了し、2019年下半期の本社工場敷地内に出来るメルクリネウムのオープンまで利用できません。以下参照。
メルクリンミュージアムの開館時間
なお、ミュージアムに併設されているメルクリンストアとFundgrube(アウトレット)については、7月30日より本社工場敷地内にオープンの予定とのことです。
この期間中にメルクリンミュージアムへお出かけ予定の方はお気をつけください。
メルクリンミュージアムの開館時間
なお、ミュージアムに併設されているメルクリンストアとFundgrube(アウトレット)については、7月30日より本社工場敷地内にオープンの予定とのことです。
この期間中にメルクリンミュージアムへお出かけ予定の方はお気をつけください。
Zugbildung TEE 7 (Flügelzug TEE 17) "Rheingold" Sommerfahrplan 1983 [Zugbildung]
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昨日のブログでTEE "Rheingold"最後の1986年冬ダイヤを紹介しましたが、それと合わせて作成した1983年夏ダイヤを今回は紹介したいと思います。
メルクリンH0で今回発表されたモデルは、赤裾TEEカラーにオレンジ帯が入っていますが、これがTEE Rheingold '83と呼ばれるのは、1983年夏ダイヤから運用が開始されたからです。この時の編成は、ミュンヘン方面とを結ぶFlügelzugのTEE 17列車が3両編成で、Basel SBB方面へと結ばれた編成は1両多いことから、1986年のダイヤをメルクリンモデルの編成と結論づけました。もちろん大は小を兼ねますから、1983年の運用をメルクリンモデルで再現することも可能です。この場合、中央にクラブカーを挟みその前後に区分室客車と開放室客車を1両づつ連結させれば出来上がりです。
また、1986年はスイス方面とミュンヘン方面の解放/連結がマインツ中央駅でしたが、この1983年夏ダイヤでは、マンハイム中央駅で解放/連結が行われたようです。
当時は、ミュンヘン方面よりスイス方面への利用が多いと想定されたのでしょうが、その後ミュンヘン方面への利用が増えたからかも知れません。
当時の西欧鉄道は、国際列車の高速化と共に大衆化も進み、2等車が連結されることが普通になってきました。日本と違い、等級別に運賃そのものが距離に応じて変わる欧州では、1等利用者が航空機路線の拡大と共に移行してしまったことも影響があるのでしょう。DBの看板列車として戦前から君臨したラインゴルトは、日本で言えば特急「つばめ」のような存在かも知れません。1983年に観光列車として特化し再起を図った最後のTEE列車でしたが、その3年後の1986年冬ダイヤをもって終焉となりました。
この表の誤りなど発見された方は、ぜひコメント欄でお知らせください。よろしくお願いします。
*この編成表はあくまで資料に基づいたものであり、実際には増結や減車などもありえますのでご注意ください。
[Edit]: 2018-07-11
Zugbildung TEE 15 (Flügelzug TEE 17) "Rheingold" Winterfahrplan 1986 [Zugbildung]
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今年の春のメルクリンH0のMHI新製品にTEE Rheingold '83セット(26983)が発表されました。この新製品はドイツのTEE、そしてRheingold最後の輝かしい華として登場し、ライン左岸線を駆け抜けたTEEカラーにオレンジ帯を纏った姿は、特別な列車としての存在感を持った列車をモチーフとしています。
この特別なTEE列車は、すでにヨーロッパから数少なくなった1980年代のTEE列車の中で、他の国際特急列車が次々とEC列車化される中、西ドイツ(DB)も例外ではなく、観光に特化したコンセプトで登場した唯一のTEE列車でした。TEEと名がつけば、食堂車とバーなどラウンジ的な機能のついた1等車のみで組成された列車ではありますが、TEE Rheingold '83は、座席車両を区分室車、開放室車両ともプラグドアを装備した1等車両の他、132形食堂車、またバー車の代わりに新たにApmh 121を改造したクラブカー(WGmh 854) "Club Rhiengold" を連結して、歴史ある看板列車としての面目を保ちました。
今回、メルクリンからリリースされるこのTEE Rheingoldは、このオレンジ帯を纏った最後の姿を模型化したものですが、112形電気機関車と座席車3両、Club Rheingoldのクラブカーの合計4両の客車で構成されたもので、これはオランダとスイスを結ぶTEE 15列車から途中で分割され、Stuttgart、Münchenへと結ぶTEE 17列車のFlügelzug(分割列車)がモチーフです。
この列車について調べたところ、1983年から1986年までの運行期間のうち、1986年の夏ダイヤと冬ダイヤのみ4両の客車を牽引してMainz Hbf - Stuttgart Hbf - München (- Salzburg)を走ったようです。そしてメルクリンモデルでは、この最後の1986年のダイヤで運行された仕様がモチーフだったと考えられます。(夏ダイヤか冬ダイヤかは残念ながら不明です)
そこで、ここでは最後のダイヤ改正で運用されたTEE RheingoldをAmsterdam - Basel SBBのTEE 15とFlügelzugのTEE 17を1つの表にまとめました。
将来的に、TEE 15の編成ができるように食堂車とともに客車セットをリリースされることを期待したいです。そこにはもちろん103.1形機関車が先頭に立つ姿が最も似合います。
この表の誤りなど発見された方は、ぜひコメント欄でお知らせください。よろしくお願いします。
*この編成表はあくまで資料に基づいたものであり、実際には増結や減車などもありえますのでご注意ください。
[EDIT]: 2018-07-11
Märklin TV Folge 91 [Maerklin-Allgemein]
YouTubeのメルクリンチャンネルで以下メルクリンTVが配信されています。
https://www.youtube.com/watch?v=1j8wXSLG0_M&feature=youtu.be
今回のテーマには、LGB 50周年の他、ドイツの鉄道趣味誌グループのVGBによる、その年の優れたモデルに贈られるGoldene Gleis賞授賞式の様子。そして先日も記したインサイダーモデルの第2弾、BR 65モデルを映像で見ることができます。同時にリリースされる3両セットのジルバーリンゲ客車は、プッシュプル仕様で、制御客車の運転士や乗客、室内灯が標準装備のようです。
それにしても蒸気機関車のプッシュプルというのは、23形機関車もそうですが、実物の世界では機関士と運転士のコンビで運行される神業ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1j8wXSLG0_M&feature=youtu.be
今回のテーマには、LGB 50周年の他、ドイツの鉄道趣味誌グループのVGBによる、その年の優れたモデルに贈られるGoldene Gleis賞授賞式の様子。そして先日も記したインサイダーモデルの第2弾、BR 65モデルを映像で見ることができます。同時にリリースされる3両セットのジルバーリンゲ客車は、プッシュプル仕様で、制御客車の運転士や乗客、室内灯が標準装備のようです。
それにしても蒸気機関車のプッシュプルというのは、23形機関車もそうですが、実物の世界では機関士と運転士のコンビで運行される神業ですね。