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Insidermodell 2019 / Märklin TV Extra - Folge 26 [Maerklin-Lok]

先日ケルンで開催されたIMA(国際模型展示会)でメルクリンから発表されたのが来年のインサイダーモデルが発表されました。例年は蒸気機関車や電気機関車でしたが、今回はDBのF級ディーゼル機関車V320形です。

この機関車は1962年にDH4000としてヘンシェルで製造され、DBに貸し出されていた機関車です。この機関車は、Kempten機関区に配属され、ミュンヘンーリンダウを結ぶアルゴイ路線で試験を兼ねてV320(Ep.IVではBR 232)営業運転され、DBでは量産はされませんでしたが、同機は現在は民間のWIEBEの320形として現存しているようです。
フロントフェイスはV160ファミリーに準じていますが、前照灯/尾灯部分がステンレス帯で装飾されていることが特徴的です。横から見ると左右非対称の3軸台車を履くF級ならではの巨大な姿がわかります。

モデルはEp.III仕様で、1番の特徴は屋根上にある排気ファン4機が回転するギミックでしょう。既に同様の回転ファンはBR53蒸気機関車の復水テンダーで実現されているので技術的に新しいものではないでしょうが、中々見所があります。この機関車のハンドマスターモデルは、以下Märklin TV Extra - Folge 26の動画で配信されています。

https://www.youtube.com/watch?v=N5cNAfm4UK0&feature=share

また、今回はV320が1965年にアルゴイ路線でD79 "Rhone-Isar"(München Hbf - Kempten - Lindau Hbf - Zurich HB - Bern - Lausanne - Genève C)での運用を想定したDB/SBBの客車がそれぞれ5両/3両セットで別売される予定です。全て揃えば8両の堂々とした編成が完成します。(実際はもう少し長編成のようです)

アルゴイ路線は風光明媚な沿線風景も魅力的ですが、非電化ながらのドイツとスイスの主要2都市を結ぶ幹線でスピードアップの試みは今も続いていますが、そのお陰でこのV320を始めガスタービンを積んだ210形なども運用されるなど、様々な機関車が走る路線として興味深いです。
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Sebb’s 1 zu 87 [Maerklin-Lok]

メルクリン関連のYouTubeで興味深いチャンネルを見つけましたので紹介いたします。
これは「Sebb's 1 zu 87」というタイトル。(Sebb'sというのは「Sebastianさんの〜」という意味と想像できます)

以下の動画ページでは、接触のよろしくないメルクリンH0モデル、Köf IIの走行不具合要因を特定し、その解決策を工作作業も含めて丁寧に、そしてちょっとウィットの効いた編集で面白く簡潔明瞭に解説するもの。ちょっと自分のモデルもどうなのか調べてみたくなりました..。

https://www.youtube.com/watch?v=6pZR6jF9GUM&feature=youtu.be&fbclid=IwAR0ZPE6pClavgD-jOyIuRnhu6V1Yr8bcShPB6yj5z7TJvWTlwbcMvumlsw4

*改造などはメルクリンの保証修理対象外になる可能性があるので、自己の責任において行ってください。
タグ:Köf II YouTube
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