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Frohe Weihnachten 2018 [Maerklin-Allgemein]

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年々時が過ぎるのが早く感じるのが年末の今の時期ですが、クリスマスイヴは外せないお祝いの日です。
先日NHKの「チコちゃんに叱られる」でクリスマスイヴの本来の意味を初めて知り、クリスマスの前日と思い込んでいた私は、「ボーッと生きてること」を思い知りました。
何でも昔のヨーロッパは0時が日にちの変わり目ではなく、日没が変わり目だったそうで、当時の12月24日にイエスがお生まれになったのではなく、24日の日没に日付が変わり25日となった夜(イヴニング)がその由来だそうです。

ちなみにドイツ語でクリスマスイヴはHeilige Abend(聖夜)と言いますが、なるほど納得です。そして明日はErste Weihnachtstag、26日はZweite Weihnachtstagと言い、この3日間は、1ヶ月前から続くアドヴェントの中でクリスマスのハイライトとなり、私もドイツ時代は知人友人のお宅にお呼ばれされて楽しい時間を過ごすことができたのは懐かしい良い思い出となっています。

今年もプライベート用にクリスマスカードを作成しましたが、今年はFacebookで友人の多いドイツ語、英語、スペイン語の3ヶ国語でメッセージを表記しました。ザイフェンで作られたと思われる木彫りのアドヴェント燭台と私らしくSteiffのチビクマが乗った列車の牽引はもちろんメルクリンの蒸気機関車です。このBR 89は、このブログで最初に記したマイファーストメルクリンモデル3000番です。

みなさまも今日は楽しいクリスマスイヴをお過ごしください。そして年末の忙しい日が続きます。
当ブログをご覧の皆さまが良き新年が迎えられますように...。
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カテゴリにZugbildungを追加 [Zugbildung]

当ブログは最近中々更新できておりませんが、先ほどカテゴリに新しく「Zugbildung」(列車編成)を加え、これまで当ブログで掲出した列車編成表のページ全てのカテゴリを新しい「Zugbildung」に修正しました。
左カラムの「カテゴリー」欄の一番下にある「Zugbildung」の文字列をクリックするとカテゴライズした列車編成表が出てきます。
順番は時間順なので、直近から過去に向けてアップした順番に並んでいます。

検索が少しし易くなったと思います。今後ともSpielkisteをよろしくお願いいたします。m(_ _)m
タグ:Zugbildung
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48119 - Märklin H0 Museumswagen 2019 [Maerklin-Guterwagen]

暮れも押し迫ってくると、ドイツでは来年の新製品のリークが飛び交うようになり今年も早くもICE4のリークが届いている。
今回は、そのような噂話ではなくメルクリンの公式サイトですでに公表されているミュージアムモデル2019について記します。

メルクリンサイトにあるミュージアムモデルのページを見て今回モデルはちょっとした驚きでした。すでにリリースされているポルシェ70周年のモデル群は好評のようですが、今度のミュージアムモデルの企業モチーフはポルシェで、このGlt 23 "Dresden"有蓋貨車は自動車積載を前提とした車両です。
このモデル、自動車運搬車両らしく妻部に観音びらきの開閉可能な扉があり、扉を開くと乗用車が積載できるスペースが用意されているということです。そしてこの貨車に積載できるモデルには名車とされるポルシェ356が付属しています。1959年の仕様を想定したモデルです。

この自動車積載貨車は、そういう意味でも記憶に残る貨車のチョイスであるように思います。
さて、この貨車。以前は日本の販売店でも取り扱うことができましたが、今はどうなのでしょうか?もしミュージアムでしか買えないモデルとなると日本では希少価値の高いモデルになるのでは?
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1978年 ホテルオリエント急行への訪問 [欧州鉄道]

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以前、当ブログでもCIWL YU/YT Schlafwagen in Japanとのタイトルで記してはありますが、昨日古いカラーネガを漁っていたらプリントされた以外の貴重な?ネガを発見したのでそれを何枚か示しながら当時の思い出を記したいと思います。

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1978年8月9日から1泊2日で私は初めて琵琶湖畔にある紅葉パラダイスという総合レジャー施設(今は廃業)にあるホテルオリエントエキスプレスに泊まることだけを目的に京都から京阪京津線を使って一人で出掛けました。当時の私の立場は高校生だったか。こんな子供の頃から私は日本の車両以上に欧州からはるばるやってきたこの客車を「観たい!乗りたい!泊まりたい!!」という強い思いがあったのは、やはり幼少の頃からのメルクリンモデルへの憧れがあったからでしょう。実際メルクリンモデルはドイツが中心でしたが、CIWL客車は当時のメルクリンラインナップには鉄板製客車が1種類しかなかったものの、やはり欧州車両への憧れが強かった私の気持ちがこの列車ホテルのオープンにあたり、居ても立ってもいられなかったということがあります。

そんな折、私は足の不自由だった服飾デザイナーの母の仕事の仕入れに補佐として銀座のボタン専門店に良く行ったのですが、その3階フロアだったかの窓から銀座通りを挟んで見える建物の同じレベルに大きく「ホテル紅葉」の文字が見えたのです。当時できたばかりのホテルオリエントエキスプレスは、滋賀県琵琶湖湖畔にある紅葉パラダイスという、テレビCFでも放映されるほどの全国でも良く知られたレジャー施設でした。そこに設置されたのがこの列車ホテルというわけです。
早速、そのホテル紅葉の東京事務所に行き、この日の予約をしたのです。

上画像は、駐車場から列車ホテルを撮影したところです。なかなか良いアングルで撮影できる場所がなかったのを覚えていますが、この写真に写っている駐車場の車は時代を感じます。

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列車ホテルは敷地の関係か、琵琶湖畔に面した遊園地施設のプールの真上に標準軌の線路を設置し、蒸気機関車(オーストリア国鉄籍52形)に牽引される形で、紺碧のCIWL食堂車1両と寝台車6両が編成として連なっておりました。このプールの真上の設置が後々悲惨な状況に陥る要因の1つになろうとは私はもちろん、経営側も認識してなかったのだろうと想像できます。

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今回発掘された写真で最も貴重と感じた1枚が上の写真で、CIWL WR(食堂車)です。この食堂車はWR 4202、Nivelles社により1940年に製造された4201 - 4218のグループの1両です。1950年代にはHolland-Skandinavian Expressで運用されていました。デンマークやオランダ、ドイツにも走っていた車両です。また、このグループの1両CIWL4218食堂車は、かの有名なトラン・ブルーでも運用されていました。
ここにはその後も数回訪れましたが、食堂車で食事が出来たのはこの時限りでした。食事風景は残念ながら撮影しませんでしたが、私の薄い記憶ではセミフルコースを頂いたのを覚えています。(フランス料理でしたが、内容と味は忘れました)

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自分の部屋にあてがわれた寝台車(シングル利用なので、上段は畳んだ状態です)から、窓越しにレマン湖...いや琵琶湖を眺めたところです。

この写真の発見で当時の私はロクに勉強もせず、鉄道車両ばかり追いかけていた自身を思い出しました。でも、高校生の分際でこの列車に乗るためだけにここを訪れるのは、当時から変な子供だったのかもしれません...。

最後にYouTubeに上がっているこのホテルのTVCFをリンクします♪
リンク先:ホテル紅葉TVCF
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