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懐かしの?甲種車両輸送(13) [日本の鉄道]

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現在長い長い片付けを続けがら、時折出てくる懐かしいものなどに時間を取られて先の見えない日々が続いているのですが、撮り鉄時代のネガは、当時全てプリントした訳ではなく、長巻のTX(Kodak Try-X)をパトローネに詰め直して、撮影後はフィルム現像だけするという節約しながらの撮影に励んでいました。それら大量のネガを見つけて改めて見直してみると、当ブログで今まで12回に渡って紹介してきた「甲種車両輸送」についても新たなネガが発掘され、再びここでもいくつかの甲種車両輸送を紹介したいと思います。

今回紹介するのは、小田急SSEを輸送するEF60です。ヘッドライトがシールドビーム化される前の時代のため、F級箱型電気機関車に1つ目が特徴的な機関車で、ある意味過渡期らしい姿の機関車と言えましょう。
おそらく場所は東海道本線の由比-興津あたりと推測しますが、確証はありません。(どなたかご存知の方はご指摘いただければありがたいです)牽引される小田急のSSEは、もしかしたら大井川鐵道への譲渡かも知れません。ワフに挟まれて輸送される姿も今となっては懐かしい姿です。

撮影日についてもネガ袋に記載されているのが1983年とあったので、その頃だと思われます。私は大学2年生ぐらいで、撮り鉄から足を洗い始めた時期ぐらいでしょうか。それでもSSEの輸送となったので遠出してでも撮影したかったのだと思います。今も日本の歴代車両で最も美しい車両の1つしてと信じて疑わないのは、小田急SE車です。SSEは改造車ですが、その独特な構造とスタイルは日本の車両史に残るものです。
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