大洲大作 「未完の螺旋」 [Kunst]
昨日、友人の写真家大洲さんより表題のインスタレーション展示の案内を頂きました。この展示は大洲さんが長年、列車の車窓をテーマにしている作品のインスタレーションなのですが、今回は東京上野の旧京成博物館動物園駅構内が展示会場とのこと。ここは、ご存知の方も多いとは思いますが、地下駅で以前は使われていたのですが、現在は営業されておらず、当時のままの姿の構造物と空間が残っています。
いただいたパンフレットによれば...
「..鉄道などの「車窓」に材を取った作品で知られる、大洲大作氏のインスタレーションによって、これまでには広く知られることのなかった、上野地下線のある記憶をうつし出すことを試みます。」
とのこと。
普段は立ち入ることのできない上野博物館動物園駅ですが、今回の試みは「鉄道」という題材にスクープし続けている大洲さんならでは舞台装置での開催になり、大変興味深いものとなっています。
会期:2019.8.10 - 18
開場時間:13:00-18:00
会場:京成電鉄 旧博物館動物園駅
入場無料(但し、入場には当日分の整理券が必要。整理券の配布は、会期中毎12:30から会場前にて)
注意事項:バリアフリーには対応していません。会場は駅舎ですが、駅としては機能していません。鉄道業務に関わる緊急時には入場できないことがあります。
問い合わせ:art-Link 上野・谷中
Mail: artlink97@yahoo.co.jp
参考サイト:
大洲大作『未完の螺旋』Daisaku Oozu “Unfinished Spiral” / direction Q
[Vinyl 048] Oh L'amour / ERASURE (Limited Edition) [Vinyl]
ERASUREの限定版12'シングル「Oh L'amour」です。前にここでご紹介した同じERASUREの同じタイトルのレコードですが、これはジャケットと中身のバージョンが違う限定版です。レコード番号はL12 MUTE 45です。
特にSide 2のABBAのカバーであるGIMME! GIMME! GIMME!はErasureファンには必聴と言える秀逸なサウンドです。
ジャケットは、残念ながら機関車の絵はほとんどなく、裏面に顔が1つあるだけです。ジャケット中央部に丸い穴が開けられ、レコードレーベルが見れる構造です。アリとは思いますが、安く上げるための安直さは否めないところです。音源が良かっただけにちょっと残念。
YouTubeには、この限定版レコードの音源はないのですが、GIMME! GIMME! GIMME!がありましたので、リンクしておきます。
Erasure - Gimme! Gimme! Gimme! (1986) / YouTube
4368 SBB Apm (Typ.EC) / Ep.V [Maerklin-Reisezugwagen]
[Vinyl 047] LOVE IN ITSELF・2 And Live Tracks / DEPECHE MODE [Vinyl]
DEPECHE MODEの「LOVE IN ITSELF・2 And Live Tracks」です。ライヴ録音を収録した3枚の12'シングルレコードの最後の1枚です。
Side 1(STUDIO SIDE)には、7'シングル盤と同じ内容が収録。Side 2(LIVE SIDE)には以下の4曲が収録されています。レコード番号はL12 BONG 4です。
- JUST CAN'T GET ENOUGH
- A PHOTOGRAPH OF YOU
- SHOUT
- PHOTOGRAPHIC
ジャケットは英国盤のため、臙脂色の2枚目と同じ荒いシボの掛かったもの。レコードレーベルは他の2枚と比べ色のトーンが明るいです。
Archives: Bauhaus展 [デザイン]
今年は、1919年、ワイマール共和国となったドイツのワイマールに国立建築工芸学校バウハウスが創立して100周年を迎え、ドイツをはじめ世界中でバウハウス関連の展示が行われています。
日本でもゲーテ・インスティチュートなどによる催しが幾つかありますが、今回東京銀座にあるMUJI銀座で表題の「Archives: Bauhaus展」が開催中なので行ってきました。
MUJIは今や欧州、ドイツでも評価され主要都市に店舗を展開するほどですが、銀座店はフラッグシップ店舗として建物すべてがMUJIです。東京青山に初めて店舗ができたときは話題になり、当時大学生だった私も良く出かけたものです。
この建物にはMUJIで扱うほとんどすべての商品のほか、レストランやイートインできるベーカリーなど食事もできます。お昼時だったので1階は大混雑でした。そして6階から上はMUJI HOTELと称するホテルになっています。Bauhaus展は、ここの6階ホテルフロントのフロアにATELIER MUJI GINZAなるちょっとした展示スペースを使っています。展示を目的に行きたい場合は、大混雑している表口ではなく画像のホテル専用裏側入口から入るのが良いです。
[Vinyl 046] Everything Counts And Live Tracks / DEPECHE MODE [Vinyl]
DEPECHE MODEの限定盤12'シングル「Everything Counts And Live Tracks」です。前回紹介したブルーの1枚目同様Side 1(Studio Side)は45rpmの通常録音で、Side 2(Live Side)が1枚目の続きのライヴが録音されています。番号は L12 BONG3。
ジャケットは臙脂色で英国盤のため、やや厚いシボの掛かったテクスチャーになっています。
4365 SBB Apm (Typ.EC / Panoramawagen)/ Ep.V [Maerklin-Reisezugwagen]
▲ 手ブレーキ(HbrE)側
▲ 非手ブレーキ(NHbreE)側
以前、当ブログでも同形客車モデル(4367)を一度紹介していますが、改めて後に単品リリースされた4365を紹介したいと思います。
このモデルは、1995年から2009年まで15年間リリースされました。直近では、観光列車としてのリニューアルされた姿でメルクリンH0から限定でリリースされています。
[実車について]
オリジナルのパノラマ1等客車は、1991年にSIG社(現在のSIEMENS)により国際長距離客車(Typ.EC)として製造され、山岳地帯の風光明媚な景色を十分に堪能できるよう曲面ガラスを使った連続側面窓を天井近くまで大きく拡大してデザインされています。しかし、当初は観光に特化した列車ではなく一般のEC列車に連結されていたため、当初は歓迎されていたものの、日常のビジネス移動にはより落ち着いた一般形の室内が好まれてしまうという現象もあって、やや持て余し気味で国内のIR列車に運用されるなど、不運もあったのですが、その中でも比較的観光利用の多いオーストリアとを結ぶ列車運用のEC "Transalpin"やドイツライン河左岸線を経由するECに組成されるなど、観光利用が見込まれる一部列車に使われていました。
現在は、内外装をリニューアルされた同形客車はゴッタルド旧線を走る"Gotthard Panorama Express"として運用が継続されているようです。また、この客車の仕様は、メルクリンH0モデル(43650.001)として該当列車などで限定販売されています。
[Vinyl 045] Get the Balance Right and Live Tracks / Depeche Mode [Vinyl]
このレコードは、単品ながらちょっと特殊な3枚のシリーズでリリースされたので今回から3回に分けて投稿します。
これはDepeche Modeの「Get the Balance Right」12'シングルという位置付けなのですが、3枚シリーズがSide 1がStudio Sideと銘打って7'シングルと変わらない音源(45rpm)です。一方、Side 2はDM初めてのライヴ録音の音源(33rpm)です。当時はまだライヴ盤のアルバムはリリースされていませんでした。
Zeitgesteuerter Automatikbetrieb mit der Märklin CS3 [Maerklin-Allgemein]
メルクリンからアップされているデジタル機器操作ノウハウ動画がYouTubeで数日前に以下更新されました。
Zeitgesteuerter Automatikbetrieb mit der Märklin CS3
今回は、「CS3による時間制御による自動運転」です。例としてポイント、デジタル信号機を設置し、それぞれのソレノイドをCS3の時間制御機能を使って2つの機関車をコントロールできる仕組みを解説しています。
動画では、最も単純な事例をわかりやすく説明していますが、この機能を使うと様々な列車制御を時間軸でコントロールでき、自動運転が思い通りに展開できます。
説明はドイツ語ですが、ステップ・バイ・ステップで説明している動画なので、お手元にそれら機器があれば、すぐにでも展開できると思います。
Zeitgesteuerter Automatikbetrieb mit der Märklin CS3
今回は、「CS3による時間制御による自動運転」です。例としてポイント、デジタル信号機を設置し、それぞれのソレノイドをCS3の時間制御機能を使って2つの機関車をコントロールできる仕組みを解説しています。
動画では、最も単純な事例をわかりやすく説明していますが、この機能を使うと様々な列車制御を時間軸でコントロールでき、自動運転が思い通りに展開できます。
説明はドイツ語ですが、ステップ・バイ・ステップで説明している動画なので、お手元にそれら機器があれば、すぐにでも展開できると思います。
[Vinyl 044] Radio Musicola / Nik Kershaw [Vinyl]
Nik Kershawの「Radio Musicola」です。1986年にリリースされた3枚目のアルバムです。このジャケットを見たときアメリカの70年代風なイメージを追求している音作りなのかなぁ..と思ったのですが、内容は個性あふれるUKのアーティストの作品です。
彼の音作りは独特で、私自身はハマるところまでは行きませんでしたが、好きになってしまうファンがいることは容易に想像できます。音を聴いただけで彼の作品とすぐにわかると言うのは、その個性が際立っているからに他なりませんから。
本当に久しぶりに針を落としたレコードから出てきたサウンドが耳に入った途端、やはり彼のサウンドだと再認識しました。
YouTubeに公式ビデオがありましたのでリンクを貼ります。
Nik kershaw- Radio musicola Official musicvideo
タグ:MCA Nik Kershaw