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[Vinyl 073] Riot in Lagos / 坂本龍一 [Vinyl]

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坂本龍一の12'シングル「Riot in Lagos」です。
このレコードは、UK盤でIsland Recordよりリリースされています。逆輸入盤とでも言えるのかも知れませんが、このレコードに入っている楽曲はアルバム「B-2 Unit」から抽出したもののようです。
坂本龍一自身を世界的に有名にしたアルバムでもある「B-2 Unit」を私は持っていないので、「Riot in Lagos」を初めて聞いたのはYMOのライブでした。乗れそうで乗り切れない感じが妙に気になる楽曲だったのを覚えています。

しかし、この楽曲頭に残るのですよね。聞いていて心地よさも感じてしまうのは坂本龍一らしい計算されたものと感じてしまいます。

Discogs: Riuichi Sakamoto* ‎– Riot In Lagos


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4415.666 OKTOM Ichs | Oktoberfestwagen 2019 [Maerklin-Guterwagen]

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先日のIMAに出掛けた複数の友人は、皆さん思い思いの体験をされて楽しんで帰国をされたようで羨ましい限りです。そのIMAとほぼ同じ時期に開催された世界的イベントがミュンヘンで行われています。それに合わせた貨車モデルがリリースされ、入手しましたので紹介します。

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[Vinyl 072] Moments In Love / Trevor Horn, Paul Morley , With The Art Of Noise [Vinyl]

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Trevor Horn, Paul Morley , With The Art Of Noise ‎の12'シングル盤「Moments In Love」です。
Art of Noiseの叙情的な楽曲「Moments in Love」にすっかり魅了されてしまっていた当時の私は、さしたる彼らの情報もなく西新宿の輸入レコード店街を彷徨っていたわけですが、このレコードのジャケットには、タイトルのMoments in Loveの文字などなく、「a part of noise」なる何やら不可解な文字が並んでいたり、かと思えば彼らのレコードを出しているZTTレーベルのロゴが大きく掲出されていたりと、気に掛かるものでした。おそらくそれで買ってきたのでしょう。
その存在すら今まで忘れていたのですから、おそらくこれも針を落としたのは2回目と思います。で、流れてきたのは、Moments in Love...と、そのバージョン違いで、CDも含めたら幾つの音源が手元にあるやらです。

これは、US盤なので北米市場向けなのは理解できますけど、ジャケットからは楽曲を想像できなかったです。
ま、収録されている楽曲自体は好きなので良いですけど...。

Discogs: Trevor Horn, Paul Morley , With The Art Of Noise ‎– Moments In Love
タグ:ztt Art of Noise
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流線形の鉄道展 [日本の鉄道]

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昨日、旧新橋停車場で開催中の企画展「流線形の鉄道」を観てきました。ここでは、前回黒岩保美の展示会を観て以来です。
残念ながら、内部の撮影は禁止でしたので、展示内容の画像はありませんが、テーマは興味深く文章だけでお伝えできる自信もありませんが、少しばかり紹介したいと思います。

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上画像はこの企画展のフライヤーです。

1920年代から30年代に掛けて、鉄道は長距離輸送の大部分を担う中、技術の向上も目覚ましく、次々に速度記録や到達時間の短縮を目指して世界で凌ぎを削っていました。例えばドイツではハンブルクとベルリンを結ぶ気動車SVT877 "Fliegender Hamburger"やBR 05が世界最速の記録を打ち出し、これに対抗する形でイギリスがマラード号がその記録を追い抜くなど、技術革新による競争の激化を生んでいます。一方米国では、大陸間の輸送がまだまだ航空機輸送が普及していなかったため、蒸気機関車牽引による輸送が主で、複数の民間鉄道会社による競争が激化していた時代です。利用者には速く、そして満足のゆくサービスが求められていました。

日本でも有名なデザイナーであるレーモンド・ローウイなどが手がける流線形のデザインは、その速さを視覚的にも顧客に対して魅了させる力があることに気づき、瞬く間に流線形はブームになります。
また、そうした世界の動きに合わせて戦前の日本も流線形機関車の造形を試みます。それがC53やC55であり、またEF55でもありました。満鉄のパシナ、関西では流電と言われるモハ52形からもその影響が見て取れます。

こうして生まれた数々の流線形機関車や電車、気動車にスポットを当てた展示が今回の企画展です。

展示は、その流線形が登場した背景や経緯の解説を時系列で文章によってパネル展示しています。また、そこで登場した車両のモデルを多数展示し、当時の世界の鉄道事情にリアリティを持たせる努力は伺えます。
また、レンダリング(スケッチ)によって当時の機関車をパネルに合わせて表現されて華を添えています。

私個人は大学授業でインダストリアルデザイン史を行う中で、米国のミドセンチュリーと言われる流線形華やかりし頃の紹介は外すわけにはゆきません。この時代についての授業は既に前期で終了しているので残念ながら学生を連れて観にくることは出来ませんが、私がスライドショーを駆使して解説するよりもこの展示を体感する方が胸に刻まれるはずです。
鉄道だけではなく、Norman Bel Geddes デザインの航空機や船舶、自動車のモデルの展示には、ちょっと驚きました。

展示室スペースに限りがあるので、多くの展示が出来ないのは理解できますが、欲をいえばもう少し深掘りが欲しかった..ということも感じたことの1つです。米国の流線形については、十分とは言えないまでもツボは押さていたことは確かだと思いますが、欧州に関していえば、ドイツと英国が少し、それ以外は無視されている状況でした。特にラテン諸国のベルギー、スペインなど流線形に意欲的な車両には何も触れられておりませんでした。

今回の展示で特に気になったことは、模型の展示です。H0はもちろん、0ゲージ、1番ゲージのモデルも少なからず展示されていて写真以上にリアリティを感じられたことです。(ニュルンベルグのDB Museumのような1/10モデル展示があればなお良いですが..)

モデルの大部分の所有者のクレジットに「小野直宣氏所蔵」とあることに気づきました。試しに彼の名前で検索してみると、なんとデザイナーでメルクリンコレクターでもあるようです。
これらのモデルを見るだけでも、観にゆく価値は十分..と感じました。

以下に彼の自宅(仕事場?)の写真の出ているウエブページを見つけましたのでリンクしておきます。
小野直宣 / オトナが語る大人未来のメディアサイト

会期は10/14までです。入場は無料。

参考サイト:
第51回企画展 流線形の鉄道 1930年代を牽引した機関車たち / 鉄道史料展示室
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[Vinyl 071] You / Tuxedomoon [Vinyl]

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Tuxedomoonの「You」です。このレコードを持っていること自体を失念していて、レコードのラックから出てきた時はどんな楽曲なのかジャケットを眺めながらワクワクしてしまいました。

で、このレコードに針を落とすと、私の妄想は見事に裏切られ..というか想像の外側のサウンドでした。
ただ、何度か聴くうちに、これもありかなと思える楽曲も発見し純粋にレコードを楽しむことができました。

Dscogs: Tuxedomoon ‎– You




タグ:TUXEDOMOON
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DB絵葉書 [欧州鉄道]

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昨日、ドイツから1枚の絵葉書が届きました。それが上画像のもの。ゲッピンゲンのIMAに出かけた友人が私に送ってくれたものです。彼は海外出張などに出掛けるといつも絵葉書を送ってくれて、それが結構私のツボにハマるモチーフなので、とても嬉しく感謝しています。

さて、その絵葉書のモチーフは連邦鉄道時代のDBポスターでBpmz 291のインテリア写真です。ちょっと70年代の色使いが懐かしいインテリアデザインではありますが、私がドイツ留学で渡独した1988年は、まだまだICの2等車UIC-X(Bm 234)が多くいた時代で、開放室車のBpmz 291は1編成に2〜4両程度組成した列車が多かったです。一部完成したばかりのFulda-WürzburgのNBSを経由するICは新塗装(と言ってもOrientrot)で組成された列車で、これは2等車でもBpmzが主でした。

私も当時は週末になると、滞在していたBremenからICに乗って1人旅をすることを楽しみにしていたので、その多くはBpmzで移動していました。何しろ初めて2等車でエアコン完備、当初から最高速度200Km/hを前提に開発された車両です。台車も新しく開発されたMD52を履いていました。そのため、窓も密閉式で室内は高速でも極めて静粛、揺れも少なく一緒に組成されているBmとは乗り心地のレベルが違いました。

そんなわけで、このBpmzのファンになった私は、予約するときは「2.Kl.、 Nichtraucher、Grossraumwagen !」というお決まりの言葉をドイツ語では早くに覚えてドイツ語の勉強の足しにしたりもしていました。(今なら、ICE3やTでは「2.Kl.、Loungeplatz、Ganz vorne !」となります。)

さて、このBpmz客車、まだ廃車ということを聞いてはいませんが、結構な車齢になっていることでしょう。リニューアルも複数回受けているようなので、この茶色の壁、黄色の側面、荷棚、シート表皮に黄緑の縞模様の入ったインテリアを見ることは出来ないですが、春の菜の花畑を思い起こすこの色使いにはちょっと心が揺さぶられます。

こうした絵葉書、ドイツでは駅の構内書店などで売られていますが、インバウンドの需要が高まる日本でもこうした1枚売りの絵葉書が駅構内で気軽に買えれば良いとは思うのですが、メールやSNSが当たり前の世の中になった今ではあまり需要がないのかも知れません。寂しいですが...。
タグ:Ep.IV InterCity DB
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Bylb 421 [欧州鉄道]

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写真の整理をしていたら、yl-Wagenの写真プリントが出てきました。いつ、どこで撮影したのか記憶にないのでわかりませんが、渡独した当初の時期であったように思います。そうなると1988年でしょう。

私自身、この3ドアのEilzug用客車に乗ったことはないですから、1988年でもほぼ淘汰され、一部のローカル線で細々と運用されていたのでしょうか。

この客車、外観をパッと見ではUIC-X(Gruppe-54)客車の中央に出入口とデッキを付けているようにしか見えませんが、車内はn-Wagenのように開放室のようです。写真は2等車ですが、1等車のインテリアは、1+2座席配置の開放室で、見てみたいものです。ちなみにn-Wagenの1等車は個室になっています。

さて、この客車ですが、1951年からC4ymg-51として323両製造されているようです。同系列の1/2等合造客車(ABylb 411)や2等/荷物室付き制御客車(BDylf 457)も含めると結構な数になると思います。また、メルクリンH0では製品化される告知はありませんが、1等客車(Aylb 401)は10両ほどと少数ながら同系列客車として製造されています。これは車端部の2枚扉だけなので、外観を見る限りは、1200mm幅の窓を持つGruppe 54(Am 202)と変わりありませんが、室内が1+2座席配置の開放室で異なる形式です。更に2等/制御客車(Bylb421)、2等/食堂合造車(BRyl 446)も存在していました。
この形式は、それだけ1950年代から70年代ぐらいまではポピュラーな客車だったと推察されます。

そして、この客車はメルクリンH0の今年の新製品モデル(43165)としてラインナップされています。このモデルはEp.IV仕様なので画像のタルキスカラーで同じはずです。(何故か、メルクリン公式サイトで製品番号検索かけてもこのモデルは引っかかりません)

手元にある資料では、カールスルーエ中央駅に留置されている写真や、南バイエルンのGriesenで凸型電機の169形と貨車に挟まれて出発を待つ姿も掲載されています。小型レイアウトで客車1両からでも楽しめる組成ができるのでモデルの世界でも重宝する客車であることは間違いないですね。

また、先に述べた1等客車(Aylb 401)も製品化されれば、その金型を活用したUIC-XのGruppe 54客車シリーズの製品化にも繋がってEp.III〜Ep.IVの客車ラインアップが一気に充実されます。そんな期待を込めながらyl-Wagenの登場を待ちたいです。
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Rheingold-ein europäischen Luxuszug [Maerklin-Allgemein]

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少し前に「DER RHEINGOLD-EXPRESS」本を紹介しましたが、手元には別のRheingold本がもう1冊去ります。それが画像の「Rheingold-ein europäischen Luxuszug」です。
この本はDB-Museumが発行した本で、表紙はDRG時代のレストアされたラインゴルト専用車両で従業員達が窓越しに外を眺めているシーンです。

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このハードカバーの分厚い本は、ラインゴルト列車が連絡していた英国からの説明で始まり、前の本同様ページを進むと南下し、終着駅のBasel SBBまでの旅程を美しい写真と図解、そしてテキストで眺めることができるものです。

「DER RHEINGOLD-EXPRESS」本との大きな違いは、白黒写真だけではなく、同じ撮影地点で過去と現代の画像の比較をしているところが多数あることでしょうか。そのため、カラー写真も数多く掲載されていて紙質もより良いものを使っています。

内容は、やはり「Rheingold-Express」が活躍したEp.II時代の写真が中心です。車内で乗客夫々の車中での過ごしたスナップも数多く、当時の社会背景も含めて興味深いです。もちろん走行写真も数多く、中心はBR18.4が牽引するMITROPAのプルマン客車です。

ここで注目したのが、動輪2mを誇る「Die Hochhaxige」の写真です。しかし、この本でも18 447牽引の同じ写真1枚だけでした。
第2次大戦前の時代ですから、早々写真が多くあるとは思いませんが、やはりこのRheingld-Express牽引の任に就いた大動輪のBR18.4は、18 447のみなのかも知れません。


タグ:BR18.4 Rheingold
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[Vinyl 070] Love in Itself 3 | DEPECHE MODE [Vinyl]

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DEPECHE MODEの12'シングル「Love in Itself 3」です。

この曲のバリエーションは番号を振ることでリミックスの種類を認識させているようです。普通なら、Love in Itself (XXX-Mix)なんで感じになるのですが、この曲は4まで確認しています。

12'シングルの面白さはリミックスの出来を確認することだったりしますが、基本が同じ曲なのでやや退屈になります。ただ、このシングルではB面にFoolsというアルバムには入っていない楽曲があり、それは新鮮でした。
それもそのはずで、作曲担当のM.L.Goreではなく、A.Wilderの作曲でした。それでもDMらしさもあるから不思議。

Discogs: Depeche Mode ‎– Love In Itself • 3





タグ:MUTE Depeche Mode
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MOBの新型車両 [欧州鉄道]

スイスのZweisimmen - Montreuxを結ぶMOBは、その風光明媚な沿線風景を観光の目玉としてGoldenpassルートと呼ばれ世界中からの観光客を集めてきた路線です。しかし、そのルートは残念ながら1本の鉄道路線では結んでおらず、以下、3つの路線で成り立っています。

1. Luzern - Interlaken Ost (ZB)
2. Interlaken Ost - Zweisimmen (BLS)
3. Zweisimmen - Montreux (MOB)

また、この3つの鉄道路線はそれぞれ特徴のある異なる規格でできています。

1. ZB: 軌間1000mm アプト式
2. BLS: 軌間1435mm
3. MOB: 軌間1000mm

そのため、Luzern - Montreuxを通しで乗車する場合、最低2回の乗り換えが必要になります。(場合によってはBLSのSpiezでも乗り換え)
私自身も以前、このルートを早朝ルツェルンを出発して乗り換えながら終点のモントルーまで旅したことがあります。MOBの起点であるツバイジメンはドイツ語圏で、終点のモントルーはフランス語圏で文化の違いも旅をしながら味わうことのできる車窓が美しい路線でした。

この問題を解消するために以前からBLS路線を3線式にするなどの計画がされてきましたが、現実のものとはなりませんでした。
しかし、今年になって軌間変更地上設備が完成し、試験車両での軌間変更試験も行われ、長年の直通運転も可能となりました。いわゆる日本でも研究が進められているフリーゲージトレインということになります。しかも標準軌/狭軌の可変軌間車両は世界初であり画期的です。

そして先日MOBは、新しい狭軌/標準軌直通可能な新しいGoldenpanolamic Expressの完成予想図を披露、2020年からInterlaken Ost - Montreuxを直通する列車が走り始めるとのことです。そのデザインにはイタリア・トリノに本拠地を置くPininfarinaが起用されました。Pininfarinaは、歴代のフェラーリやランチア、プジョーなどの自動車デザインで知られるカロッツェリアです。最近は、鉄道車両を始め、航空機のインテリア、一般工業製品、住宅まで手がけています。スイスではSBBでRe460、ICNなどいくつかの車両のデザインを手がけています。以下に完成予想の車両の絵があります。

MOB新型車両 / Pininfarina

ここで疑問が湧いたのは、Luzern - Interlaken OstのZBはなぜ直通させないか..ということです。しかし、少し考えれば、この路線は急峻な地形を走るため、アプト式の車両であることが必要だということに気づきます。そのためアプト式かつフリーゲージというのは、今は技術的なハードルが高いということでしょうか。
しかし、遠くない将来にこの問題も解決され、Luzern - Montreuxを乗り換えなしで結ぶ、Goldenpanoraic Expressが登場するのを待ちたいと思います。

[追記]
今年5月にBLSよりアップされたZweisimmen駅の1435mm <-> 1000mmの軌間変換設備と試験車両による、軌間変換動作の映像が以下YouTubeで動画がアップされていますので、リンクを貼っておきます。

Die Umspuranlage der BLS und MOB in Zweisimmen

[EDIT] 2019-09-23
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