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Erste Schritte mit einer neuen Märklin Lokomotive mit der CS3 [Maerklin-Zubehoer]

メルクリンの公式YouTubeチャンネルで展開しているデジタル・ノウハウビデオですが、昨日CS3による機関車登録と各種設定についての動画が配信されました。

Erste Schritte mit einer neuen Märklin Lokomotive mit der CS3 (Sounds, Geschwindigkeit, Tacho)

この手順はCS2でも基本的には同じですが、全てではないですが、CSのある程度深い部分までの設定まで言及されているので、そうしたことを知りたい人にも対応できていますし、漸次加減速などの最低限知っておきたい設定なども理解の助けになると思います。

一方で、時間が決まっているのか、解説スピードが速いのがやや辛いところもありますが、動画ですのでポーズをしたり再視聴もできますので、ドイツであってもCSをお持ちの方は理解に役立つと思われます。
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[Vinyl 069] 三国志 / 細野晴臣 [Vinyl]

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細野晴臣の「三国志」テーマ曲です。レコードは7'のシングル盤(45rpm)です。
この「三国志」、NHKテレビで人形劇として放映されたとき、そのテーマ曲でした。この人形劇の背景と細野さんの楽曲が見事にマッチしていて、ひさししぶりにレコードに針を落とすと懐かしい楽曲に耳を奪われました。

A面が「三国志」のメイン・テーマでインストゥルメンタル、B面がラヴ・テーマでヴォーカル・バージョンです。ヴォーカルは小池玉緒です。彼女のちょっと外した音程と味わいのある声質が良く楽曲にマッチしていて、B面をリピートして聴いてしまいました。

最近、洋楽のレコードばかりかけていたせいか、このレコードをかけたときのなんだか懐かしいホッとする音色にちょっと癒されました。ちょうど欧州でパンとパスタだけの麦っぽい食生活の中で久しぶりに食した白米と味噌汁を口に入れたときの安堵感のような感じでしょうか。
これは、やはりDNAからくる感覚なのでしょうね。細野さんはコテコテの邦楽家ではないですが、音作りにも日本的な何かがあるのかも知れません。

Discogs: 細野晴臣* ‎– 三国志


タグ:細野晴臣 yen
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Popfarbe [Maerklin-Reisezugwagen]

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今回のメルクリンH0秋の新製品モデルにポップカラーの28,2cm客車モデルが告知されました。この塗装色は、それまでのKobaltblau、Chromoxidgrün、Purpurrotの1色塗装だった地味な塗装からKieselgrau(小石グレー)をベースに、5色のカラーを窓帯と裾まわりに施したツートーンのカラーリングが鮮やかに映り、人々からはポップな色合いからポップカラーと呼ばれるようになりました。しかし、この塗装はあくまでも試験塗装という位置付けで、結局は一部気動車や電車の塗装に残るのみとなり、客車は一部車両の塗装に終わり、その後は一般の塗装になりました。

しかし、この塗装の評価は決して悪いものではなく、今回メルクリンからリリース告知されたセットも含めて限定品ながら何度もリリースされています。

画像は1973年のメルクリンカタログの客車モデルのページですが、メルクリンが初めて27cm樹脂製客車モデルをリリースしたUIC-X客車と132形食堂車もポップカラーだったことがその証左でもあるでしょう。
この27cmモデルは、1972年に初めてリリースされ、翌年にはBR003とのスタートセット(3185)としてもこれらポップカラーの客車モデルがリリースされるほどでした。
また、24cm鉄板客車でも、1972年にいち早く132形食堂車モデルのみがポップカラーとしてリリース。220形機関車牽引のスタートセット(3122)でもポップカラーの食堂車が組み込まれています。(ちなみにポップカラーに塗装された132形食堂車は1両のみにとどまっています)

それほどまでこのポップカラーが与えた影響の背景はどこにあったのでしょうか。この1972年という年はミュンヘンオリンピックイヤーでもありました。当時の西ドイツはこのイベントに向けて高度経済成長を成し遂げた強い西ドイツを印象付けようとしたに他ならないでしょう。このミュンヘンオリンピックのグラフィックスのディレクターはバウハウスの流れを汲むウルム造形大学設立に貢献し、教鞭もとった西ドイツのトップグラフィックデザイナー、オトル・アイヒャー氏で、今も彼の緻密でシステマティック、そしてわかりやすく美しいグラフィックスのサインやポスターなど、今もなお語り継がれています。

一方DBでは、オリンピック開催地にあるミュンヘンのデザインセンターが主導してこのポップカラーを開発しました。そしてミュンヘンの420形電車には早速このカラーリングで登場。私がミュンヘンのデザインセンターでインターンシップした1991年でも、この塗装のオレンジ色と紺色の420形電車が走っていました。その420形電車はオリンピック電車と呼ばれていたこともポップカラーから連想できることだと思います。また、オリンピック開催期間中にOlympia-Expressいう名称のD-Zugが走りました。この時はコバルトブルーの110.3にポップカラーの客車という編成で、メルクリンH0でもこのセットが製品化されています。

さて、そうした期待を背負ってのポップカラーではありましたが、客車では3つの試験塗装バリエーションが計画されたようです。そのため、例えば1等座席客車がオレンジ、ブルー、グリーンなど塗装色が異なる車両も登場したようです。

また、1970年後半から80年代に入ってからもポップカラーの影響は強く残っていて、ルール地方のS-Bahnである新車X-Wagenや、シルバーリンゲからポップカラーへと塗装変更したCityBahnなど、すでに長距離客車ではタルキスカラーに変更されてからも生き続けています。

この試験塗装の終焉は、TEEやIC列車のTEEカラーの存在が大きかったように思います。このTEEカラーは西欧国際特急の標準色として登場して以来長く親しまれ、欧州共通塗装色として提唱されたオレンジに白帯のユーロペン塗装が計画された時もDBはそれに準じず、TEEカラーを貫いた経緯があります。1979年のダイヤ改正でICの2等車組成とEC列車登場で、このTEEカラーにポップカラーは相いれません。そこでタルキスカラーの登場となり、1等車、食堂車の紫赤色のTEEカラーに対して2等車のオーシャンブルーのタルキスカラーの組み合わせが新時代のInterCity/EuroCityとなった経緯が見て取れます。

しかしながら、このポップカラーは、今見ても存在感のある美しい色合いで実車は無くなってもモデルで再現できることは嬉しい限りです。

参考サイト:
Pop-Lackierung / Wikipedia
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42993 DB Apmz 121 / Ep.IV [Maerklin-Allgemein]

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▲ 手ブレーキ側

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▲ 非手ブレーキ側

27cmモデルのIC "Südwind"セット(42993)の1等開放室客車Apmz121形です。実車の世界では、DBのIC列車は区分室客車が数両連結され、開放室客車は1両のみ連結され運用されることが多く、それだけ1980年代までのドイツのニーズは個室主義的なところがあったようですが、現在はほぼ開放客室の車両ばかりです。
考えてみれば私個人はこの過渡期にドイツ滞在していたので、2等車はエアコン付き開放室客車のBpmzの登場で快適性が格段に向上したことから開放室が好まれるように。1等車は同時にApmz123が登場したものの、もともとエアコン付きの121形とほぼ変わらず、製造数も少なかったので基本的には変化は感じられませんでした。ICEの登場で、開放室の割合が増えたことから意識が変わってきたのかもしれませんが、利用者の増加とともに開放室志向が強まったのかも知れません。ただ、特に2人程度で1等車の広い個室空間を占有できる贅沢は代え難いものがあります。

[実車について]
この客車の車体番号「61 80 18-90 006-7」は、1971年ニュルンベルクのMAN社にて落成。1982年8月30日付でApmz 121.1に変更。その後、Apmz 121.2に。2003年にはApmz 121.6に再々変更されています。現在の消息は未確認で、廃車されている可能性もあります。

1971年は、103.1形電気機関車が登場した年でTEE全盛時代でした。国内のF-ZugもInter Cityとして1等車のみでネットワークが拡大されてゆきます。そのような背景の中登場した1両と推察できます。

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[Vinyl 068] Don't Go・Remixes / YAZOO [Vinyl]

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YAZOOの「Don't Go・Remixes」です。YAZOO結成後最初のシングルの12'盤と思われます。
シングルカットされたDon't Goはこの12'盤に2曲収録されています。リミックスバージョンですが、それほど違和感を感じさせないRemixでした。

昔は、こうした12'シングル盤はすぐに終わってしまうので、纏めてカセットテープにダビングして聴いたものです。お陰でレコードを聴くの最初だけなんていうのばかり。今回も針を落としたのは2回目かも知れません。
でも、当時は好みのサウンドでしたから今もしっかり頭に残っています。

Discogs: Yazoo ‎– Don't Go (Re-Mixes)




タグ:Yazoo MUTE
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Präsentation der Herbst Neuheiten von Märklin, Trix und LGB - 2019 [Maerklin-Allgemein]

現在、メルクリンの本社工場、そしてメルクリネウムのあるゲッピンゲンでIMA 2019が開催されている会場でIMA初日の9月13日ドイツ時間15:00から秋の新製品発表のイベントが行われ、YouTubeのメルクリンチャンネルで同時中継配信されました。現在はその様子が以下YouTubeページで配信されています。

Präsentation der Herbst Neuheiten von Märklin, Trix und LGB - 2019

パンフレットでは観ることの出来ない秋の新製品のハンドマスターモデルが確認できます。
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Herbst Neuheiten 2019 [Maerklin-Allgemein]

昨日、9/13からドイツ・ゲッピンゲンでは鉄道模型の祭典IMAが開催されています。日本からも私の友人知人が複数訪れているようで羨ましい限りです。

一方、現地時間15:00からメルクリン/TRIX/LGB秋の新製品の発表が行われ、YouTubeのメルクリンチャンネルで世界同時配信されました。またメルクリン公式ウエブサイトでも新製品パンフレットが配信されました。

Aktuelle Neuheitenprogramme

さて、今回の新製品の目玉は先日先行発表されたS 3/6ですが、他に220形とポップカラーのUIC-X客車セット、FSの有蓋貨車、BR92蒸気機関車が目立ったモデルでしょうか。
タグ:Neuheiten 2019
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[Vinyl 067] Junk Culture / Orchestral Manoeuvres In The Dark [Vinyl]

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OMDの「Junk Culture」です。
OMDのこのアルバム、買って一度聴いてから全く針を落としていなかったようです。OMDは大好きなアーティストの1つなので今も良く聴くのですが、このアルバムからの曲は2曲ぐらいしか記憶になかったです。
それだけ今回聴いたのが新鮮だったわけですが、今とはちょっと路線の異なる楽曲にもそこはかとない魅力を感じてしまいました。

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このレコードなのですが、UK盤で初回プレスだったためか、ボーナスで7'シングル(片面のみ)がオマケで付いています。それもしっかり忘れていて、レコードジャケットからLPの他にもう1枚発見してちょっと嬉しくなりました。

Discogs: Orchestral Manoeuvres In The Dark ‎– Junk Culture




タグ:OMD Virgin
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42993 DB Avmz 111 / Ep.IV [Maerklin-Reisezugwagen]

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▲ 手ブレーキ(区分室)側

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▲ 非手ブレーキ(廊下)側

IC "Südwind"の名前を冠した列車セットが2003年にメルクリンH0からリリースされ、当ブログでもその中からAvmz 207のみは記していました。最近になってそれを知って残りの2車種(Avmz 111とApmz 121)についても記すことにしました。

[実車について]
このセットのテーマであるInterCity "Südwind"は、1970年代後半をバイエルンのメトロポールであるミュンヘン中央駅から北ドイツのハンザ都市ブレーメンまでを結ぶ長距離列車として運行されました。通常は往路・復路の2列車に同じ名称を与えるのがDBの通例でしたが、この列車に限っては、南のミュンヘンからブレーメンに向かう列車のみを"Südwind"、そして逆方向の列車を"Nodrwind"としたところが少し異例ですが、列車名の意味(南風・北風)がわかればそれは納得できるものです。
本来であれば、2等車は42994の3両だけでなくもっと多いのですが、当時としてはこうしたセットでも普通にリリースされていました。
ただ、このモデルであるAvmz 111はDBのIC列車ではなくてはならない客車でしたから重要な1両でもあります。
このモデルのプロトタイプである、「Avmz 111 61 80 19 90 022-3」は、1971年5月24日にWegmann社により落成、1971年1月10日にこの車体番号へ変更されました。現在の消息については未確認ですが廃車になった可能性もあります。

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[Vinyl 066] Moments in Love / Art of Noise [Vinyl]

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Art of Noiseの「Moments in Love」12'シングルです。

彼らを知ったのは、このMoments in Loveです。ゆったりとしたテンポで奏でられる美しい旋律が魅力なこの楽曲は、とてもクラシカルな印象ながら最新の機器で演奏されているのも新しさを感じました。
ただ、彼ら。この曲と数曲だけでルーティン化したような感じになてしまったのは残念でした。

さて、このレコードに針を下ろすと、この美しいメロディが耳に心地よいです。45rpmなのですぐに終わるのですが、B面も同曲のバージョン違いです。

Discogs:Art Of Noise* ‎– Moments In Love




タグ:Art of Noise ztt
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