4690.050 (99760) "Info-Tage 1999" Wagen [Maerklin-Guterwagen]
モデルの整理をしていると、このブログで紹介できていないモデルに出会うことがあります。このモデルもその1つ。「Info-Tage 1999」の文字が車体に記されていることからもメルクリンがドイツや欧州近隣諸国の販売店を巡って新製品紹介やデジタルの楽しみ方を一般に紹介する巡回イベントで販売されるモデルです。
1999年といえば、既にドイツから帰国して2年目です。それ故どこかの販売店で売られていた残り物を購入したのかも知れません。もちろんファンタジーモデルなので、表記らしい表記は皆無で車体にある文字は「Info-Tage 1999」のみです。
ベースとなるモデルは緩急室付古典有蓋貨車4680(G Hannover)です。車体には雰囲気の良いレイアウト写真(1998/99年版カタログ表紙)が印刷されています。
緩急室のアップが上の画像です。この当時の貨車の緩急室は屋根より高いところに設置されていて列車全体が見渡せるようになっています。そのため緩急室へは梯子で昇り降りする必要があります。
緩急室側と反対側正面の画像です。
現在のInfo-Tage貨車は、4680ベースではなくなり、毎年ベースモデルが変わって白地に赤いラインの入った趣が異なるモデルになりましたが、この初期のシリーズも一貫しているので集めて楽しいモデルとなりました。
Liefertermin 2020 [Maerklin-Allgemein]
昨日からドイツ・ニュルンベルクで恒例の国際玩具見本市が開催されています。日本のメルクリン販売店はこの期間に合わせてお休みのところもあると思います。
さて、メルクリンからはまだリリースされていないモデルの出荷予定表が以下公表されているようです。
Liefertermin 2020
これに沿って新製品も含めて市場に出てくると思われますので、ご興味のある方は参考になさるのが良いかと思います。
なお、いくつかの販売店や放送局が現地で発信しているようですので、YouTubeなどで様子を観ることができます。いつもながら楽しみなメッセの速報ですね。
さて、メルクリンからはまだリリースされていないモデルの出荷予定表が以下公表されているようです。
Liefertermin 2020
これに沿って新製品も含めて市場に出てくると思われますので、ご興味のある方は参考になさるのが良いかと思います。
なお、いくつかの販売店や放送局が現地で発信しているようですので、YouTubeなどで様子を観ることができます。いつもながら楽しみなメッセの速報ですね。
Märklin TV - Folge 102 | 2020新製品 [Maerklin-Allgemein]
昨日、メルクリンTVがYouTubeで配信されました。
Märklin TV - Folge 102 / YouTube
今回のテーマは、もちろんメルクリン/TRIX/LGBの2020新製品についてです。
メルクリンH0は、BIGBOY、BB9200+SNCF鉄板客車、95形、75形蒸気機関車など、1番ゲージは、V320、MINITRIXは転車台などハイライト製品を中心にハンドマスターモデルも含めてモデルを紹介しています。
Märklin TV - Folge 102 / YouTube
今回のテーマは、もちろんメルクリン/TRIX/LGBの2020新製品についてです。
メルクリンH0は、BIGBOY、BB9200+SNCF鉄板客車、95形、75形蒸気機関車など、1番ゲージは、V320、MINITRIXは転車台などハイライト製品を中心にハンドマスターモデルも含めてモデルを紹介しています。
Neuheiten 2020 (Märklin / TRIX) [Maerklin-Allgemein]
メルクリンとTRIXの2020年新製品が以下公式に発表されました。
Neuheiten 2020 / Märklin (英語版)
Neuheiten 2020 / TRIX (英語版)
今年は、1990年にメルクリン販売店による組織MHIがハイエンドモデルを中心にリリースされて30年の節目に当たる年で、それに合わせた特別なモデルも発表されています。
ちょっとした驚きは、SNCFのBB9200(30380)のレプリカモデルとそれに合わせたA9/AB5x/B10 / SNCFの鉄板客車セット(40691)でしょうか。
今年はスイス・ゴッタルド峠路線の電化100周年を記念してSBBのBe 4/6(39510)が新開発モデルとして登場。先に発表されたインサイダーモデルのRAmと合わせてスイスモデルが充実した年と思います。
またドイツでは、95形、44形、74形、75形、78形、80形など蒸気モデルは充実しています。T3など小型蒸気の告知は小型レイアウトで楽しむ向きには良い傾向と思います。
一方でKöf IIIなどフルサウンドとサウンドなしの両方の用意があるのは良いですが、両機の車体番号が同じなのは、以前と違い商売っ気がなくなったのか、ちょっと気になりました。
また、牽引にオススメの貨車などメルクリンとTRIXが両方で用意するわけでなく、それぞれがメルクリンモデルやTRIXモデルをオススメしていることがハッキリと表現されています。種類を少なくして効率化を図ってるようにも見えますが、これが上手く行くのかちょっと気になる処です。
yl-Wagenの濃緑色塗装バリエーションなど、待っていた人は嬉しい告知でしょう。蒸気機関車とのプッシュプルトレインも楽しめそうです。
まだまだ記したいことはありますが、今回は取り急ぎこのくらいにしておきます。
残念ながら私の妄想はカスリもしなかった...です。そういう意味では、私にとってお財布に優しい新製品ラインナップでした。
Neuheiten 2020 / Märklin (英語版)
Neuheiten 2020 / TRIX (英語版)
今年は、1990年にメルクリン販売店による組織MHIがハイエンドモデルを中心にリリースされて30年の節目に当たる年で、それに合わせた特別なモデルも発表されています。
ちょっとした驚きは、SNCFのBB9200(30380)のレプリカモデルとそれに合わせたA9/AB5x/B10 / SNCFの鉄板客車セット(40691)でしょうか。
今年はスイス・ゴッタルド峠路線の電化100周年を記念してSBBのBe 4/6(39510)が新開発モデルとして登場。先に発表されたインサイダーモデルのRAmと合わせてスイスモデルが充実した年と思います。
またドイツでは、95形、44形、74形、75形、78形、80形など蒸気モデルは充実しています。T3など小型蒸気の告知は小型レイアウトで楽しむ向きには良い傾向と思います。
一方でKöf IIIなどフルサウンドとサウンドなしの両方の用意があるのは良いですが、両機の車体番号が同じなのは、以前と違い商売っ気がなくなったのか、ちょっと気になりました。
また、牽引にオススメの貨車などメルクリンとTRIXが両方で用意するわけでなく、それぞれがメルクリンモデルやTRIXモデルをオススメしていることがハッキリと表現されています。種類を少なくして効率化を図ってるようにも見えますが、これが上手く行くのかちょっと気になる処です。
yl-Wagenの濃緑色塗装バリエーションなど、待っていた人は嬉しい告知でしょう。蒸気機関車とのプッシュプルトレインも楽しめそうです。
まだまだ記したいことはありますが、今回は取り急ぎこのくらいにしておきます。
残念ながら私の妄想はカスリもしなかった...です。そういう意味では、私にとってお財布に優しい新製品ラインナップでした。
SBB Liegewagen von ÖBB NightJet [欧州鉄道]
▲ Liegewagen / ÖBB-NJ Zürich HB Photo: H. Müller
チューリッヒに住む鉄の友人から1枚の画像が送られてきました。その少し前、SBBがÖBBの夜行列車NightJetの成功に影響を受けて夜行列車の復活をする報道に接して、その話題を彼に振ったらSBBが新たに独自の夜行列車用車両を調達するわけではなく、ÖBBのNightJetを使うんだよ..という返事があり、SBBから新車登場を期待していた私は少々の落胆をしていたのですが、それから暫くして先日届いたのが上の画像です。
この画像は確かにÖBBのNightJetの簡易寝台車車両ですが、その横にSBBのロゴが付加されています。きっとSBBの設定した路線に発着するNightJetはこのような形になるのでしょう。NightJet車両は新製も含めて今後次々に増加する予定ですから、欧州夜行列車はNightJetブランドのネットワークが次々と新設されることが予想されます。DBも現在夜行列車の復活の議論があり、私の想像では好調なNightJetネットワークに組み込む形で、例えばハンブルク-ミュンヘンの伝統的な夜行列車路線などDB路線でも新たにネットワークが新設されるものと思われます。その時は、SBB同様NJ塗装にDBロゴが付加される形になるのか、また他の装いにするのか、興味深く観察したいと思います。
何れにしても、機関車牽引の長距離列車が消えてゆく中、クラシカルな客車編成の夜行列車が再び増えてゆくことは歓迎したいと思います。
Special Thanks: H. Müller
Neuheiten 2020 (Sondermodell) [Maerklin-Guterwagen]
そろそろ、メルクリングループ以外の同業他社メーカーの新製品の情報が出てきていますが、実はメルクリンからも、販売店グループなどからのカタログには掲載されない特別モデルの新製品については2つばかりリークされていましたので以下お知らせいたします。
48697
48697は、ドイツの販売店チェーンEUROTRAINからDBの20ftコンテナ2基積載の無蓋貨車(Kbs 443/Ep.IV)です。EUROTRAIN販売店のみから1000台限定でメッセ直後のリリースのようです。予定では2020年2月とあります。
94533
94533は、ドイツの販売店チェーンm3からDeutsche Bahn Gleisbau GmbH (DBG)の無蓋貨車(Snps 719/Ep.VI)です。4771モデルの仕様違いでDBGの黄色塗装が鮮やかなモデル。500台限定で2020年9月リリースとのこと。
48697
48697は、ドイツの販売店チェーンEUROTRAINからDBの20ftコンテナ2基積載の無蓋貨車(Kbs 443/Ep.IV)です。EUROTRAIN販売店のみから1000台限定でメッセ直後のリリースのようです。予定では2020年2月とあります。
94533
94533は、ドイツの販売店チェーンm3からDeutsche Bahn Gleisbau GmbH (DBG)の無蓋貨車(Snps 719/Ep.VI)です。4771モデルの仕様違いでDBGの黄色塗装が鮮やかなモデル。500台限定で2020年9月リリースとのこと。
Happy For Me / KNEIPP BADESALZ [生活用品]
先日紹介したバスソルトのオレンジ・リンデンバウムを使い切ったので、以前娘からプレゼントされた同じKNEIPPの新商品である「Happy For Me」を使い始めました。
このバスソルトは、「オリエンタルなロータス&ジャスミンの香り」と記されている通りドイツではあまり匂い覚えがない独特の芳香があります。ちょっと女性的というか、何とも言葉では記せないような香りです。ただ、リラックス効果はあるようで、お風呂上がりの気持ちよさはKNEIPPならではの安定した効能を感じさせてくれます。お湯から上がってもしばらくは身体がポカポカしていますし、冬場のバスソルトが手放せないです。
Wünschmodell 2020 (3. Niederland, Tschechen, Denmark, Frankreich, CIWL, Zubehör) [Maerklin-Allgemein]
▲ BR E10.3 / DB + WR 4006 / CIWL (Rivarossi)
3回に渡って披露した2020年の「リリースして欲しいメルクリンモデル」ですが、今回が最後です。
4. Niederland (NS)
4.1. Elektro-Lokomotiv Reihe 1100 (Original)
Highlight: Klassische Märklin-Lok kommt wieder mit aktuelle Technik
- Reihe 1100 / Ep.III - VI Neukonstruktion
4.2. Reisezugwagen „Plan-D“
- A / Ep.IV
- B / Ep.IV
- AB / Ep.IV
オランダの機関車と言えば1100形電機がメルクリンより長年リリースされていましたが、リファインにとどまっていたので、改めて新開発によるオリジナル仕様からのリリースを期待しています。このモデルはF-ZugやTEE Rheingoldの牽引機としても活躍しました。
また、折角なので、独特の妻部形状でもあるNSの名車Plan-D客車も合わせてEp.IIIやIV仕様で登場して欲しいです。
5. Tschechien (RegioJet)
5.1. RegioJet-Zug
Highlight: Aussenschöner Privatzug
- Vectron MS / Ep.VI
- Bmpz / Ep.VI
- Amz / Ep.VI
東欧圏のマーケットが拡がりつつある中、チェコは実車の世界でも最も旅客サービスが進んでいて民間事業者による運行も好調です。その中で最も人気の高いRegioJetは、ÖBBの状態の良い中古EC客車を譲り受け、居住性も良くサービスも定評があります。さらに黄色の美しく派手な塗装で模型ファンにも人気が出ることは間違いなさそうです。
ここでは、先行的にメルクリンから各種塗装仕様が既にリリースされているVectron MS機関車と客車2種をリリース(セットモノ?)することで、定着させるのが良さそうです。売れ行き次第で更なる客車リリースも視野に入ります。
6. Denmark(DSB)
6.1. Dieseltriebzug IC3
Highlight: Supermoderne Design mit Gumminase Neukonstruktion
DSBが思い切ったコーポレートデザインを施しイメージを一新させたのが約30年前。それに合わせて登場したIC3気動車は、メジャーな模型メーカーからリリースされることなく時がすぎてゆきましたが、同型車両の他国への輸出もあり、かつユニークなデザインで世界的にも有名です。ここは是非オリジナルデザインのIC3を実車同様アルミ鋳造技術を駆使して生産。私たちを驚かせて欲しいです。
6.2. Dieseltriebzug Lyntog
Highlight: Schwesterprodukt der Basis von VT11.5 / DB
- Typ. MA460 / Ep.IV in Silverfarbe
IC3が登場するまでLyntogとして優等列車の役割を担っていたVT11.5/DBと同じルーツを持つシルバー塗装の気動車がこれです。DSBマークも大胆にレイアウトしたこのMA460が模型でリリースされたら話題になるでしょう。でも、ハードルも高いと思います。
6.3. Elektrolokomotiv EA
Highlight: Moderne E-Lok
- Typ. EA / DSB Ep.IV
これも、DSBのコーポレートデザイン改革後に誕生した機関車ですが、プロポーションが素晴らしく西欧諸国の機関車の中でもレベルの高い秀逸なスタイルを誇る機関車です。
7. Frankreich (NORD, SNCF) / CIWL
7.1. Pullmanwagenzugset „Flèche d'Or“
Highlight: Legendäre Luxuswagenzug „Paris-London“
- Dampflokomotiv Serie 231E / Ep.II(NORD, SNCF) Neukonstruktion
- Pullmanwagen mit Küche Typ. WSPC „Flèche d'Or“ (4001 - 4015) / Ep.II (CIWL)
- Gepäckwagen Typ. F (1260 - 1262) / Ep.II (CIWL)
欧州の鉄道移動の代表の1つはロンドンーパリ間であるのは今も昔も変わりありません。ユーロスターの走るこの路線が戦前戦後暫くまでは、英仏海峡のフェリーを挟んで英国領内とフランス領内を其々の鉄道が最高の車両を用意してブルジョアジー階級以上の人々の移動を担っていました。
その代表格はフランス領内(パリ北駅-カレー)を走るNORDとCIWL客車による„Flèche d'Or“ でしょう。このCIWLのプルマン客車は、当時世界最高峰のサービスと設備を誇っていたと言っても過言ではありません。
その伝説の„Flèche d'Or“をメルクリンH0で再現できればと常々思っていました。
折角の歴史的豪華列車ということもあるので、最近メルクリンでもフランス型蒸気のリリース実績がある中で231形蒸気機関車(NORDとSNCF両方の仕様)に、茶色とベージュに彩られた車体側面左右に金の矢を施したCIWLプルマン客車を、メルクリンのダイカスト鋳造技術の粋を集めた車体によって製造したモデルであれば、エポックメーキングなモデルとしてメルクリン歴史の1ページを飾ることでしょう。少々価格は上がるでしょうが、このモデルにふさわしい素材と技術を惜しみなく注ぎ込むことこそメルクリンらしいモデルとなるに違いありません。
8. CIWL
8.1. Schlafwagen
Highlight: CIWL-Schlafwagen verkehren westeuropaische Länder
- Typ. YT (3903-3932) / Ep.III Neukonstruktion
8.2. Speisewagen
Highlight: CIWL-Speisewagen verkehren westeuropaische Länder
- Typ. WR (4255-4264) / Ep.III Neukonstruktion
* Viele Internationale D-Züge Verkehr mit CIWL-Wagen
CIWL(ワゴン・リ社)は、ドイツのMITROPA/DSGと異なり、ドイツだけではない独立した鉄道車両・サービスを提供する事業者として西欧諸国で運営していました。それだけこのCIWLは食堂車・寝台車サービスで馴染み深いブランドでもあります。
Typ.YT寝台車は、戦後もEp.IV時代までドイツはもちろん西欧各国で国際列車の運用に当たっていたので、DBのTyp. U以上に馴染みのある寝台車でしょうし、CIWL食堂車にしても同様です。既に航空機が長距離移動の主役になった時代でもその歴史は、紺碧の車体中央の向かい獅子マークが物語ります。
メルクリンH0モデルでも、久しぶりに汎用寝台車、食堂車の1員として活躍した鋼鉄製寝台車と食堂車モデルをリリースすることで、国際長距離列車の再現が可能となり、その世界に厚みと深みを増すことが期待できます。
„Flèche d'Or“ 用CIWLプルマン客車とは異なり、汎用寝台車と食堂車なのでダイカストボディにはせず、通常の樹脂製ボディ(フルスケール?)で再現するのが販売戦略上も良いかと思います。
9. Zubehör
9.1. Sound-Kit
Highlight: Rialisation für Bahnhofe und Betriebswerk im Anlage
- Funktions-mfx-Decoder mit Lautsprecher für Bahnhof
- Ep. III - Ep.VI
- Hauptbahnhof (mit Echo), Kleine Bahnhof
- Funktions-mfx-Decoder mit Lautsprecher für Lokschuppen / Betriebswerke
- Funktions-mfx-Decoder mit Lautsprecher für Drehscheibe
アクセサリパーツでは、サウンドキットなるファンクションデコーダーとスピーカーのセットを期待しています。デジタル技術の革新でもはやmfxデコーダーの可能性は私たちの想像を超えた機能が再現されていますが、その使い方を応用して駅舎などに設置することでアナウンスや雑踏などのサウンドやドーム駅舎では独特のエコーのかかった雰囲気のあるアナウンスなどグッとくる演出が可能になるでしょう。機関車デコーダーでの駅アナウンスも良いですが、駅は駅舎に設置したデコーダーの方が理にかなっていると思います。それは機関区や転車台などでも良いでしょうし、時代に合わせた音源を多数用意することで、臨場感あふれるレイアウトの演出が可能になります。
また、CSでプログラミングすることで、機関車デコーダーとの連携(列車アナウンスなど)が可能になり、奥深い楽しみが広がることでしょう。
-----------------------------------------------------------------------------
とまぁ、このようなアイデアを盛り込んだ新製品が登場してほしいと妄想を膨らませているわけですが、この中から1つでも2020年の新製品としてアナウンスされれば...と思っています。
さて、これをお読みになっているみなさまは、新製品に何を期待されているでしょう?
そうしたアイデアをコメント欄に記していただければ、そこから新しい議論も生まれてくるので良いかも知れません。
[追記]
ドイツのコミュニティサイトからの情報では、メルクリンから公式に春の新製品が1月16日に発表され、1月18日からドイツの?販売店での新製品スライドショーが行われるようです。
[EDIT] 2020-01-08
Wünschmodell 2020 (2. Schweiz, Österreich) [Maerklin-Allgemein]
昨日に引き続き、2020年メルクリンH0で製品化して欲しいモデルリストです。今回は、スイスとオーストリアモデルです。
2. Schweiz (SBB, BLS)
2.1. Elektro-Lokomotiv Re 4/4 II / SBB (Prototyp sowie 1. Bauserie)
Highlight: Erstemal mit ein Stromabnehmer
- Re 4/4 II Ep.III in Rot (eines von 11101-11155)
Re4/4 IIは当初からTEEカラー、近郊形仕様、Cargo仕様など多くの派生車種をリリースしてきました。しかしながら全て2パンタ仕様です。このRe4/4 IIは量産先行車と第1次製造分は1つパンタでした。金型はそのまま利用できるし、設計も一部の改良にとどめられる事でしょう。しかも金属製ボディの人気モデルですから、投資に対しての回収もリスクが低いと思われます。
2.2. Elektro Rangierlokomotiv
Highlight: Moderne Akku-Rangierlok mit Ab- und Senkbare Stromabnehmer
- Eem 223 / SBB Cargo
このモデルこそ、メルクリンらしいギミックを活かせるのではないかと思われます。と、言うのも、電気/蓄電池のハイブリッド機関車の入換用のEem223は、走行しながらパンタグラフの上下を実際にできますから、デジタルファンクションでパンタグラフ上下機能をモデルにも持たせてあげると実車と変わらぬ面白いモデルとなるでしょう。スタイルもコンパクトで可愛いです。
2.3. Elektro-Lokomotiv Re 4/4 / BLS
Highlight: Vielfaltige Reise- sowie Guterzugwagen auf Simplonstrecke & Einsatzmöglichkeiten!
- Re 425 / BLS Ep.IV - Ep.V (eines von 161-165)
この人気の高いスイスの峠のシェルパBLS Re 425モデルは、ROCOから昨年の新製品として登場しましたが、樹脂製ボディです。以前からあった金属ボディのHAGモデルは、スケールが1/80と残念です。メルクリンが1/87の金属ボディでリリースすれば、瞬く間に人気となると思います。
2.4. Elektro-Lokomotiv Re 420 / BLS
Highlight: Aktuelle Farbgebung
- Re 420 / BLS Ep.VI
SBBから移籍したBLSのRe 420ですが、パンタグラフ1基モデルの塗装違いでリリースできます。
3. Österreich (ÖBB)
3.1. Elektro-Lokomotiv Rh 1044 / ÖBB
Highlight: Rh 1044 in Metallaufbau
- Rh 1044 / ÖBB Ep.IV in Jaffa-Farbe
以前から、なぜメルクリンH0でこのモデルをリリースしないのか不思議なRh 1044です。ミュンヘン中央駅までしばしば顔を見せていましたし、TEEやECも牽引した人気の高い機関車です。ROCOが以前オーストリアのメーカーなので、遠慮しているのか、紳士協定でも結んでいるのか..と疑ってしまうほど。
Rh 1044の金属ボディモデルがリリースされるとファンは飛びつくと思うのですが...。
3.2. EuroCity-Wagen / ÖBB
- ABmz
- ADmpz
- Bpmvz
- BDmsz
- WRmz
いわゆる、ÖBBのEC客車ですが、ドイツの客車とは若干異なる設計なので、上記5種が揃うと往年の編成が組めます。
3.3. NightJet / ÖBB
Highlight: Aktuelle Nachtverkehr in Westeuropa
- Rh 1116 / ÖBB Ep.VI in NightJet Farbe
- WLABmz / ÖBB Ep.VI
- Bcmz / ÖBB Ep.VI
- Bvmz / ÖBB Ep.VI
- DDm / ÖBB Ep.VI
「飛び恥」に代表される地球温暖化対策の一環として航空機より鉄道が叫ばれる中、DBが撤退して代わりに引き受けた夜行寝台列車のNightJetは、独特の色合いで登場し人気を博しています。全ての車種は難しいでしょうが、寝台車、簡易寝台車、座席車、車運車が28,2cmモデルで登場すると嬉しいです。
また続きます。
Wünschmodell 2020 (1. Deutschland) [Maerklin-Allgemein]
▲ BR111 / DB + UIC-Typ.U Schlafwagen in TEN / DB (Ep.IV)
あと、数週間でニュルンベルクメッセでSpielwarenmesse(国際玩具見本市)が開催されますが、例年だとそれの少し前にメルクリン/TRIX/LGBから公式に新製品が発表されるため、今年も同様であると期待できます。
その前...に、昨年の新製品発表直後に今年のリリースしてほしい新製品をリストアップしてみました。そのリストを何回かに分けて出してみたいと思います。
これは、いちメルクリンファンによる勝手な妄想ですので、メルクリン社からリリースされることはほぼない..と思うのですが、もしかしたらこのリストの中に引っかかって発表されるのモデルがあればこの上なく嬉しいです。
以下にそのリストの1回目としてドイツモデルを挙げてみます。(一部CIWL、SBBモデルがあります)
1.1. Rheingold-Expreß 1951 Ep.III (Abschnitt Köln - Mannheim)
Highlight: Erster F-Zug „Rheingold“ nach WW II
- BR03.10 + Schürzenwagen mit CIWL Speisewagen
- Schürzenwagen 1./2.-, 1./2./3.-, 2.-, 2./3.-, 3. Klasse, in Stahlblau
- Schürzengepäckwagen Pw4ük 37 105 060 (ex. DRG Salonwagen)
- CIWL Speisewagen 4006 (ex. Pullmann Flechè DʻOr)
これは、TRIXから以前Ep.IIIa仕様の鉄青色Schürzenwagenがリリースされて以来、全く音沙汰のない3等級制時代のF-Zug "Rheingold-Express"を出してほしいという願いです。しかし、この編成を組むのに新開発のBR03.10(鉄青色)、荷物車、そしてCIWL食堂車が必要なのでハードルの高い願いでもあります。
1.2. TEE „Rheingold 1983“ Set Ep.IV (Basel Einheit)
Highlight: Ergänzungset 26983, damit komplett „Rheingold 1983“
- BR103.1 + TEE Wagen mit orangenstreifen Ep.IV
- BR103.1 Longcab in TEE
- Avmz 111.1
- Apmz 122
- WRmh 132
これは、TEE "Rheingold" '83(Flugelzug編成)がリリースされてから、「きっとすぐに出るだろう」とタカを括っていた私は、いつまで経っても告知されないオレンジ帯の本編成に痺れを切らせている1人ですが、これにはオレンジ帯付き132形食堂車と207形区分室車が必要です。でも難しい望みではないはず。
1.3. FD 1981 Königsee Ep.IV/V
Highlight: Einmalige FD-Zug in IR-Blau
BR120.1 + Druckdichtige Reisezugwagen
- BR120.1 in Orientrot
- Avmz 107 in IR-Blau
- Bpmz 293.2 in IR-Blau
- Bpmz 293.2 Kinderland in IR-Blau
- Bvmz 185 in IR-Blau
- WRmz137 Bord Restaurant in Orientrot
これは、気密対応の107形、293.2形(Kinderlandも含む)の他、新開発の185形、Orientrotの137形食堂車が必要。難しいかな?
1.4. Nachtzug Ep.IV
Highlight: Zahlreiche Kompositionmöglichkeiten für Nachtzüge in Epoche IV
- WLABmh 175 (UIC-Typ. U) als TEN-Pool in Blau Neukonstruktion
- Bcm 243 (UIC-Typ. X) Ozeanblau/Elfenbein Neukonstruktion
- DDm 915 in Ozeanblau 28,2cm Neukonstruktion
これは、表題画像でもある今回一番期待しているモデルです。Ep.IV時代のTEN夜行列車を再現したいという私の願いには、青TEN仕様のU形175寝台車(173でも174でもいいけど)に243形簡易寝台車、そして915形の車運車。全て28,2cmなので新開発モデル。
1.5. InterRegio Ep.IV
- BR111 in Orientrot in Metallkasten
- Aim, ARkim, Bim
これも画像で出した111形ですが、金属製ボディで登場して頂き、UIC-C客車を若干リファインさせたInterRegio仕様が28,2cmモデルであればなぁ..と、この客車に関わった私は27cmモデルの問題点(貫通扉の形状など)を修正させた28,2cmモデルを期待しています。
1.6. BR 181.2
Highlight: Die Lok für Deutschland-Frankreich Verkehr
- BR181.2 in Kobaltblau Ep.IV
- BR181.2 in Verkehrsrot Ep.V/Ep.VI
これも長い間希求しながら未だに陽の目を見ない181.2形電気機関車モデルです。ドイツとフランスを跨ぐ国際列車の先頭に立つ機関車として、また片側サイドの屋根まで回り込んだパノラミックウィンドウを持つ存在感のある汎用機関車ですが、メルクリンからは一向にアナウンスされていません。
TEEからD-Zug、貨物列車も牽引できる機関車なのでどんな列車の先頭に立っても似合う機関車です。
1.7. Ergänzung zu D96 „Iser-Rhone“
1.7.1. Schnellzugwagenset 3, D96 „Iser-Rhone“
Highlight: Ergänzungset zu 43935 + 43385, damit komplett „Isar-Rhone“
- B4üm-63 / DB UIC-X x1
- A4ü / SBB Leichtstahlwagen x1
- AB4ü / SBB Leichtstahlwagen x1
1.7.2. Schnellzugwagenset 4 in der Schweiz, D96 „Iser-Rhone“
Highlight: Ergänzung Schnellzugwagenset „Isar-Rhone“ in die Schweiz
- Re 4/4 I / SBB x1
- B4ü / SBB Leichtstahlwagen x3
- A4ü / SBB Leichtstahlwagen x1
以前当ブログでも記事化した昨年の新製品D96 „Iser-Rhone“の編成表で知った、正しい編成にするための増結セットとスイス国内編成向けの機関車及び客車セットです。MHI製品でリリースされれば嬉しいモデルです。
1.8. Guterwagen
- GI “Dresden” / DB Ep.IIIb als “Stuckgut-Schnellverkehr”
- Sahimms 900 / DB Ep.IV
- Fbs-zz 131 / DBAG Ep.VI
貨車についてはあまり詳しくないのですが、以前メルクリンからリリースされていた“Stuckgut-Schnellverkehr”の単車仕様GI “Dresden”があれば良いと思いました。2両連結モデルと単車モデルを混成させて走る姿を想像するだけで楽しいです。
他にもロール鉄板運搬車の4枚引き戸仕様のモデルなど、新開発するにしてもコストは最小限で済みそうなモデルバリエーションです。
まだ、この妄想は次回以降に続きます。
タグ:Neuheiten 2020 DB