34641 DBAG 365 709-5 / Ep.V記事をリニューアルしました。 [アナウンスメント]
V60機関車の魅力は、コンパクトなボディに3軸動輪がロッドで連結されて動く姿でしょうか。この機関車を実車で見たとき、その蒸気機関車にも通じる動きに魅入られてしまいました。
駅構内の留置線を動き回る姿は、とても身近な存在に感じることも魅力の1つですね。
DBAG時代のOrientrot塗装のBR 365形記事に多くの画像を加えて、テキストも加筆してリニューアルしました。以下にリンクしています。
34641 DBAG 365 709-5 / Ep.V
55082 SNCF 241-A-65 (YouTubeインプレッション動画) [Maerklin-Lok]
今年の新製品ハイライトの1つだったと思います。1番ゲージは持っていないので今まで当ブログでも紹介はほとんどしていなかったと思いますが、メルクリンの広告などでこの美しいフランスの機関車が度々観れるので気にはなっていました。
そのモデルは、SNCFの241形で、241-A-65という形式のようです。実車は現在動態保存されているようで、レストアはドイツのマイニンゲン工場で行われたとか。
そのモデルは既に市場に出回り始めたようで、開梱から各部の説明、そしてファンクション機能など細かく丁寧に説明されているYouTube動画を見つけたのでご紹介します。以下のリンクがその動画です。
55082 SNCF 241-A-65
重量が10Kgもある機関車モデルで、取り扱い中怪我をしないよう手袋も付いているこのモデルですが、この(素晴らしい)価格に見合う美しさと機能を兼ね備えているように見えました。特に感動したのは、発煙装置で、従来の煙突からの発煙に加え、左右シリンダーからの発煙と汽笛からも発煙します。発煙量も多く豊かなサウンドと合わせると魅力は倍増します。
ちょっと気にかかるのは、このSNCFの蒸気機関車、実際にはどのような車両を牽引していたのでしょうか。今までメルクリンの1番ゲージからリリースされている客車であれば、DBのUIC-Xか、Schürzenwagenぐらいしか似合いそうな客車はなさそうです。もしかしてSNCFやCIWLの客車が今後リリースされるのか、あるいはスイスで保存後のSBB古典客車でもリリースされるのか。ちょっと妄想を膨らませてしまいました。
参考サイト:241-A-65 / Vapeur Val-de-Travers
そのモデルは、SNCFの241形で、241-A-65という形式のようです。実車は現在動態保存されているようで、レストアはドイツのマイニンゲン工場で行われたとか。
そのモデルは既に市場に出回り始めたようで、開梱から各部の説明、そしてファンクション機能など細かく丁寧に説明されているYouTube動画を見つけたのでご紹介します。以下のリンクがその動画です。
55082 SNCF 241-A-65
重量が10Kgもある機関車モデルで、取り扱い中怪我をしないよう手袋も付いているこのモデルですが、この(素晴らしい)価格に見合う美しさと機能を兼ね備えているように見えました。特に感動したのは、発煙装置で、従来の煙突からの発煙に加え、左右シリンダーからの発煙と汽笛からも発煙します。発煙量も多く豊かなサウンドと合わせると魅力は倍増します。
ちょっと気にかかるのは、このSNCFの蒸気機関車、実際にはどのような車両を牽引していたのでしょうか。今までメルクリンの1番ゲージからリリースされている客車であれば、DBのUIC-Xか、Schürzenwagenぐらいしか似合いそうな客車はなさそうです。もしかしてSNCFやCIWLの客車が今後リリースされるのか、あるいはスイスで保存後のSBB古典客車でもリリースされるのか。ちょっと妄想を膨らませてしまいました。
参考サイト:241-A-65 / Vapeur Val-de-Travers
3048 DB 01 097 / Ep.III記事をリニューアルしました。 [アナウンスメント]
1950年代にリリースして以来、長く新設計されなかったDBの01形モデルについて記した記事に写真を大幅に加えてテキストも増やしました。リニューアルした記事は以下のリンク先です。
3048 DB 01 097 / Ep.III
Zugbildung F9 "Rheingold-Expreß" 1953 [Zugbildung]
第2次大戦が終わり、敗戦の傷跡も残る1950年代の初頭、西ドイツは、鉄道事業もドイツ連邦鉄道という新しい名称の組織として歩みを始め、戦後の復興を支える大きな役割を果たす中、戦前からの看板列車であるF-Zug "Rheingold-Expreß"を復活させました。
戦後初めてRheingold-Expreßの名前を冠したスイスとオランダを結ぶF-Zug列車は1951年5月から運用を再開しましたが、その時は1等から3等までの全等級の車両で組成されていました。それが1953年5月のダイヤ改正で1、2等車のみで組成されるようになり、本来の看板列車Rheingoldの歩みを始めました。とは言え、戦前時代のMITROPAによるプルマン車両とサービスではなく、Schürzenwagenによる個室車両と食堂車、荷物車による組成で運転されました。
そこで、1、2等車組成による戦後初めてのRheingold-Expreßの組成を1953年の資料から、以下の編成表を作成してみました。
因みに、3等車の無くなったRheingold-Expreßの代わりに登場したのはLoreley-Expreßです。この列車は全等級で組成されていて食堂車はCIWLによるサービスです。この時から、スイスとオランダを結ぶF-Zugは毎日2往復運行体制になりました。
▲ クリックすると拡大します。
この編成表は、スイスのBasel SBB発、オランダのHoek van Holland行きのF9列車の編成ですが、途中Mainz HbfとKöln Hbfで方向変換し、機関車は3回交代します。(Basel SBB-Basel BadもBR78によって牽引されていれば、4回交代の可能性もあります)その牽引機関車は01形、メインルートのライン左岸線は鉄青色の03.10形、Köln HbfからVenloまでは03形か41形、そして最後はNSの3900形ととても魅力的な編成になります。
また、1953年当時はまだ国際列車にDSGの食堂車サービスが許されていなかったため、CIWLの車両とサービスによって運行されていました。この食堂車は、パリとカレーを結んでいた元"Flèche d'Or"で活躍した厨房付きプルマン客車(WPC)を改造した車両で、特徴的な窓上部の角が丸い窓を持っています。もちろん向かい獅子のマークを車体の中央に掲げ、大きな楕円のドアを持つエレガントな食堂車は、ドイツの看板列車に相応しい車両と言えるでしょう。
当時は、3等級制ですので、DBの最高種別の看板列車ですから1/2等(現在の1等設備以上)のみの区分室車による組成です。
なお、編成表の客車アイコンでは、2等級制に改変以降の誤解を防ぐため、2等車を黄色、1/2等合造車を黄色地に赤色縦線を中央に加えました。
メルクリンH0からは、このEp.IIIa時代の鉄青色Schürzenwagenモデルが未だにリリースされていません。TRIXからは単品で1/2等合造車(AB4üe)と1/2/3等合造車、そして3等車、荷物車がリリースされています。もちろんCIWL食堂車はリリースされていません。(荷物車も実車とモデルに違いがあります)
▲ 手元にあるモデルを使って出来うる限りの当時の雰囲気を再現してみました。
この戦後最初のRheingold-Expreßは、牽引機も客車も興味深く魅力的ですから、ぜひメルクリンからのリリースを期待して、この編成表を作成してみました。
[追記]
2023年のメルクリンH0新製品にあっさりとCIWLの鋼製客車2タイプ4種(Typ. "Étoile du Nord"/2等、Typ. "Côte d'Azur"/1等)が、製品化されます。
形状的には食堂車に改造されたプルマン客車は、客室窓片側8枚のTyp. "Fléche d'Or"のため、客室窓が片側9枚のTyp. "Étoile du Nord"(2等)とは異なり、塗装と印刷だけの変更では不可能ですが、今後のリリースに影響するであろう今年のCIWL客車モデルに注目です。今回のモデルの人気によっては、車両数の多い今後Typ. "Fléche d'Or"のリリースも期待できそうですし、それができれば、いよいよCIWL食堂車を組み込んだEp.IIIa時代の"Rheingold-/Rheinpfeil/Loreley-Express"の登場も期待できそうです。
なお、誤りなどお気づきになられた場合は、コメント欄などでお知らせいただければありがたいです。
参考サイト:F-Zug Rheingold Express / http://www.welt-der-modelleisenbahn.com
[EDIT] 2023-09-04
戦後初めてRheingold-Expreßの名前を冠したスイスとオランダを結ぶF-Zug列車は1951年5月から運用を再開しましたが、その時は1等から3等までの全等級の車両で組成されていました。それが1953年5月のダイヤ改正で1、2等車のみで組成されるようになり、本来の看板列車Rheingoldの歩みを始めました。とは言え、戦前時代のMITROPAによるプルマン車両とサービスではなく、Schürzenwagenによる個室車両と食堂車、荷物車による組成で運転されました。
そこで、1、2等車組成による戦後初めてのRheingold-Expreßの組成を1953年の資料から、以下の編成表を作成してみました。
因みに、3等車の無くなったRheingold-Expreßの代わりに登場したのはLoreley-Expreßです。この列車は全等級で組成されていて食堂車はCIWLによるサービスです。この時から、スイスとオランダを結ぶF-Zugは毎日2往復運行体制になりました。
▲ クリックすると拡大します。
この編成表は、スイスのBasel SBB発、オランダのHoek van Holland行きのF9列車の編成ですが、途中Mainz HbfとKöln Hbfで方向変換し、機関車は3回交代します。(Basel SBB-Basel BadもBR78によって牽引されていれば、4回交代の可能性もあります)その牽引機関車は01形、メインルートのライン左岸線は鉄青色の03.10形、Köln HbfからVenloまでは03形か41形、そして最後はNSの3900形ととても魅力的な編成になります。
また、1953年当時はまだ国際列車にDSGの食堂車サービスが許されていなかったため、CIWLの車両とサービスによって運行されていました。この食堂車は、パリとカレーを結んでいた元"Flèche d'Or"で活躍した厨房付きプルマン客車(WPC)を改造した車両で、特徴的な窓上部の角が丸い窓を持っています。もちろん向かい獅子のマークを車体の中央に掲げ、大きな楕円のドアを持つエレガントな食堂車は、ドイツの看板列車に相応しい車両と言えるでしょう。
当時は、3等級制ですので、DBの最高種別の看板列車ですから1/2等(現在の1等設備以上)のみの区分室車による組成です。
なお、編成表の客車アイコンでは、2等級制に改変以降の誤解を防ぐため、2等車を黄色、1/2等合造車を黄色地に赤色縦線を中央に加えました。
メルクリンH0からは、このEp.IIIa時代の鉄青色Schürzenwagenモデルが未だにリリースされていません。TRIXからは単品で1/2等合造車(AB4üe)と1/2/3等合造車、そして3等車、荷物車がリリースされています。もちろんCIWL食堂車はリリースされていません。(荷物車も実車とモデルに違いがあります)
▲ 手元にあるモデルを使って出来うる限りの当時の雰囲気を再現してみました。
この戦後最初のRheingold-Expreßは、牽引機も客車も興味深く魅力的ですから、ぜひメルクリンからのリリースを期待して、この編成表を作成してみました。
[追記]
2023年のメルクリンH0新製品にあっさりとCIWLの鋼製客車2タイプ4種(Typ. "Étoile du Nord"/2等、Typ. "Côte d'Azur"/1等)が、製品化されます。
形状的には食堂車に改造されたプルマン客車は、客室窓片側8枚のTyp. "Fléche d'Or"のため、客室窓が片側9枚のTyp. "Étoile du Nord"(2等)とは異なり、塗装と印刷だけの変更では不可能ですが、今後のリリースに影響するであろう今年のCIWL客車モデルに注目です。今回のモデルの人気によっては、車両数の多い今後Typ. "Fléche d'Or"のリリースも期待できそうですし、それができれば、いよいよCIWL食堂車を組み込んだEp.IIIa時代の"Rheingold-/Rheinpfeil/Loreley-Express"の登場も期待できそうです。
なお、誤りなどお気づきになられた場合は、コメント欄などでお知らせいただければありがたいです。
参考サイト:F-Zug Rheingold Express / http://www.welt-der-modelleisenbahn.com
[EDIT] 2023-09-04
49960 DBAG Dienstüm 313 / Ep.V記事をリニューアルしました [アナウンスメント]
346/2J (4009)CIWL WR / Ep.IIIa記事をリニューアルしました。 [アナウンスメント]
CIWL食堂車つながりで、メルクリンの1950年代モデルの記事に画像とテキストを充実させて以下リニューアルしました。
記事を執筆しながらこのモデルがリリースされていた当時、DBの国際列車のDSG食堂車がCIWL食堂車に代わっていたことに気づきました。このモデルと共通の車体を持つDSG食堂車が同じ期間リリースされていたことも知りました。メルクリンは西ドイツ企業ではありますが、ベルギーのCIWLはDSG以上に運用範囲が広い企業でしたし、西ドイツにも多く走っていたはずです。
346/2J (4009)CIWL WR / Ep.IIIa
話は逸れますが、1992年にミュンヘンのDBで実習していた時、郊外のMünchen-Neuaubing車両基地にノイマイスターデザインが製作したホテル列車(後のCNL)のモックアップを観に行く機会がありました。CNLの2階建寝台車のインテリアモックアップや、実現しなかった座席車両の美しいインテリアに魅了された(この時モックを撮影できなかったのが実に惜しい)のですが、そこは歴代の試作や検討用に使った実車が留置されていました。(DBデザインセンターの屋外作品留置場のような役割?)
その留置線の傍にフランス語で「Atéliers de Wagon-Lits」とドイツ語の「ISG」文字が記された小さな看板を発見しました。当時、CIWLはDSGと共同で、車両検査工場をNeuaubingに持っていたようです。ワゴン・リの名前をこんな場所で見られるとは思いもよらず、貴重な体験をしたと感じています。ドイツ語版Wikiで確認すると、2000年までは、ミュンヘンまで運用されていたCIWL担当の客車(主に寝台車?)の修繕も行われていたようです。私が居た当時、DB所有のU形寝台車もローマ方面への寝台サービスはWagon-Litsが行なっていました。
Neuaubingのゲレンデは、現在、車両はなく線路が剥がされていて、建物だけが残されているのがGoogle Mapで確認できます。これも民営化の影響で売却された敷地の1つなのでしょう。
Rivarossi 3511 CIWL 4008 VR / Ep.IIIa記事をリニューアルしました [アナウンスメント]
手元にある唯一のリヴァロッシのCIWL食堂車モデルの記事をリニューアルしました。この記事は、Spielkisteブログを開設して間もない頃に記していました。以前からリニューアルしたかった記事で、ようやく更新できました。リンク先は以下にあります。
Rivarossi 3511 CIWL 4008 VR / Ep.IIIa
3657 DB 103 121-0 / Ep.IV記事をリニューアルしました [アナウンスメント]
1985年に初めてメルクリンからデジタルH0鉄道模型が誕生しました。この時、同時に少なからずの機関車モデルがデジタル仕様になって登場しましたが、この103.1形モデル(3657)もその1台です。
当時のデジタルは、システムを揃えるだけでも結構な投資が必要だった上に、機関車にはデコーダーを載せなければなりませんでした。今のように簡単に、安価で機能の多いデコーダーではなく、単に80種類のアドレスから1つを選ぶことのできるデコーダーでした。それ以外はアナログとほぼ変わりない性能を持ったモデルの1つとして、当時のカタログではアナログモデルと共通の写真で地味に登場しました。
そのスタートは、今のようなデジタル全盛の欧州鉄道模型業界とは違い、中々デジタルが普及せずにメルクリンはここまで来るのに想定外の時間と投資が必要だったと考えられます。しかし、紆余曲折を経ながらも、初志を曲げずにここまで来れたのもまた、メルクリンらしいとも思います。
その3657モデルの紹介記事をリニューアルしましたので、興味があれば以下のリンクを追ってください。
3657 DB 103 121-0 / Ep.IV
28974 DB 169 002-3 / Ep.IV記事をリニューアルしました [アナウンスメント]
先ほど、タイトルの169形(E69)の記事に多くの画像とテキストを追記し、以下リニューアルをしました。
28974 DB 169 002-3 / Ep.IV
Ep.IV時代の最後仕業に就いていた時代の仕様ですが、Ep.III時代と見た目はさほど変わらず、古典機らしい矍鑠とした佇まいが魅力の凸型機関車です。
48007 DB SSym 46 / Ep.III | Museumswagen H0 2007記事をリニューアルしました [アナウンスメント]
重量物積載貨車といえば、4MFORシリーズに代表されるFUCHSなどの装甲車の積載貨車をイメージしますが、これは民間のブロンズ像メーカーとのコラボレーションで、ダビデ像の運搬車両としての貨車モデル(SSym 46 / Ep.III)です。
48007 DB SSym 46 / Ep.III | Museumswagen H0 2007
そのモデルの記事に写真やテキストなどを加えてリニューアルしました。