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Märklin Weihnachten 2020 [Maerklin-Allgemein]

ドイツのクリスマスは1年で最も特別な行事です。9月ごろからクリスマス向けのお菓子がスーパーに並び始め、クリスマス前の4週間はアドヴェント期間で指折り聖夜の12月24日を準備をしながら待つのが恒例です。しかし、今年は新型コロナ禍により制限が加えられ、アドヴェントに合わせて行われる予定だった各市町村のクリスマスマーケットが軒並み中止になるとの報道がされています。
第2波と呼ばれる罹患者の急増も深刻で心配です。来年1月末から2月始めに掛けて開催されるニュルンベルクの国際玩具見本市も7月に延期となりました。

それでも人々からクリスマスがなくなるという訳では決してありません。クリスマスは欧州の長くて寒いこの季節をさす一筋の光のようなもの..と私はドイツにいる時に感じていました。クリスマスを楽しみにしているのはどこの家族も同じ..と思います。

さて、そんな特別な年になってしまった今年のクリスマスに向けてメルクリンは特別なパッケージを用意しているようです。例年クリスマスは子供達が初めてメルクリンを手にする日でもあり、その時の嬉しさは一生記憶にとどめていることも少なくないでしょう。(以下公式ページに案内があります)

Märklin Weihnachten

そんな記憶に留めるクリスマスのために用意した幾つかのメルクリンH0スタートセットが、事前予約でEUR 80,-値引きの上に総合カタログ、秋の新製品パンフレット、メルクリンマガジン、そしてメルクリンロゴ入りの特製工具がプレゼントされます。またこの特設ページにはクリスマス向け動画も配信されています。

ただ、残念ながらこのページの住所記入欄に日本はないので、申請対象国にはなっていないようです。

暗いヨーロッパの晩秋から冬にかけて人々の心を暖めるクリスマスが全ての人々に届くように、日本からも祈りたいと思います。
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[Vinyl 100] See You | Depeche Mode [Vinyl]

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レコードの紹介もようやく100枚目になりました。その100枚目は、12'シングル盤、Depeche Modeの「See You (Extended Version)」です。

Depeche Modeの作曲はそれまでVince Clarkeでしたが、このシングル盤以降Martin L. Goreに変わりました。しかし、作曲者が変わってもDepeche Modeらしさは失われるばかりか、ここからよりDMとしての個性が際立ってきます。Vince Clarkeが没個性といわけでは決してなく、彼自身の個性が強烈でDepeche Modeにチューニングしていたと言うのが後々YazooやErasureの楽曲を制作してゆくにつれ理解できます。
一方Martinは、当初Depeche Modeのイメージを崩さないようにVinceの曲を意識していたと聞きます。

See Youに関して言えば、やはり分かりやすくポップであり、かつ情緒的なメロディーです。どこか哀愁の漂う楽曲こそがDepeche Modeとしてのアイデンティティを確立してゆく大切な要素だったのでしょう。その後の活躍は前にも記した通り、多くの若者の支持を受け紆余曲折はあったものの彼らが歳を重ねた今に至ります。
また、今ではこの2人の作曲家はVCMGとしてユニットを組んで実験的な音作りに挑戦しています。

Depeche Modeのもう1つの原点がこの曲ではないかとも思えます。

Discogs: Depeche Mode ‎– See You (Extended Version)





タグ:Depeche Mode MUTE
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Zugbildung D 167 "Riviera-Express" 1959 Sommer (Karlsruhe Hbf - Hamburg-Altona) [Zugbildung]

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▲ 画像をクリックすると拡大します。

D-Zug "Riviera-Express" 1959夏ダイヤの最後の編成表です。これは、Karlsruhe Hbfで分割された編成がFrankfurt/M Hbf、Bebra、Hannover経由でHamburgへ向かう編成で、途中からあの半流線形10形蒸気機関車に牽引される編成になります。

この編成表の客車を見ると、Milano方面から到着した2つの列車が分割と併合を夜中のBasel SBBで行い、それぞれの方向へ出発したD 67列車がKarlsruheで分割されてD 167列車として出発するところから始まりますが、2両の寝台車はいずれもFrankfurt/M Hbfが終着駅です。この2両の寝台車は、1両が碧いCIWL(Typ. UH)でGenova PPから、もう1両は紅いDSG(Schürzenwagen)でスイスのGeneve Cから来た車両です。簡易寝台車(53系列)は1両のみで、これはVentimigliaから終点のHamburg-Altonaまで走るので、超長距離車両と言っても良いでしょう。(DSG食堂車で朝食と昼食、カフェの時間も取れるほどです)

この編成は、以前メルクリンから42941/42942の2つの客車モデルセットと10形蒸気機関車が発売されましたが、まだ27cm客車モデルの時代で、かつGruppe-53客車をGruppe-62で代用するなど、やや不満の残るセットでもありました。

1959年夏ダイヤのRiviera-Expressは、D 67列車としてVentimigliaからMilano、Basel経由でライン左岸線を通ってAmsterdamに向かう列車として、ルートとしては途中から昼行列車のRheingold/Loreley-Expressを補完する列車でもあったように思います。この列車は、途中から分割され列車番号も枝番号のD 167となっています。

以前、当ブログでもD 167の編成を作成してPwMサイトにアップしましたが、この編成表も正確性にはやや疑問の残るもので、改めて作成し直したのが、ここに挙げた編成表になります。
その後、メルクリンモデルも少なからずの該当する牽引機や客車モデルがリリースされたこともあって、Riviera-Expressのこの編成表だけは、メルクリン/TRIXの製品番号を付記しています。

牽引機関車は、BR E10.1、重油焚きのBR 01.10、BR 10、そしてV200.0と多彩かつ花形機関車ばかりの編成でした。
特に実車が2機のみの10形機関車については、その後mfxデコーダー搭載の002号機(37083)やmfx+デコーダー搭載の上、誤った部品の設置場所などを修正した001号機(37085)がリリースされ、新しい編成表に加えています。

客車については、282mmの簡易寝台車(Bc4ümg)も含めたGruppe-53モデルが是非欲しいところで、加えてCIWLのUH形モデルがあれば、この編成もほぼ完璧に揃うはずです。

Ep.III時代やIV時代は、国際色豊かな客車が雑多に混じった夜行列車を含めた長距離国際列車が少なからずドイツ国内でも見られました。そうした列車を再現したいと思うファンにとっては、特にラテン諸国のモデルが少ないメルクリンのラインナップは歯がゆいところでもありますが、長い目で観てゆっくりと夢を実現させるのが良いのではと感じる次第です。

今回の編成表で手元にある資料からの作成は以上で終了なのですが、この他にRoma - Basel、Basel - Calais (- London)、Basel - Bruxelles - Oostende (- London)という3つの区間を走る列車が同じ"Riviera-Express"として走っているようですが、資料がないため残念ながら今回はここまでになります。

なお、編成表の不備などのご指摘がありましたら、ぜひコメントにお寄せ頂ければありがたいです。

参考サイト:D-Zug "Riviera-Express" / welt-der-modelleisenbahn.com

[EDIT] 2020-10-29
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[Vinyl 099] Just can't get enough | Depeche Mode [Vinyl]

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DEPECHE MODEの12' Singleレコードヒット曲の「Just can't get enough」です。作曲がVince Clarke時代の初期の作品でそこそこヒットしたようです。アップテンポのわかりやすいポップなメロディがいかにもVince Clarkeらしい曲調です。今なおコンサートでは、この曲が披露されるのではないでしょうか。

このレコードもそうですが、Side 1にはタイトルの売れそうな曲を選び、Side 2には作曲者が本当に良いと思っている曲を入れると言うのが、このレコードにも当てはまっているように感じました。

Side 2の曲名は「Any second now」です。DEPECHE MODEは、このレコードの両面にあるような、明るくポップな側面と暗く静かで落ち着いた側面の両方を持っているのが私には魅力でした。特にこの曲のような単調でありながら重さや暗さを表現した曲調は、まだ黎明期であった彼らの音楽の方向性を模索しているかのような意図が読み取れて将来を楽しみに感じていた記憶があります。

結果としてその後彼らは押しも押されぬスターミュージシャンの仲間入りをするわけですが、まだイギリスの片田舎の兄ちゃんグループのような良い意味での青臭さやダサさが残っているこの時期の彼らの音作りに私個人は魅力を感じてファンになってしまった..と言うのがあります。

Discogs: Depeche Mode ‎– Just Can't Get Enough (Schizo Mix)




タグ:MUTE Depeche Mode
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Zugbildung D 67 "Riviera-Express" 1959 Sommer (Basel SBB - Amsterdam CS) [Zugbildung]

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▲ クリックすると大きくなります

前回に続いてRiviera-Express 1959年夏ダイヤの編成表です。VentimigliaとRomaからBasel SBBに到着した列車は、ここで組成し直し、再び2方向に分かれるようです。
1つは、ここからフランスへ向かい、カレーとブリュッセル経由でオーステンデを目的地に走ります。もう1つは、ここから北上するこの列車で、Karlsruheを経由してLudwigshafenで同じ列車名のD 167としてHamburgへ向かう編成と分割されます。
今回の記事では、ライン左岸線経由でAmsterdam CSへ向かうD 67列車の編成表なのですが、これも前回同様、制作途中のアップです。ツッコミどころの多い編成表なのは重々承知していますが、あえて突っ込んで頂きたいと考えアップしました。

牽引機関車ですが、DB路線のためBaselからは電化されているためE10.1形の牽引と考えられます。Ludwigshafenから先はV200.0ではないか..と想像しています。
また、NS管内は1100形や1200形電気機関車と想像していますが、これも確証はありません。

この編成表もある程度修正ができたので、FS/SBB管内編成表同様、修正版をアップしました。

参考サイト:D-Zug "Riviera-Express" / welt-der-modelleisenbahn.com

[EDIT] 2020-10-30
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Zugbildung D 67 "Riviera-Express" 1959 Sommer (Ventimiglia - Basel SBB) [Zugbildung]

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▲ クリックしたら拡大します。

以前、メルクリンからRiviera-Expressを想定した客車セットがリリースされ、それに合わせて1959年夏ダイヤの編成表を作成しましたが、その編成表はRiviera-Expressの全行程のうち西ドイツ国内、しかも途中から分割されたいわゆるFlugelzugのようなD 167列車の編成についてでした。また、その編成表はPwMサイトにアップしたため、現在は見ることが出来ません。(一部海外の鉄道趣味掲示板などにそのコピーが貼られていたりはします)

それ以来、西欧地域にしてはとてつもなく長距離を走る旅愁を誘う美しい名前のD-Zug列車の全行程を網羅した編成表を作成したいと思っていましたが、ようやくそのうちのFSとSBB管内の行程について得た情報を元に作成した編成表が上に掲げたものです。

まだ、完璧な編成表に仕上がっているとは言い難い部分もあるのですが、ドイツの鉄道模型ファンの掲示板で質問を立てて情報提供を願ったところ、幾つかの資料を得られたので、それらを元に修正しました。

Riviera-Expressと言えば、地中海と北ドイツ、オランダ、そして英国連絡急行として有名で、古くからある長距離列車の1つです。1959年夏ダイヤでは、フランスとの国境近いVentimigliaから、Milano経由でゴッタルド峠を北上し、Basel、Karlsruheを経由。ここで2つの行き先の列車に分割し、1つの列車(D 67)は、ライン左岸線経由でオランダのアムステルダムに向かいます。一方もう1つの列車(D 167)は、フランクフルト・マイン経由でハンブルクへと進路を取ります。
このD 167が以前メルクリンから製品化されたRiviera-Expressセットになります。

さて、このVentimiglia - Basel SBBの編成は、残念ながら機関車については、Ae 6/6、客車ではDBのSchürzenwagenのみメルクリンモデルがあり、それ以外はリリースされていないようです。
そうした状況を踏まえて今回の編成表はメルクリン・TRIXモデルの製品番号は省略しています。

この編成表を改めて観察すると、Ventimigliaを14:05に発車、Genovaに18:00頃、Milanoには21:00頃、そしてBaselには夜中の3:00時頃到着します。しかしながらこの編成には供食車両が連結されていないのが気になります。寝台車では軽食の用意ができますが、座席車両では、良くてもミニバー(車内販売)か自分で調達しないと食事にはありつけません。駅弁などがない欧州の列車では、供食がないと中々苦行でしょう。
Baselから先はD 67とD 167が分割するKarlsruheで双方の列車にDSGのSchürzenwagen食堂車が連結されるようです。Baselでは夜中なので、7:00頃出発するKarlsruheから食堂車が連結されるのは理に叶っています。また、食堂車はD 67はオランダとの国境駅のEmmerlichまで、またD 167は終点のHamburg-Altonaまで連結されます。

参考サイト:D-Zug "Riviera-Express" / welt-der-modelleisenbahn.com

[EDIT] 2020-10-30
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[Vinyl 098] X∞MULTIPLIES | YMO [Vinyl]

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YMOの12' LP「X∞マルチプライズ」です。これより少し前にリリースされた同名同ジャケット写真の10'レコードは、「増殖X∞MULTIPLIES」であり少々ややこしいです。

このレコードは、YMO初期から中期にかけてのベスト盤という位置付けとも言えるかも知れません。Behind The Mask、RYDEEN、TECHNOPOLISなどのヒット曲が収録され、海外でもリリースされています。
今回取り上げているレコードは、US盤で発売元はALFAレコードではなく、A&M Recordsになります。収録曲などは日本盤と変わりませんが、レーベルが異なります。

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収録曲は以下の通りです。

- - - - -
収録曲

Side A
- Nice Age
- Behind The Mask
- Rydeen
- Day Tripper

Side B
- Technopolis
- Multiplies
- Citizens Of Science
- Solod State Survivor

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初期から中期のYMOは、よく知らないけど聴いてみたいという向きにはそれぞれのアルバムを買うより、このレコードを聴いた方が広く浅くではありますが、気軽に楽しめるのではないかと思います。

Discogs: Yellow Magic Orchestra ‎– X∞Multiplies

アマゾンではCDのみ見つかりました。



タグ:A&M YMO
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2868 DB 103 101-2 (LHAE) / Ep.IV記事をリニューアルしました [アナウンスメント]

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LHAE塗装の103.1形モデルの記事に新しく撮影した写真とテキストを加えて以下リニューアルしました。

2868 DB 103 101-2 (LHAE) / Ep.IV

後にダイカストボディと282mm客車の組み合わせで新しくリリースされましたが、このモデルは実車が現役だった1992年に購入したモデルです。
タグ:Ep.IV DB BR103.1 LHAE C80
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Orient Express - Ein Zug schreibt Geschichte / TERRA X ZDF [欧州鉄道]

昨晩24:00からNHK-BSの世界のドキュメンタリーという番組枠で「オリエント急行 ー夢の豪華寝台列車を走らせた男ー」という番組があることを知り、録画予約して今日観ることができました。

この番組は、ドイツZDFが制作放映した歴史ドキュメンタリー番組で、CIWL社の創業者Nagelmackers(ナジェルマッケールス)のヨーロッパ大陸を豪華列車で結ぶという困難かつ壮大な夢を実現させた不屈な営みを、1883年に招待客を乗せて初めて走った最新車両の様子を軸に、彼の半生とCIWL社について歴史的切り口で綴ったものです。

NHK-BSでの番組は、残念ながら既に放映されてしまったため、日本語によって分かりやすく解説した番組は再放送がない限り観れませんが、オリジナルのドイツ語版番組は以下ZDF Mediathekサイトで観ることができます。

Orient Express - Ein Zug schreibt Geschichte

この番組の冒頭では、パリ・ストラスブール駅(現パリ東駅)を出発する直前のオリエント急行傍で招待客を待つ創業者のシーンから始まります。そこにテロップが出ているのですが、1883年10月4日と記されています。
以前、当ブログでも、オリエント急行運行開始日が2つあることに着目した記事(オリエント急行運行開始日?)を記しているのですが、この番組でこの史実を再確認できたばかりでなく、より深く知ることが可能になりました。

ナジェルマッケールスは、米国旅行中に利用したプルマン式寝台の問題に疑問を持ち続け、まだドイツがドイツとして国が定まらない王国がひしめき合う時代の欧州大陸で、国際間で直通する列車の構想(夢)を持ち実現させる人物です。苦労の末にいくつかの国の鉄道事業者と契約を結び、当初はオリジナルの3軸客車(寝台車+食堂車+荷物車)を使って運行開始。その後紆余曲折はあるものの、パリとコンスタンチノープルを結ぶ列車(オリエント急行)を3軸客車で運行を果たします。その4ヶ月後(おそらく、当初の計画では6月の運用開始に全長17,5m、ボギー台車の新型車両での運行を間に合わせたかったのでしょうが、間に合わなかったため)の10月4日に改めてパリ東駅でセレモニーを行い、招待客を乗せてCIWL新型車両のお披露目とトルコへの鉄道旅行が行なわれたのだと考えられます。

番組では、彼の描いた壮大な夢を実現させるため、類いまれな行動力や信念が描かれています。CIWLの給仕や調理人は1流の人材を選び、車内の調度品も上流階級の眼鏡にかなうレベルにし、それまでの苦痛でしかない鉄道旅を、利用したくなる鉄道移動に変えたことがこの番組から理解できます。

番組ではいくつかのエピソードが散りばめられていますが、例えば提供される料理が美味しすぎて、ここで出される料理目当てに利用する乗客がいたとか、トイレが快適すぎて中々出てこないのでトイレの前に列が出来たなど、その設備とサービスは他の移動手段とは一線を画していたようです。そしてそれらサービスは全てマニュアル化されルールとして組み上がっていたので、CIWLでのサービスは常に上質で乗客からの信頼を得ていたということになります。(英国の作家アガサクリスティもこよなく愛したというCIWLのサービスは理解ができるというものです)

この話は1800年代の史実ではありますが、理念としては現在にも通じ、日本の鉄道はまだまだ学ぶべき点が多々あるのではないか..と思えるところです。

もしNHKでこの番組の再放送があるとすれば、CIWLファンの方はもとより、鉄道を愛好する方にも是非観ていただきたいと感じた番組です。

[追記]
NHKでの再放送。

・BS-1 放映日時:2020年10月23日 午後5:00 ~ 午後5:43 (43分)
・Eテレ 放映日時:2020年10月30日 午後10:00 ~ 午後10:45 (45分)


[EDIT] 2020-10-31
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[Vinyl 097] New Life | Depeche Mode [Vinyl]

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久しぶりにアナロレコードの紹介です。今回は、1981年にリリースされたDepeche Modeの初期作品の1つ「New Life」の12'シングル盤です。
まだ、旧メンバーの時代で、田舎のお兄ちゃん然としていた4人の若者が、MUTEレコードのDaniel Mullerに見出されロンドンでレコーディングを始めた頃の作品です。彼らは、キーボードとオープンリールに収録されたリズムサウンドをバックにヴォーカルを重ねるというスタイルでステージに立っていました。ヴォーカルは今も変わらぬD. Gahnで、当時作曲担当だったVince Clarkeは、キーボードでした。

この頃は、シンセサイザーなどエレクトロニクスを駆使したポピュラー音楽は、当てはまるジャンルがなく、エレクトロなどと呼ばれていましたが、こうした新しい音源を駆使した音楽は次第にヒットチャートの上位を占めるようになる事で、人気も上がり一般的になってきた時代でした。

このNEW LIFEも、V. Clarkeらしい明るくポップなメロディーで分かりやすく、それでいて飽きのくるサウンドでもない、魅力があります。今のDepeche Modeに見られる複雑で重厚な音色とは一線を画すものですが、こうした明瞭なサウンドの時代があったからこそ今のサウンドもある..ということは言えると思います。

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さて、このレコードですが、ドイツ盤のものでカラーレコードです。良く見かける単色のトランスルーセントなカラーレコードと違って、マーブル模様になっているため、フルオートのプレーヤーでもサイズ検出が可能です。回転数はシングル盤のため、45RPMです。
以下Discogsのページに動画がアップされています。

Discogs: Depeche Mode ‎– New Life


タグ:MUTE Depeche Mode
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