Endlich wieder klein sein / Märklin Weihnachtsfilm 2021 [Maerklin-Allgemein]
今年もクリスマス商戦が始まっているようでメルクリンも今年のクリスマス向け広告動画を以下YouTubeで配信しました。
Endlich wieder klein sein / Märklin Weihnachtsfilm 2021
今年の動画は、メルクリンH0モデルが走るレイアウトの世界に父と娘が歩いて散策するという設定。最後にテディベアが脱線した機関車を直そうとしているところを発見して実際の大きさになって機関車を直してあげるという設定。メルヘンとファンタジーにあふれた作品で好感が持てる映像でした。
メルクリンのサブタイトルは、以前「Technik Erfahren」(経験に基づく技術)でしたが、今は「Generation Verbinden」(世代を繋ぐもの)に変わっていて、メルクリンらしい何世代へも引き継ぐポテンシャルのある数少ない玩具というものならではのスローガンですね。
Endlich wieder klein sein / Märklin Weihnachtsfilm 2021
今年の動画は、メルクリンH0モデルが走るレイアウトの世界に父と娘が歩いて散策するという設定。最後にテディベアが脱線した機関車を直そうとしているところを発見して実際の大きさになって機関車を直してあげるという設定。メルヘンとファンタジーにあふれた作品で好感が持てる映像でした。
メルクリンのサブタイトルは、以前「Technik Erfahren」(経験に基づく技術)でしたが、今は「Generation Verbinden」(世代を繋ぐもの)に変わっていて、メルクリンらしい何世代へも引き継ぐポテンシャルのある数少ない玩具というものならではのスローガンですね。
Märklin TV - Folge 111 [Maerklin-Allgemein]
メルクリンTVの111回目がYouTubeのメルクリンチャンネルで配信されましたのでご紹介します。
以下がリンク先のYouTubeページです。
Märklin TV - Folge 111 / Altern einer Drehscheibe / Krokodil-Jubiläum / Die neue BR 101 Design&Bahn
今回の配信テーマは以下3つです。
・RhBクロコダイル100周年
・DB MUSEUM 企画展 "Design & Bahn"とそれに合わせた101形広告機関車
・新製品ターンテーブルのウエザリングノウハウ
この3つのテーマのうち、2番目のテーマであるニュルンベルクのDB MUSEUMで開催中の企画展は個人的にとても興味のあるものでメルクリンとは少し離れますが、今回の動画でとても詳しく紹介されていましたので鉄道デザインにご興味のある方は必見ではないかと思います。
特にNeumeister DesignによるICE3とそのファミリー(当時はICE2.2/IC-T)について詳細な展示がなされているようです。当時はDBのBZA Münchenにデザインセンターが置かれており、そこがDBのグラフィックスとプロダクトのデザイン統括を行なっていました。ここで様々なプロジェクトが1960年代から90年代にかけて登場したDBのプロダクトのデザインのマネージメントが行われ、私が民営化前の1990年代始めに約半年インターンをした場所でもあります。
1985年に連邦鉄道時代DB最後のCIを行なったのもこのデザインセンターで、車両の塗装だけでなく、新しいDBのイメージを作り上げるべく新種別InterRegioが登場しました。その詳細についてもこの動画で垣間見ることができたのは嬉しい限り。
こうして戦後の鉄道デザインを見るだけでも、今の民営化されたDBは、バウハウスやウルム造形大学の影響を強く受けながら脈々とドイツのデザインの一躍を担ってきたことを確認できます。
今や、コロナ禍で中々ドイツに行くことすら出来ませんが、会期は長いので機会さえあれば是非行きたい企画展です。
以下がリンク先のYouTubeページです。
Märklin TV - Folge 111 / Altern einer Drehscheibe / Krokodil-Jubiläum / Die neue BR 101 Design&Bahn
今回の配信テーマは以下3つです。
・RhBクロコダイル100周年
・DB MUSEUM 企画展 "Design & Bahn"とそれに合わせた101形広告機関車
・新製品ターンテーブルのウエザリングノウハウ
この3つのテーマのうち、2番目のテーマであるニュルンベルクのDB MUSEUMで開催中の企画展は個人的にとても興味のあるものでメルクリンとは少し離れますが、今回の動画でとても詳しく紹介されていましたので鉄道デザインにご興味のある方は必見ではないかと思います。
特にNeumeister DesignによるICE3とそのファミリー(当時はICE2.2/IC-T)について詳細な展示がなされているようです。当時はDBのBZA Münchenにデザインセンターが置かれており、そこがDBのグラフィックスとプロダクトのデザイン統括を行なっていました。ここで様々なプロジェクトが1960年代から90年代にかけて登場したDBのプロダクトのデザインのマネージメントが行われ、私が民営化前の1990年代始めに約半年インターンをした場所でもあります。
1985年に連邦鉄道時代DB最後のCIを行なったのもこのデザインセンターで、車両の塗装だけでなく、新しいDBのイメージを作り上げるべく新種別InterRegioが登場しました。その詳細についてもこの動画で垣間見ることができたのは嬉しい限り。
こうして戦後の鉄道デザインを見るだけでも、今の民営化されたDBは、バウハウスやウルム造形大学の影響を強く受けながら脈々とドイツのデザインの一躍を担ってきたことを確認できます。
今や、コロナ禍で中々ドイツに行くことすら出来ませんが、会期は長いので機会さえあれば是非行きたい企画展です。
Connecting Europe Express [欧州鉄道]
▲ Connecting Europe Expressの運行路線と停車駅
9月から10月初旬に掛けて欧州26カ国100以上の都市を約1ヶ月掛けて巡る列車「Connecting Europe Express」(以下CEEと記します)が走りました。これについての詳細はチェコ在住の鉄道ライターである橋爪氏による記事が詳しいのでリンクを貼ります。
36日間で欧州26カ国を走破した「特別列車」の使命 環境意識が高まる中で「ヨーロッパ鉄道年」をPR / 東洋経済ONLINE
このCEEをベルリン在住の友人が現地で撮影してこのブログで紹介することを許されたので、その画像の一部を交えて紹介したいと思います。
▲ Connecting Europe Expressの編成案内
このCEEは、6カ国の鉄道事業者が1両づつCEE専用塗装の出で立ちで組成されています。上の画像は、その組成表。左からÖBBのNightJet寝台車、SBBのTyp.EC1等パノラマ客車、FSの食堂車、SNCFの会議室付き1等座席車、DBの2等座席客車、MAVの展示車両(荷物車からの改造)の6両編成です。興味深いのは、各国の車両はそれぞれ特徴を持っている車両が選ばれていること。例えば、ÖBBは、何と言っても夜行列車の成功例であるNightJetが知られていますし、SBBは世界に誇るスイスの絶景を楽しめるパノラマ客車、食通の国として有名なイタリアらしい食堂車担当がFSであることなど、適材適所的なチョイスであるように思います。一方でDBは.....特徴がないのかも知れません。
▲ ÖBBから組成されたNightJet用寝台車
▲ SBBからCEEのために組成されたTyp.ECパノラマ1等車
▲ FSからは食堂車
▲ SNCFの1等座席と会議室。シートを見るとコラーユ客車に見えるのですが
牽引機関車は国によって変わるようですが、DBではVectronと101形が牽引に当たったようです。
ベルリンでは、ちょうど同日にCEEとベルリン技術博物館にDB MuseumからやってきたVT11.5が到着しました。邂逅の場面はなかったようですが、この日のベルリンは鉄道ファンには堪らない1日だったのではないかと思います。また終点のパリではVSOEと時刻が重なり、並びの写真は難しかったでしょうが、CIWL客車と一緒に写真に収められた画像も観ることができました。
このCEEですが、今後の欧州全体の鉄道網を1つのネットワークとして再確認し、同時に様々なバリアを発見することもできた旅になったのではないかと思われます。ゲージが異なる問題を始め、車両限界、電気設備、信号の違いなど国が異なることで克服すべき課題は少なくないですが、まずはそれを共通認識することと、年々深刻化する環境課題を移動の面から「鉄道」が大きな期待を持たれていることがこのCEE運行で確認できたのでした。
さて、このCEE編成ですが、模型化されるのかどうかはわかりません。残念ながらメルクリンH0では、ÖBB寝台車、SNCF1等コラーユ座席客車、FS食堂車、MAV荷物車がないので製品化は難しいでしょう。できるとすればROCOからでしょうか。(ROCOで製品が揃っているかどうかは未確認です)
Special Thanks: 画像提供 T.Hさん
[EDIT] 2021-10-17
Sonderausstellung "Design & Bahn" | DB Museum [欧州鉄道]
10月1日からドイツ、ニュルンベルクのDB Museumで特別展「Design & Bahn」が開催されています。
Design & Bahn / DB Museum Nürnberg
今回の展示、鉄道の場合、どうしても技術に焦点を絞ることが多かったせいか、鉄道のデザインをテーマにした展示会は初めてのようです。
ニュルンベルクのDB Museumの保存されているモデルや実車、その他鉄道とデザインに関わるアイテムを120ほど厳選して展示が行われているようです。
地元バイエルン放送局がこの展示を収録した映像が以下配信されています。
Design & Bahn / Bayerische Rundfunk
この展示では鉄道の黎明期からベルエポック時代のラインゴルトや1930年代のFliegender Hamburger、アメリカのストリームラインの流行とその影響、更には1960年代のウルム造形大学のデザイン、1980年代半ばのDB最後のCI(コーポレート・アイデンティティ)とVI(ヴィジュアルコミュニケーション)、そしてPI(プロダクトアイデンティティ)、更には民営化後の現代のICE4に至る歴史が、この展示で確認、そして新しい発見ができるでしょう。
残念ながら今現在はなかなか日本からドイツに行ける状況ではないですが、今後状況が好転して機会があれば是非訪れたい展示です。
また、この展示に合わせて101形の広告機関車が登場しています。メルクリン/TRIXからもH0(39379)、N、Zのモデルがリリース予定になっています。
39379 BR 101 Werbelok "Design & Bahn"
会期は2022年6月12日まで。
Design & Bahn / DB Museum Nürnberg
今回の展示、鉄道の場合、どうしても技術に焦点を絞ることが多かったせいか、鉄道のデザインをテーマにした展示会は初めてのようです。
ニュルンベルクのDB Museumの保存されているモデルや実車、その他鉄道とデザインに関わるアイテムを120ほど厳選して展示が行われているようです。
地元バイエルン放送局がこの展示を収録した映像が以下配信されています。
Design & Bahn / Bayerische Rundfunk
この展示では鉄道の黎明期からベルエポック時代のラインゴルトや1930年代のFliegender Hamburger、アメリカのストリームラインの流行とその影響、更には1960年代のウルム造形大学のデザイン、1980年代半ばのDB最後のCI(コーポレート・アイデンティティ)とVI(ヴィジュアルコミュニケーション)、そしてPI(プロダクトアイデンティティ)、更には民営化後の現代のICE4に至る歴史が、この展示で確認、そして新しい発見ができるでしょう。
残念ながら今現在はなかなか日本からドイツに行ける状況ではないですが、今後状況が好転して機会があれば是非訪れたい展示です。
また、この展示に合わせて101形の広告機関車が登場しています。メルクリン/TRIXからもH0(39379)、N、Zのモデルがリリース予定になっています。
39379 BR 101 Werbelok "Design & Bahn"
会期は2022年6月12日まで。
Märklin TV Extra - Folge 36 / Das Überraschungsmodell 2021 [Maerklin-Allgemein]
先月末サプライズモデルとして発表されたDRの02形モデルですが、この機関車を特集した動画がMärklin TV ExtraとしてYouTubeから配信されました。
Märklin TV Extra - Folge 36 / Das Überraschungsmodell 2021
モデレーターのEckert氏とメルクリンのメルクリンの開発責任者の2人がジンスハイムの自動車技術博物館に静態保存されているこのこの02形機関車の横でのインタビューでは、この機関車のBaden IVhとしての出自から戦争による複雑な生い立ちで最後にこの場所に着いた歴史をわかりやすく解説。
映像では、レールとモデルを実車の前部ランボードの上に置いて走らせたりファンクションを機能させたりして解説している。スケールは正確に1/87で、R1カーブも走行可能。但し、キャブ下の従輪がキャブ裾に干渉するため、切り欠いている。大きなカーブのみのレイアウト走行や観賞用であれば、付属のパーツで実車に正確なキャブ裾が再現できるとのこと。
ファンクションでは、シリンダーの動きに合わせた発煙が可能とあるが、映像では表現されていないのが残念。他にキャブ内照明、シリンダ部の動輪灯、前部の尾灯などがファンクション機能で点灯可能とか。
何れにしてもディテールも十分鑑賞に耐えられるレベルでmfx+デコーダーを搭載した多彩なサウンドファンクション、シミュレーション機能など、メルクリンが持つ最新技術を背景に、このモデルは実車を忠実に再現していると言えるのではないかと思います。
Märklin TV Extra - Folge 36 / Das Überraschungsmodell 2021
モデレーターのEckert氏とメルクリンのメルクリンの開発責任者の2人がジンスハイムの自動車技術博物館に静態保存されているこのこの02形機関車の横でのインタビューでは、この機関車のBaden IVhとしての出自から戦争による複雑な生い立ちで最後にこの場所に着いた歴史をわかりやすく解説。
映像では、レールとモデルを実車の前部ランボードの上に置いて走らせたりファンクションを機能させたりして解説している。スケールは正確に1/87で、R1カーブも走行可能。但し、キャブ下の従輪がキャブ裾に干渉するため、切り欠いている。大きなカーブのみのレイアウト走行や観賞用であれば、付属のパーツで実車に正確なキャブ裾が再現できるとのこと。
ファンクションでは、シリンダーの動きに合わせた発煙が可能とあるが、映像では表現されていないのが残念。他にキャブ内照明、シリンダ部の動輪灯、前部の尾灯などがファンクション機能で点灯可能とか。
何れにしてもディテールも十分鑑賞に耐えられるレベルでmfx+デコーダーを搭載した多彩なサウンドファンクション、シミュレーション機能など、メルクリンが持つ最新技術を背景に、このモデルは実車を忠実に再現していると言えるのではないかと思います。
Auhagen TREFF / YouTube [欧州鉄道模型]
メルクリンTVから広まったのか、ドイツのストラクチャーメーカーのAuhagen TVというのがYouTubeで展開されていますが、先日カメラマンの友人から昨日アップされたAuhagen TREFFという動画が配信されましたので紹介します。リンクは以下になります。
Auhagen TREFF Herbst 2021 / YouTube
この動画は50分弱と長めの動画ですが、Auhagenのストラクチャーキットを使った組み立てノウハウや新製品紹介など盛り沢山の内容です。いくつかのテーマに分かれているので、それごとに見てみるのも良さそうです。
Auhagen TREFF Herbst 2021 / YouTube
この動画は50分弱と長めの動画ですが、Auhagenのストラクチャーキットを使った組み立てノウハウや新製品紹介など盛り沢山の内容です。いくつかのテーマに分かれているので、それごとに見てみるのも良さそうです。
タグ:Auhagen