SSブログ

MODELLEISENBAHNEN KALENDAR 2022 [Maerklin-Allgemein]

IMG_4334b.jpg

今日の午後、ポストにドイツからのクリスマスカードと別送で画像の2022年のカレンダーが届いていました。これらの差出人は同じドイツの友人E氏と奥さまの連名でした。今年は例年に比べ、物流が滞っているようで、発送日は21日ですが航空便で9日も掛かってしまったようです。

さて、このカレンダーですが、例年は実車のカレンダーなのですが、来年のものは表題通り鉄道模型がモチーフで、全ての画像がE氏ご本人の撮影のようです。もしかしたらモチーフのレイアウトや車両もE氏の所有かも知れません。上画像は表紙ですが、このモチーフは50.10形でメルクリンのようです。ウエザリングの表現も素晴らしく、リアリティ溢れる情景とのマッチングも良い感じです。

この表紙も含めて毎月のモチーフがほぼメルクリンモデルであることに、メルクリンを私が遊びはじめた50年近く前から比べると、今のモデルはディテールの表現も含めて実車と見紛うほどのリアリティを追求するに至っていると感じた次第です。

IMG_4336b.jpg

そのカレンダーですが、驚いたのはカレンダーに付属しているオマケでした。メルクリンカタログ表紙のアンティークモチーフをホーロー看板のように仕立て印刷した2枚の金属板です。
早速、この2枚を飾ってみたのが上画像です。モチーフの1枚はDBの天窓付きレールバスで、もう1枚は電磁吸盤つきクレーンです。どちらのモチーフも良い雰囲気で、インテリアにも良く映えます。

これをクリスマスプレゼントとして送ってくれたE氏には感謝しかないです。

このカレンダーの発行はWeltbild GmbH & Co, KG, Augsburgです。以下にリンクを記しておきます。
MODELLEISENBAHNEN KALENDAR 2022
タグ:Kalendar
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Museumswagen 2022 [Maerklin-Guterwagen]

メルクリン、TRIX、LGB各ブランドから2022年のミュージアムモデルが発表されました。
早速、メルクリン公式サイトにミュージアムモデル2022のページが加えられ、YouTubeのメルクリンチャンネルでもこれらモデルについてメルクリンTVとして動画が配信されました。以下、ミュージアムモデルのページへのリンクです。

Museumswagen 2022

今回のモデルは、LGBを除いて全て同じゲッピンゲンのガス供給会社Stadtwerke Göppingen(SWG)の私有の無蓋自積載貨車です。所属はDBとなっています。

[メルクリン]
● Museumswagen Spur H0 2022 (48122)
本物の石炭を積載したOOtz41形モデルにSchuco社製のVW-BusのT1形。いずれもSWGのシンボルが見えます。ブリキ製外箱。1959年の仕様。

● Museumswagen Spur 1 2022 (58009)
Ootz 50形モデル。

● Spur Z - Museumswagen 2022 (80033)
本物の石炭を積載したOotz 43形モデル。

[TRIX]
● Museumswagen Trix H0 2022 (24722)
本物の石炭を積載したOOtz41形モデルにSchuco社製のVW-BusのT1形。いずれもSWGのシンボルが見えます。ブリキ製外箱。1959年の仕様。

● Museumswagen Minitrix 2022 (18222)
Ootz 50形モデル。1959年の仕様。

[LGB]
● Museumswagen 2022 (41022)
2020年にスイスDFB(フルカ蒸気山岳鉄道)所属でフランス、パリの北約30Kmにある MTV (Musée des Tramways à Vapeur)に譲渡されたGb 2621形モデル。車体側面の扉には、Nr. 36 „Lulu“が描かれています。

各スケールで同じ石炭積載貨車でも異なる形式であることや、LGBモデルも興味深い貨車モデルをリリースしました。いずれのモデルもゲッピンゲンのメルクリネウムのみで販売されるとのこと。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

NightJet, Wien - München - Paris [欧州鉄道]

12/12の欧州ダイヤ改正は、先日取り上げたカールスルーエのトラムだけではなく、夜行列車にも大きな動きがありました。フランスSNCFは着実にTGV高速路線網が築き上げられ、それと並行する形で、夜行列車が縮小され、かの(ハンガリー発でストラスブール止まりでしたが)オリエント急行が終焉を迎えたことは当ブログでも取り上げました。

そのSNCFもÖBBのNightJetの商業的成功や脱炭素社会のうねりの昨今での航空機による欧州内移動の忌避行動など、夜行列車の見直しが進められたことを背景に、昨年のSBBのNightJet参入に続き、このダイヤ改正でNightJetによるWien - München - Parisが復活、その1番列車が運行されました。

以下関連記事をリンクしました。
Nachtzug nach Paris – welche Möglichkeiten gibt es?

今回のパリ路線のNJ列車はNJ塗装のTaurus機関車に牽引されウィーンを午後19:40に出発。ミュンヘン南駅経由で無事定刻にパリ東駅に到着したようです。

今回のNightJet車両は乗降口ドアにSNCFのロゴが掲出されていますが、SNCF所有の車両ではなく、ÖBBの車両を使ったもののようで車端部側面屋根近くに記されているのはオーストリア国旗になっていました。すでに運用されているスイスのチューリヒまでのNJ路線には、同じNJ塗装ながらSBBのロゴが掲出されているほか車端部側面屋根近くに記されているのはスイス国旗を確認しているので、車籍がCH-SBBになっているのかも知れません。

今後、更なる路線拡大に弾みをつけて夜行列車の移動が更に気軽にできるようになればと思います。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Stadtbahn Tunnel Eröffnet [Tram]

DSC00302bn.jpg
▲ 地下化によりトランジットモールから歩行者専用道路に変わるKaiserstrasseを走るGT6-80C+GT8-80C編成2002.8.13

12年に渡ってカールスルーエ市内中心のトランジットモールのKaiserstrasseの地下に路線を移設する工事が完了し、本日ドイツ時間の14:30、明日の全国ダイヤ改正にプレオープンしました。
この地下路線は、カールスルーエを走るトラムのほとんどがこの中心商店街のトランジットモールに集中するため、しばしば渋滞が起こるほどで歩行者が横断するのに危険なほどでしたが、今回の地下化により地上では歩行者のみのモールが形成されることになりました。
以下のリンクは、カールスルーエトラムを統括しているKVV(カールスルーエ交通局)のウエブサイトでの告知ページです。

LICHT AM ENDE DES TUNNELS

このトンネルはトランジットモールの西側の端であるEuropaplatzから街の中心であるMarktplatz、そして東側の端であるDurlacher Tor、そしてMarktplatzから中央駅方面の南側に分かれて2駅ほどのKongresszentrumまでの合計7駅が地下化されました。
これらの駅..というか電停は今までの電停名の最後に「U」の文字が加えられ、地下駅である区別がされます。
また、明日からのDBの全国ダイヤ改正に合わせて、カールスルーエのトラムも路線変更など大きく変わるようです。

カールスルーエのトラムは1990年の世界初のトラムトレイン化によるDB路線乗り入れで、世界的に有名になりましたが、今回の中心商店街のトランジットモールの地下化は、その時以来の大きな変革で、1869年に開業した馬車鉄道時代からの長いトラム史の中でもエポックメイキングな出来事の1つとなるでしょう。

今日は、トンネル内各駅はオープニングで事前配布されたチケットを使えば2人まで無料で乗車できるお試し期間でもあります。新型コロナ禍の深刻な事態の中ではありますが、カールスルーエ市民は、クリスマスの買い出しとトンネル開業で賑わうことでしょう。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

european sleeper 創業秘話 [欧州鉄道]

コロナ禍が始まって2年になります。現在進行形で世界中で起こっているパンデミックはまだまだ予断を許さない深刻な状況ですが、そのような中欧州の長距離移動は明らかに航空機から鉄道へのシフトが進みつつあると言えます。

欧州の鉄道では、NightJetに代表されるÖBBの運行がSBBにも拡がり、今後は更に拡大基調にあります。

一方で、オープンアクセスを活用して民間事業者による夜行列車運用の事業者も出現しています。例えば、オーストリアのザルツブルク北ドイツのSylt島を結ぶ夜行列車や、チェコのRegioJetもプラハからクロアチアまでの夜行列車を運転しました。事業資金の関係でなかなか新車調達できないものの、車内を上手にリニューアルするなど、民間事業者ならではのアイデアもあってその勢いは衰えていません。そのような中で、ブリュッセルとプラハを結ぶオランダの"European Sleeper"ブランドを立ち上げた民間事業者も当ブログで紹介しました。
その創設者の創業時の様子や背景について朝日新聞Globeが掲載していたの以下シェアします。

「選ばれるのは、速さでなくスマートさ」 たった2人で立ち上げた夜行列車ベンチャー

これを読むと、資金調達の目処も決まっていないアイデア勝負の若者がこうしたコンセプトを持って立ち上げたスタートアップとしては異色でフロンティア精神あふれた試みと感じました。
かつて、アメリカのプルマン寝台を体験したベルギーの若者がヨーロッパで快適な寝台と食堂車の会社CIWLを立ち上げた時のようなエネルギーとモチベートをこの記事から感じました。

最初はチェコのRegioJetの力を借りて始めるサービスですが、この新しい会社の躍進に大いに期待したいと思います。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

39942 DBAG Zweiwege-UNIMOG Weihnachtsbaum Transport [Maerklin-Triebwagen]

今日はドイツでは聖ニコラウスの日です。今年のクリスマス前のアドヴェントも昨年に続きドイツをはじめとした欧州各国では、新型コロナ禍の罹患者が急増し、更には変異株の出現で、折角のクリスマス前の1年で最も楽しい時期を毎日数百人単位で死亡が発表されるなど、厳しい状況が続いています。日本は今のところ罹患者が極めて少ない状況が続いていますが、いつまで続くのか予断を許さない状況であることに変わりないと感じます。

さて、メルクリンは例年通り積極的にクリスマスに合わせて商品を充実させて臨んでいるようです。その中でも今回の特別モデルは、クリスマスバージョン(39942)が告知されたのを発見しました。以下はスウェーデンの販売店サイトのページにリンクしています。

ROAD-RAIL UNIMOG 1650 DB, CHRISTMAS TREE TRANSPORT.

このモデルは、2017年にリリースされたViessmannとのコラボモデルの陸軌車仕様のウニモグU1400形モデル(39941)の無蓋車にクリスマスツリーを積載し、ウニモグもU1650形になっているとのこと。39941はLeonhard Weiss社の私有車両ですが、このモデルはDBAG所有となっています。
レイアウトでツリーを運ぶウニモグ陸軌車両が構内を走る姿は想像するだけで楽しいです。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー