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Tag der offnen Tür 2022 [Maerklin-Allgemein]

メルクリンが年に1度IMA(国際鉄道模型展示会)と1年おきにゲッピンゲンのメルクリン本社などで大規模に行なっていた「Tag der offnen Tür」ですが、 今年は9月16/17日に再び開催予定になっていましたが、コロナ禍は今なお蔓延状態が続いていることもあってか、今年の開催も中止が決定されたとのことです。(以下メルクリン公式サイトのイベントスケジュール)

Events und Messen | www.Märklin.de

今年は、ワクチン接種も進み世界中のメッセやイベントも再び開催されることが出てきましたが、メルクリンでは中止の決定が下されました。模型ではなく実車の展示になりますが、9月にはベルリンでInno Transが開催予定です。こちらは今の所、予定通りに開催するようです。
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Orient Express Paris - Wien [欧州鉄道]

既にここの読者の皆様は、既に当ブログでも記事にしたのでご存知かと思いますが、ベラルーシとの国境近くのポーランドに留置されていた旧NIOEのCIWL客車群がフランスに輸送されました。それら客車群はレストアを受けたのち、2024年よりAccorグループとSNCFの元でOrient Expressの名称でParis-Ost - Wienで運行を開始することを発表しました。そのニュースは世界のCIWLファンに瞬く間に拡がり、歓迎されたわけですが、日本語でも以下ページでアップされていたのでシェアします。

伝説の豪華列車『オリエント急行』、パリ・ウィーン間で復活へ

この記事では、この「オリエント急行」と現在主にロンドン - ベニスで運行されているBELMOND社のVSOEとは異なることを記していますが、イメージとはいえ掲出されている画像が全てVSOEのものなので、VSOEと混同してしまう誤解を招きかねないようにも感じられます。
またCNNのウエブ日本語版では以下のような記事も配信されています。

鉄道ファンがオリエント急行の「謎」を解明するまで

「アコーの野望は、補修して当時の神話や伝説をそのまま再現し、唯一無二の列車にすることだ」と書かれてあるように、あくまで動態保存であることをベースに、VSOEとは異なるオリジナルを大切にした復活を私は大きな期待をしています。

これらの記事と現在Accorグループの所有しているCIWL客車の情報を合わせると、今回の復元は17両、現POEの編成も含めて24両の陣容になるということで、VSOEの保有車両数に迫るものです。
今回のレストアされる車両にはプルマン客車も少なからずあり、かつて欧州の豪華昼行客車列車としてMITROPAの運営によるRHEINGOLDと共に競い合ったCIWLプルマン客車のみで組成されたPULLMAN-EXPRESSをParis - Brussel - Amsterdamなどに走らせるという夢も叶えたくなります。

模型の世界では、おそらくL.S. ModelsなどCIWL客車をリリースしているメーカーはもちろん、NIOEとして日本にやってきたCIWL客車を全車Nゲージで製品化したKATOさんも再現可能なはず。おそらくNIOEよりオリジナルに近い姿となるはずなので製品化を期待したいと思います。

更に言えば....メルクリンH0ではここ数年SNCFやSNCBなどの急客用蒸気機関車のリリースもあり、そろそろCIWLの鋼製客車もリリースしてほしいと期待せずにはおれません。ただ、これらCIWL客車は版権も厳しいようで、価格も高額になることが予想されるので、ファンが満足のゆくそれなりの仕様(室内照明装備、中央制御によるデジタル化、ダイカストによる全金属製、フルスケールなど)での開発も必要ではないか..と思います。

何れにしても2024年のOrient Express復活を楽しみにしたいと思います。

Special Thanks: M.K.さん
タグ:CIWL ACCOR SNCF
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Deutsche Bahn AG tritt Star Alliance ein. [欧州鉄道]

ちょっとびっくりなニュースが飛び込んできました。
Lufhansaを始めANAやThai航空などが加盟するスターアライアンスに初めて航空会社以外の鉄道事業者が加盟すると言う発表があったそうです。

スターアライアンス、初の非航空系メンバーとしてドイツ鉄道の加盟を発表へ

どうやらこうした動きは、昨今の環境問題に起因した航空機移動による「飛び恥」意識が欧州では常識的になりつつあることを示唆するもののようです。
この動きは、スターアライアンスなどが航空事業者による連合から移動全体を網羅した連合体に変化する兆しと言えるのかも知れません。

さて、JRさんはこうした動きをどう見るのでしょうか?


[追記]
その後、DBのスターアライアンス加盟の背景がわかってきました。実はLufthansaの国内線が全廃になるそうです。以下情報ソースです。

Schafft die Inlandsflüge ganz ab!

これは以前から環境負荷の大きな航空機の短距離便については問題視されてきたことから、DBとLHのパートナーシップができており、20年前からAirRailと言う形でDBの主要24都市への鉄道利用がLHで購入できました。今回のLH国内線の全廃で、将来的に全てのスターアライアンス加盟25社がDBを利用できることになるようです。
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